「もののけ」は誰でも怖れる。日本語の「もの(物)」という言葉には、ずしりと重い響きがあり、ものの「本」と同様に、経書や仏典などにもこれが使われた。小山先生によれば、「もの(物)」の「け(怪)」は、「正体不明の霊」を意味し […]
ブックガイド
ブックガイド:「もののけの日本史」
かつて「怖れるべきものは恐怖だ」とか勇ましい標語が飛び交ったが、人間の愚かさには限りがないことが分かる。Webが一つの「限界」だという気がしたが、やはり歴史には終わりはない。循環的世界のほうが真実に近いようだ。 実際、わ […]