Vol.3, No.29, 04/04/2013

04/04/2013 通巻133号|♥=会員向け記事(有料)|新規申込ログイン
ANALYSIS & COLUMN
ネット視聴サービス合法化で変わる米国TV業界(♥)

Aereo_logoTVの放送映像をWebで録画/視聴できるAereoの「ストリーミングTV」サービスに対する差止め請求を審理していたニューヨークの米国連邦控訴審裁判所(デニー・チン裁判長)は4月1日、これを適法とする判断を下した(→判決書)。Aereoは1日1ドル、月8ドルでモバイル/インターネット・サービスが提供できるようになり、同時にチャンネルをパッケージ販売する現行の有料TVのビジネスモデルに打撃を与える。これはTVの歴史における新しい1ページを開くことになりそうだ。変化は目前に迫っている。[全文=♥会員]


ソーシャルリーディングの価値とは何か(♥)

SReading億ドル台と言われるアマゾンのGoodreadsの買収は、最近の最大の話題になった。Kindle以降に生まれた純粋なE-Bookベンチャーが、バブルでもない状況で8桁に評価されたのは、その価値を表している。それは同時に、ソーシャルリーディングとその機能、可能性というものに対する評価でもある。アマゾンなどのプラットフォームは、なんらかのソーシャル機能を持っている。しかしそれだけでは十分ではない。では何がGoodreadsを特別なものとしたのだろうか。[全文=♥会員]


富士ゼロックスの“20世紀”型ドキュメント・アプリ

document富士ゼロックスは3月27日、モバイル環境での文書活用を支援するAndroidアプリ「モバイル統合アプリケーション for Android」を4月10日から販売開始すると発表した。1月のiOS版に続くもので、主として同社のクラウド・サービス Working Folderや、Web対応の統合ドキュメント管理システムDocuShareなどの基幹製品/サービスと連携し、タブレットやスマートフォンでのハンドリング(表示・編集・印刷・送信など基本操作)をサポートする。価格は5万円(5ライセンス)から。[続きを読む]

E-BOOK KEYWORDS
ソーシャルリーディング

social_media2出版はもともと社会的 (public)な行為なのだから、読み方も社会的にされて不思議はない。実際、本が貴重だった近代以前は「音読、共有」が読書の基本であり、したがって知識空間を共有することが出来ていた。近代以後はもっぱら「黙読・孤読」が基本になったが、以後人々は「どう読んだか」よりも「何を読んだか」を気にするようになった。共有されないのは、出版社には嬉しいだろうが、本の数が増えすぎてしまうと、そうも言っていられなくなってきた。マーケティング費用が嵩むのだ。[続きを読む]

NEWS & COMMENTS
ReDigiの中古コンテンツ商法は「違法」と地裁判決

ReDigi米国連邦地裁(ニューヨーク南地区)のリチャード・サリバン判事は3月30日、ReDigiの音楽ストアが「著作権侵害のセンターになる」として差止めを請求していたキャピトルレコード側の主張を認める略式判決を下した(→判決書)。現行法では第三者のサーバに移転した時点で違法複製が成立し、中古コンテンツ販売の可否は立法府の判断に委ねられるという判断だ。この問題は議会に舞台を移して継続する可能性が強い。少なくとも、古書と同じような中古市場が年内に米国で生まれる可能性はほぼなくなった。[続きを読む]


アマゾンがソーシャル・サイトGoodreadsを買収

goodreadsアマゾンは3月28日、会員数1,600万人のソーシャルリーディング・サイトを運営するGoodreads(サンフランシスコ)を買収した。金額は発表していないので、次の決算発表まで明らかにはならないが、安くはないだろうと推定される。注目は「バイ・ボタン」がKindleだけになるかどうかだが、当面は変更されない。サイトはそのまま残り、編集内容や推薦などに関して完全な独立性を保つとしている。アマゾンの買収目的は何か、この最大のソーシャル・リーディング・サイトはどこへ行くか。それを考える前にまず事実関係を。[続きを読む]


コンテンツ産業活性化へ刺激策を模索するEU

EUUSFlagsEntw最近開催されたパリのブックフェア (Salon des Livres)では、デジタル化への軌道に乗った米国と対照的な欧州の現状が浮き彫りにされた。英国を除いたEU加盟国の多くでE-Bookの販売シェアは2%以下。2%を超えたのが1ヵ国だけという状態だ。アマゾンやKoboが参入した昨年後半から上向いているとはいえ、マンガを除いた日本と変わらない。デジタル化の遅れに対する危機感を深めている欧州委員会は、出版業界に期待するのではなく、より大きな環境整備を構想しているようだ。[続きを読む]

CLIP BOARD
Scroll Up