Vol.3, No.34, 09/05/2013

09/05/2013 通巻138号|(♥)=会員向け記事(有料)|ログイン
ANALYSIS & COLUMN
ショート・コンテンツ市場の発見と創造(♥)

short_storiesNYタイムズは4月22日の読書欄でアマゾン出版の Kindle Singles を取上げた記事を掲載した (By Leslie Kaufman, 4/22)。これまで実績など詳細が明らかでなかったこのショート・コンテンツの状況をデイビッド・ブラム編集長とのインタビューから聞き出すことに成功している。27ヵ月で345点という出版点数(価格は1~3ドル)に対して、販売数は500万(月間18.5万、毎日6千)というと相当な規模だ。しかし、戦略的意図はそれ以上に重いものがある。[全文=♥会員]


データから読むインディーズ出版のノウハウ

MarkCokerSmashwordsmini自主出版サービス Smashwordsの創業者マーク・コーカーCEOは、5月2日にカンサスシティで開催された RT Booklovers Conventionで講演し、同社が行った調査データをもとに、本のマーケティングに有用なアドバイスを行った。標題、長さ、価格、表紙と販売との関係について興味深い事実が示されている。ここでは、簡単に紹介しておこう。価格を安くすること、大勢に従うことがベターであるとは限らないことを読み取っていただきたい。[続きを読む]

NEWS & COMMENTS
オライリーがTOCから撤退:議論からビジネスへ

TOCTOC (Tools of Change) Conferenceを主催しているオライリー・メディアのティム・オライリーCEOは5月2日、今年をもってTOCから撤退することを表明した。すでにデジタル出版が普及したいま、出版とテクノロジーの対話の場を提供することから、独自のツールを市場化することに集中する、としている。2007年サンノゼで第1回を開催して以来、新(Web)世代の出版技術の発展方向をリードしてきたTOCは、7年でその役割を終えることになった。[続きを読む]


加熱する自主出版ビジネスに初の集合訴訟(♥)

AuthorSolutionsペンギン傘下の有力自主出版サービス Author Solutions (ASI)に対して、4月26日、ニューヨークの法律事務所(GSAS)を通じ、少なくとも3名の著者から「詐欺的商行為」を伴う「契約違反」があったとして500万ドルの懲罰的賠償を求める集合訴訟が提起された。ASIは業界では最も多くの顧客を持つが、クレームが多いことに目をつけたロー・ファームが訴訟を仕掛けたことで、この新興ビジネスの裏事情を含む多くのことが明らかにされそうだ。それによって、このビジネスが社会的に定義される。[続きを読む]


近づくアマゾンKindleの中国フル稼働

AmazonChinaアマゾンは先週、Amazon Appstoreの中国語サイトを立上げた。昨年12月のKindleストアに続くもので、先月にはCloud Driveサービスも始めた。KindleとKindle FireデバイスをベースとしたKindleエコシステムをフルスケールで始めるまであと一歩というところだろう。アマゾンは一連のオペレーションを、むしろ目立たない形で進めており、年内に7型Kindle Fireを100ドル以下で販売して一気に浮上するものとも観測されている。しかし、すでに地元企業との前哨戦は始まっている。[続きを読む]

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