アップルPages で子供が拡張E-Book製作

アップルがOfficeに対応するiWorkシリーズのワープロ「Pages」を進化させている。スジはよく、EPUBをサポートするということで、iBooks Authorとの関係が気になるが、こちらは基本的にモバイル・ワープロということで、教育などグループ環境でのテンプレートの使用を想定しているようだ。いずれにせよ、出版にプロ用ツールが必要だった時代が遠くなるかもしれない。 … [Read more...]

「ヘイト」か「出版」か

今日の出版界が直面する世界的問題の一つに「ヘイト本」や「フェイク本」の問題がある。これは出版につきまとう問題で、それ自体はデジタルとは関係がないが、出版の環境が変わった現代には別の対処が求められる。英国の反レイシズム団体、Hope not Hate は、ホロコースト否定本を販売する書店のリストを公表し、撤回をもとめる運動を始めた。 … [Read more...]

A-Book自主出版のネットワークが拡大

自主出版支援サービスのSmashwordsは、オーディオブック配信プラットフォームのFindawayと提携してA-Bookの制作支援を始める。AudibleのACXに対抗するFindaway Voicesを使うもので、同じような動きとしては Draft2Digital が昨年に契約している。非アマゾン系のA-Book環境がFindawayを中心に形成されてきた。 … [Read more...]

「E-Bookはくだらない商品」?(♥)

アシェット・グループの親会社ラガルデール出版のアルノー・ヌーリCEOが、Kindle以後10年を振り返った最近のインタビューで「E-Bookはくだらない商品」と発言してひんしゅくを買っている。出版者としてあり得ないこの発言には、デジタルへの抜きがたい嫌悪感があるが、ではなぜ止められないのだろうか。[全文=♥会員] … [Read more...]

読書空間と出版市場 (1) 本が生まれる前 (♥)

アマゾンの Kindle Singlesの「プラットフォーム化」の動きが鮮明になってきた。では今回は何のプラットフォームをどこに構築しようとしているのか。これは制作や流通といったものとは違う次世代のプラットフォームだ。それは本がまだ生まれる前の「原始空間」にフォーカスしている。(全文=♥読者) … [Read more...]

新聞電子版の月額購読料平均は10ドル

米国新聞協会(API)は2月14日、電子版購読料金の現状に関する年次レポートを発表した。平均は週2.31ドル、月10ドル、年額120ドルで、前年(2016)の3.11ドルから若干安くなっている。印刷版購読収入、広告収入が低下するなかで、業界は「最適価格モデル」に基づく価格改訂を行っているはずだが、実際にはモデル(むしろ現実)を拒否しているようだ。 … [Read more...]

出版のブレイクスルーとなるSingles(♥)

Kindle Singles (KS)が過去5年あまりで確立(実際には復活)したのは、出版商品としての小冊子フォーマットの価値であった。「価値」は著者・出版社、書店、読者にとって同じではないが、単純に言えば、まず著者と読者に支持され、出版社と書店を兼ねたアマゾンによって推進されることで、「三方一両得」ということになった。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンKindle Singles の方向転換

印刷本(書店陳列本)のサイズに適合しない短編・小論をシリーズ化したKindle Singles (KS)は、2011年にスタートし、定着しているが、編集長の交替で編集方針を一変し、公募方式から重量級作家への直接委嘱方式にして業界を驚かせた。効果は一目瞭然で、Kindle発の「ビッグネーム」がベストセラー上位を独占している。その意図は何か? … [Read more...]

オーディオブックにもインディーズ (♥)

Googleは1月23日、オーディオブック・プラットフォーム Google Audiobooks を日本を含む世界45ヵ国、9ヵ国語で立ち上げた。アマゾンと同様、複数のプラットフォームとスマートスピーカでも聴くことが出来る。そしてもう一つの注目点として、A-Book自主出版のエントリーを期待して Google via Findaway Voices (GFV)もスタートした。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンの大型企画で高騰する版権市場

Wall Street Journal によれば、アマゾンがオーディオ出版権の大規模な買い付けに乗り出した。これはAudibleなどでの独占販売権を含むもので、定額サービスと結びつけることで、版権市場に大きな影響があると見られる。市場の急拡大とともに、アップルなどの新規参入によって米国のオーディオブック市場におけるアマゾンのシェアは40%台にまで低下したと言われる。 … [Read more...]

AEによる米国オンライン出版市場の概観

AuthorEarnings (AE)レポートのデータは新たに詳細化されており、今後の分析につながるデータが公開されている1。個人的に注目したのは、発行時期別の販売金額で、1年以上前のタイトルの販売総額が新しいものをしのぐということだ、E-Bookのマーケティングはなお不十分で、日本ではさらに市場自体が未開拓であることを痛感する。 … [Read more...]

出版最後のアナログ問題 (2): 戦略的サービス (♥)

大手出版社は、自前の生産設備への投資を進めている。生産と販売におけるギャップが印刷本出版の最大のボトルネックであるためだ。しかし、アマゾンは10年前からCreatespaceを通じてより効率的なシステムの開発を進めてきた。両者のソリューションの能力と成熟度は、今年にもその優劣を比較されることになるはずだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

「音声+スマート」の新成長戦略 (3)スマート

出版におけるデジタルが「フォーマット」だけに止まらないことは本誌がしつこく言ってきた。とはいえ、そこを越えなければ何も始まらないことも動かし難かった。Kindleの10年は、版に縛られたグーテンベルク以来の出版がもはや規範ではなく、回帰も不可能であることを示した。最初に独立したのはオーディオブックだが、影の主役が「スマート」であったことは見逃せない。 … [Read more...]

米国の「出版統計問題」が解決か!?

独自のオンライン出版統計を季刊で提供していたAuthorEarnings (AE)は1月22日、昨年2月 (Q1)を最後に更新を止めていたレポートを更新し、Q2-Q4のデータを一挙に公開するとともに、AEとは別にBookstatという本格的な(つまり有償の)出版データサービスをスタートした。米国の出版界を霧に包んできたデータ問題がこれで解消する期待が持てる。 … [Read more...]

マーク・コーカーが予測する2018年(♥)

2017年を乗り切ったコーカー氏は、2018年の予想に取組んでいる(記事参照)。先に「悪いニュース」を10項目述べて「よいニュース」7項目を続けるという独特のスタイル。合計すると相当に長文なので、できるだけ原文を参照いただくとして、ここではポイントだけを要約し、筆者なりのコメントを述べてみたいと思う。 … [Read more...]