Bookbubがオーディオブックに参入

BookbubはE-Bookのキャンペーン・プラットフォームで、出版社やインディーズを中心に広く利用されているが、3月5日の発表で新たにChirp というオーディオブック対象のプログラムを開始すると発表した。なお高成長を続ける唯一の出版市場に目を向けるのは当然だ。Audibleが8割近いシェアを持つ市場でパートナーとしたのは配信サービスの Findaway。

Findawayと提携、Audible追撃へ

提供を開始したベータ版では、Chirp の対象タイトルは出版社が提供し、E-Bookを担当している BookBub/Featured Dealsの編集者チームがキュレータを務め、配信はFindawayが行う。現状ではまだ100点に達していないが、立上げの時点には出版社の数も揃うと思われる。タイトルの販売価格は1~5ドル($0.99 - $4.99)。ユーザーはFindawayのアカウントが必要で、聴取はAndroidと iOSアプリ、あるいはWebサイトで行う。

オンライン市場では、人々は価格に敏感になり、キャンペーンを使った小売価格「操作」が販売の成否に影響することは、米国では常識となっている。読者が増えてアマゾンのランキングが上がることで、キャンペーンが終了した以後のっ販売に好影響を与えたり、別の本も売れたりする可能性が高いからだ。オーディオブックは、相対的に価格が高く、これまでは高所得層が多かったので、キャンペーン・マーケティングは新しいテーマとなるだろう。

The Digital Readerは、書店を顧客とするChirpがLibro.fm(シアトル)のようなオーディオブック・ストアにとって意味を持つと考えている。しかし、ユーザーの利用環境をシンプルにする必要があるだろう。またAudibleが価格で対抗するかどうかも明らかではない。Bookbub/Chirpの課題は少なくないが、Audibleに価格/マーケティングでの競合が登場することは好ましい。 (鎌田、03/07/2019)

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