『Web時代の出版とKindleの10大発明』発刊

本誌は、書籍出版企画として「デジタル出版シリーズ」を刊行することとし、『Kindle以後10年』3巻本を準備していますが、4月より「BOOK I:Web時代の出版とKindleの10大発明」(著者:鎌田博樹)を発行する運びとなりましたのでお知らせいたします。(とりあえずKindleでの提供となります)

概要

Kindleの登場から10年が経過した。その後に起きたことの多くは、当時では予想できなかったことだ。クラウド・ストアと読書デバイスのほかに、出版のサプライチェーンに沿って、次々と繰り出されるサービスは、それまで出版界が目にしていなかったものだった。Kindleの延長に、出版社や書店やオーディオ出版、スマートスピーカーといった新旧のビジネスまでが登場することは、周到なプランがあったことを窺がわせる。それによって創出された市場は、最初からクロスメディアでグローバルで、しかも正確に拡大を続けている。われわれは、いま改めてKindleが何であったかを見つめなおすべき時にいる。それを評価する中から、グーテンベルク以来の出版のデジタル転換の方向が見えてくると思われる。本書は以下の疑問に答えることを目ざしている。

  • アマゾンのプラットフォームとビジネスモデルとは何か
  • アマゾンはなぜ出版に目をつけたのか
  • アマゾンは出版をどう変えたいのか
  • デジタル時代の「本」とは何か
  • Kindleプラットフォームは他とどう違うのか
  • Kindle市場はまだ成長しているのか
  • 出版のデジタル転換とは何だったか
  • Kindleだけがなぜ成功したのか
  • KDPはなぜ必要だったのか
  • 出版社の戦略はなぜ機能しなかったのか
  • アマゾンはなぜソーシャルな読書空間を必要としたのか
  • アマゾンはなぜ「街の書店」を必要としたのか
  • アマゾンは紙の出版を必要としているのか
  • 「アマゾン出版」はどこが違うのか
  • Echo/Alexaは出版をどう変えていくか

本書の構成

1. Kindle:ガジェットにあらず
2. メディアとしてのストア:ユーザーレビュー
3. パーソナライゼーション:顧客志向のAI
4. 著者の自立環境:KDP
5. オーディオ出版:Audible
6. 定額制:Kindle Unlimited
7. デバイスの非ガジェット化:KindleからEchoまで
8. 読書空間の社会化:Goodreads
9  デジタルがアシストする書店:AmazonBooks
10. デジタル時代の出版社:Amazon Publishing

続巻として以下を予定

BOOK II:リアルとデジタルを超えるビジネス
BOOK III:新出版論:デジタル・本・読書

Print Friendly, PDF & Email
Send to Kindle
Pocket

Share

Speak Your Mind

*