「出版」はいかにして復興するか:ロシア (♥)

ロシアでは、大規模書店チェーン(ネットワーク)の合併で、流通主導の市場拡大が進行している。これまではオンラインが成長の鍵を握るという見方が強かったが、これまでインフラの整備が遅れていた書店=印刷本市場が成長機会を与えられたことが理由のようだ。伝統的な「読書大国」の成長は、ビジネスを超えた本の力を示している。 … [Read more...]

メディア「読書欄」の変容と復活 (2) (♥)

ニュース系出版社が、本との関係を変えるきっかけとなったのは、マスメディアの地位が低下し、Webの影響力が上昇したことだ。しかしWebにおいても、持続的に影響力を増しているノードが「本」である。出版社は読者と彼らの活動をつなぐのは、自分でも信じられない「ニュース」ではなく共通のノードであることを知った。[全文=♥会員] … [Read more...]

メディア「読書欄」の変容と復活 (1)

米国の主要メディアが競って「読書欄」を拡張している。本の市場が急に活性化したわけではない。それどころか、景気も出版も停滞し、余暇の読書は減少し、フィクションは売れない。暗い気分が広がっているのだが、これはどう考えたらよいのだろうか。コロムビア大学の評論誌CJR (12/03)では、ライターのサム・アイクナー氏が考察している。 … [Read more...]

E-Inkが新しい手書き入力JustWrite

E-Inkは11月30日、独自の電子インク技術を使った新しい手描き入力技術 JustWriteを発表した。東京で開催された、デジタルインク+文具のイベント Connected Ink 2018で公開されたもので、商品化の方法は未定だが、電子ペーパーとスタイラスを用いる方式より自然な体験を提供するもので、さまざまな可能性がある。 … [Read more...]

「出版社」は復活するか

出版は秋冬に活性化する産業のはずだが、米国出版界は日本に続いていよいよ萎縮症状が顕著になってきた。週間データ(NPD BookScan)でみる印刷本の発売部数は、前年同期比で5.3%減。大家の作品が並ぶリストを見る限り、衰退を感じさせるものはないのだが、読書家によると「表紙を付け替えただけの旧作が多く、新鮮さがない」という。 … [Read more...]

カナダで著者収入が「危機的水準」に?

日本では「作家の収入」が話題になることはほとんどない。カイシャである出版社の収入は問題になっても、「業界」を持たず、「巨額」にならない個人の収入(あるいは印税総額)などはどうでもいい、というのが慣習なのだろう。しかし、出版の伝統がある国ではそう考えられていない。著者は出版を支える重要な存在で、文化行政の関心事でもある。 … [Read more...]

出版市場とデータの歴史 (2):闇から光明へ(♥)

何によらず、正体が分からないものはまず疑う。これは健全なことだ。まして「出版」という社会の共有環境に関してはそうだ。しかし、旧いものが信じるに足らず、すべて自分で見極めなければならない時もある。Webで物理的世界の常識が通用しないいまのメディアはそうだ。Web25年で起きたことを振り返ってみよう。[全文=♥会員] … [Read more...]

「オーディオ」が起動する出版の世界再編

米国の大手出版社の四半期決算が発表され、オーディオブックの成長の勢いは止まるところを知らない。すでに出版社の成長の原動力となっているが、紙あるいは活字と比較されるレベルに届くのも遠くはないだろう。欧州的秩序のもとにあった出版産業の再編がここを起点として始まる可能性は高い。 … [Read more...]

E-Readerが「オワッタ」のは日本だけ? (♥)

E-Readerを中心にウォッチするブログ Good eReader は、サイトのアクセス数から、2018年が久々に活発な年となったと述べている (11/12)。デバイス技術の改善と2010-14年の最初のブーム期のユーザーの買替え需要が背景にあると見られるが、28機種以上がリリースされた事実は、「オワッタ」論を沈黙させるものだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

Digital Book World、南へ行く

F+W Mediaが放棄したDigital Book World (DBW)は、昨年新興の Score Publishingに売却されていたが、10月3日からカントリー音楽の中心都市で開催された。基調講演に立ったのは、Author Earningsで知られる出版データのアナリスト、「データ・ガイ」。BookStatという出版データサービスを立上げた人物だ。 … [Read more...]

「マンガ」のレイアウトを考える (1) 連続性 (♥)

9月18-19日に東京の慶応大学で開催されたW3Cワークショップの議事録とレポートが公開された。「デジタル出版物のレイアウトと表現:マンガから雑誌まで」と題したイベントについては筆者が記事にしている。今回発表されたのは、スタッフの速記に基づく議事録で、このテーマに関心を持つ者にはとても有用かつ貴重なものだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

ポリティカル「ノン・フィクション」の反文明

FBF2018は10月14日に全6日間の会期を終了した。Publishers Weeklyの3人のベテラン・ライターは「安定」という言葉で総括したが、この安定は、嵐の中の不思議なバランスによってもたらされた不思議な状態であって、ふつうの意味での「安定」ではない。そのことは、出版関係者の多くが意識している。 … [Read more...]

E-Book 2.0 Forum “Version 2″へ向けて (1)

いま出版は、誰が見ても病的な状態にある。出版だけではない。社会が病気で、それはかつての「先進工業国」に共通した現象でもある。現在と将来の「生活」に不安を持ち、それまでに得た「自信」を失い、つまりは「意味=価値」が揺らいでいる。本来、社会を見つめる視点を提供し、病気を治す知恵をもたらす、生きる力を取り戻すはずだが、その医者が病気なのだ。 … [Read more...]

FBF2018:オーディオブック登場 (♥)

オーディオブックが米国で大きなトレンドになっていることは、本誌がお伝えしてきた通りだが、FBFでも今年から Audiobook Conferenceをレギュラー・プログラムに組み込んだ。つまりこれが「ブーム」ではなく、世界的な現象であり、様々な角度から取り上げる必要があるものとして認知したことを意味する。[全文=♥会員] … [Read more...]

WordPress 5.0最終リリース予定発表

WordPressの最新版 (5.0-Gutenberg) については本誌でも取上げていたが、11月19日にリリースされることが発表された。「バザール型」のオープンソース・プラットフォームの大改訂だけに、プラグインやサービスなどでコミットしているすべての関係者を満足させるものとはならず、失敗のリスクを覚悟しての改築・改装となる。 … [Read more...]

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