オープンソースの世界を聴く(1)

オーディオブック(聴く読書)の世界は、誰にとっても広く、深く、そして楽しいものだが、それをWebで最も簡単に知っていただくため、おカネをかけずに愉しむ方法を探り、共有してみたいと思う。オーディオブックはWebで広がったものだし、Webは誰もが遠い世界を知り、体験するためにあるものだからだ。それは紙の本よりずっと身近なところにある。 … [Read more...]

Scribdがオリジナルを「定額」に

Scribdは4月3日、新たにScribd Originals という出版ブランドを立上げた。これは定額購読者を対象としたプロジェクトで、昨年のWired誌のカバー・ストーリーとなったジャーナリスト、ギャレット・グラフ氏の「ロシア・ゲート」ものノン・フィクションの 'Mueller' s War' が最初のタイトルとなる。 … [Read more...]

「Webメディア」ノート(3):デジタルの成熟(♥)

Scribdの「出版」戦略には、十分な根拠と先例がある。ほかならぬアマゾンだ。ゼロから大「出版社」をつくったこの会社は、雑誌から世界を見ていたニューヨークの出版人のアイデアを採用した。これを「雑誌の創造的脱構築」モデルと呼ぼうと思う。「雑誌」と「ライター」、「ショートコンテンツ」から出発する。[全文=♥会員] … [Read more...]

21世紀は音声出版の時代となる

[EB2Magazineマンスリー4月号] 出版にとって「デジタルの衝撃」が何であったかは、米国でも立ち位置によって、見え方は大きく異なる。しかし、出版市場における最大のサプライズは、誰が見ても「オーディオブック」だろう。これが一つのフォーマットという以上の存在となると考えた人は少ないと思われる。筆者もその一人だ。[全文=♥会員] ※特別公開4/10まで … [Read more...]

「Webメディア」ノート(2): 雑誌ビジネス

印刷(版)をベースにした(複製)ビジネスモデルは、あまりに万能なものだったので、出版だけでなく、印刷物を必要とする近代の多くのビジネス(新聞、書籍、広告、教育、音楽、各種情報サービス)に普及していた。その結果、関係者の間においても、そのビジネスがどのように「コンテンツ」に関係しているのかについて、明確にわからない状態が続いたように思われる。 … [Read more...]

Viz Mediaが米国でオリジナル・マンガ出版

小学館・集英社グループが米国で展開する Viz Mediaは、クリエイターを対象にした新しいマンガ自主出版ブランド VIZ Originalsを開始する。マンガにインスパイアされたオリジナル・ストーリーを審査・承認し、米国内でのマンガ/アニメ・イベントでの出展を支援するという新しいアプローチだ。創刊は来年の予定。 … [Read more...]

創業106年、Writer’s Digestの 米国F+Wが倒産

ニューヨークの総合メディア出版社 F+Wが3月10日、連邦倒産法第11章の適用を申請し、倒産処理手続に入った。日本の民事再生法にあたるもので、資産(1億ドル以下)は分割売却されるものとみられる。それに対して債務総額は 1-5億ドル。雑誌、書籍からコンテンツストア、イベントなどを多角的に経営していた。 … [Read more...]

「学術出版社 vs. 大学」が直接対決へ

Publishers Weeklyの記事 (Andrew Albanese, 02/28)によれば、カリフォルニア大学は、学術出版の世界最大手のエルセヴィア社の学会誌の購読契約を打切り、Open Accessの活用を推進すると発表した。高騰する購読料に頭を痛めた大学側が要求していた要求内容に、出版社が応じなかったためとされる。これは今年最大の事件となるかも知れない。 … [Read more...]

教科書のデジタル化は「経済性」で進む (♥)

米国のライス大学が運営している無料電子教科書提供団体 OpenStaxは3月1日、昨年1年間に提供した教科書が全米の48%の大学で220万人に達したと発表した。2017-18年度に無償教科書で節約された金額は、1億7,700万ドル分にあたるという。出版社団体のAAPは、2018年の大学教材の売上が7.2%下落したと発表しており、平仄が合っている。[全文=♥会員] … [Read more...]

Reedsyが新たにDiscoveryサービス

英国の出版マーケティング・サービスの Reedsy は、著者向けの Discoveryプラットフォームを発表した。出版の主体が「著者」に、サービスが「データ駆動」に移行したことを反映したものだが、「広告」を含めたアマゾンの著者サービスと対抗して独自の付加価値を訴求できるかどうかが注目される。 … [Read more...]

Webを使えない紙時代の習慣

デジタルはアナログを模倣するところから始め、しだいにデジタル本来の可能性を開拓し、機能を使うようになる。とはいえ、新聞や雑誌、書籍などの活字系は、紙出版の伝統的なプロセス(の制約)をそのまま引き摺ったことが多く、立ち止まったまま動いていないところが少なくない。10年を超えているのにということだ。 … [Read more...]

Web出版の荒野:開拓と自立 (♥)

Kindle以後に生まれた「自主出版」という現象は、「E-Book価格問題」と同様、本誌が追いかけ、考え続けたテーマだった。これはいかにもアメリカ的文化・社会現象であると同時に、「Web時代の出版」という世界的テーマへの有力な回答であった、著者/読者は、それまでのような本も出版社も書店もない荒野で、出版が何であるかを体験したのである。[全文=♥読者] … [Read more...]

米国「著者出版」の10年と出版ビジネス

自主出版の10年を回顧して、GoodeReader (02/20)のマーシー・ピルキントン編集長が「出版契約の夢は死んだのか?」という興味深い記事を書いているので紹介してみたい。こういうタイトルが、出版コンサルタントとして活動する同氏から浮かぶとすれば軽いことではないだろう。21世紀に出版社とは何か。それはどうもおカネではないようだ。 … [Read more...]

Kindle「インディーズ無料マンガ」第2ラウンドへ

アマゾンジャパンは2月13日、昨年夏に始まった「Kindleインディーズマンガ」に合わせて設定した「インディーズ無料マンガ基金」を19年も継続すると発表した(新たに総額5,000万円を分配する)。「読者と収入」という、クリエイターがまず必要とする2つのものを提供するプログラムは継続されることになった。アマゾンのブログ 'Day One' で紹介されている。 … [Read more...]

アマゾンが駆動する「贈与の経済」(♥)

サッカーという巨大ビジネスでは、新興国から先進国まで「育成システム」が明確に意識されてきた。選手一人の移籍金が100億円を超えても誰も驚かない時代に、才能発見と育成と移籍(販売)は、超国家レベルの関心事となって当然ということだ。ではなぜ「クリエイティブ」には僅かな投資を惜しむのだろうか。アマゾンはそう考えない。[全文=♥会員] … [Read more...]

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