本誌は2009年11月に開始したEBook2.0 Forumを土台に、そのスピンオフとして2010年9月22日号(Vol. 1, No.1)からスタートしました。この1年間に400本あまりの記事を、購読会員および一般の方々のためにご提供しましたが、テクノロジーの本質を捉えたユニークな内容は、多くの方々から高い評価をいただいております。具体的には次のようなことががあります。
- 米国に始まった歴史的な「E-Book革命」の本質、規模、速度を適確・正確に伝える。
- メディアタブレットとしてのiPadの位置づけ、E-Readerとの違いを示した。
- 一時流行した「Kindle vs. iPad」の対比を批判。両者が異なることを示した。
- EPUBやXMDFなど、各種フォーマットの問題について的確な指摘を行った。
- 流通、印刷、ITを含め、デジタル出版のインフラを構造的に捉え、動向を伝えた。
- プラットフォームとは著者・作品と読者をつなぐ「読書(体験)環境」であることを示した。
- いわゆる「カニバリズム論」の虚構性を指摘し、出版が成長産業であることを示した。
- 日本の「電子書籍」ビジネスの問題点を指摘し、出版の改革の必要性を述べた。
- 公共的視点から、DRMの様々な問題点を指摘、新しい合意の必要性を述べた。
- E-Bookの価格問題に関するアプローチを、様々な事例を通じて紹介した。
- 業界をリードするアマゾンの戦略とビジネスモデルを客観的に分析した。
- 米英だけでなく、大陸欧州、中国、ロシアなどの市場の動向を伝えた。
- 教科書出版がコンテンツ販売からサービス・ビジネスに転換する動きを伝えた。
読者紹介:このような方々を中心に会員購読いただいております。
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