19年前半の米国「出版社市場」は漸増

米国出版社協会 (AAP)は月28日、今年前半(01-06月)の統計サービス StatShot のデータを発表した。商業出版は前年同期比で3.8%増の34億5,390万ドル、教育・学術系は11.6%増の25億2,000万ドル。合計で60億ドルあまりとなった。E-BookとA-Bookを合計したオンライン・コンテンツは、前者で22.3%と4分の1に近づいている。 … [Read more...]

「時代は変わっている」とクーンツは言った。

翻訳や短編、ノン・フィクションなどで独自の領域を開拓してきたアマゾンの出版部門 (Amazon Publishing、以下=AP)が、米国を代表する作家の一人で日本でもファンが多い、ディーン・クーンツとの間で5つの契約を行ったことをPublishers Weekly (07/22)が報じた。創作力の頂点にある作家がアマゾンを選んだことは、出版の新時代を象徴するものだ。 … [Read more...]

Wattpadがインド進出本格化 (♥)

世界展開を強化しているWattpadは7月9日、インドのPenguin Random House India (PRHI)との提携を発表した。インドのライターをWattpadのプラットフォームを通じて紹介すると同時にインドでのWattpadユーザー拡大を図る形で協力関係を拡大する。とくに映画、TV、印刷本、デジタル・プロジェクトを視野に入れている。[全文=♥会員] … [Read more...]

コリンズの新作は「失われる前の世界」

「物語り」には「始まりと終わり」があるが、インパクトが大きい物語には「前篇」や「続篇」を付けて時間的に拡張することがある。『ハンガー・ゲームズ三部作』で全世界1億冊以上という記録を樹立したスーザン・コリンズとスカラスティック社は、来年5月19日に「前篇」を出版すると発表した。他方、傑作映画『シャイニング』の、原作者による続編も11月8日に米国で公開される。 … [Read more...]

出版は「大きな物語」をどうするか (♥)

ビジネスとしての出版は、様々なタイプの「大きな物語」を背景として形成されてきた。皮肉なことに、大きな物語を仰ぐことで他の物語を抑える傾向があるようだ。20世紀の末にWebとともに登場した「大きな物語」は、活字出版という型を超え、最初から「ソーシャル」を「グローバル」を目ざした。それは遅々として歩んできた近代出版の「追体験」ではない。[全文=♥会員] … [Read more...]

ボーダーレスなメディア世界 (♥)

Webは、コミュニケーション上の様々な境界の意味を弱める「ビジネスモデル」を可能とした。注目すべきことは、ストーリー・メディアの核となってきたのが出版であり、フィクションの源流がストーリーテリングにあるということだ。それは同時にオーディエンスを通じてコマースが必要とするUXという経営資源の蓄積につながる。[全文=♥会員] … [Read more...]

中国映画市場が2020年、米国を抜く!

米国映画産業の代表的ニュースメディアであるThe Hollywood Reporterは6月5日、中国の映画市場が2020年に映画産業発祥の地である国を凌駕して首位を占めるという米国調査会社の予測を伝えた。今年の興行収入(BOR)は米国の121.1億ドルに対して110.5億ドルと推定しており、成長率からみて、119億ドルと122.8億ドルと逆転するとしている。 … [Read more...]

Wattpadが仏語コンテンツで仏社と提携

Wattpadとアシェット系のLagardere Studiosは4月29日、フランス語コンテンツの映像開発に関して提携したことを発表した。「ストーリー」を核としたWattpadのグローバル展開は、フィリピンからフランスに及んだ。Wattpadのようなプラットフォームは各国で続いており、ここは出版社と提携して足場を固くする戦略と思われる。 … [Read more...]

21世紀の物語り:(3) 非完結性という力 (♥)

[EB2 Magazineマンスリー5月号] さて、共有の焦点は「物語り」だ。Webの「物語り」(storytelling)と印刷本の「物語」(story)の違いを明確にしておくべきだろう。「物語」は基本的に「完結」した「作品」で、多くは商品性で評価される、つまりは最初から「出版」の対象となるものだ。語りは違う。相手が違えば筋も変えるユルさがある。[全文=♥会員] … [Read more...]

ケータイ小説からWattpadへ (2):出発点と到達点 (♥)

著者と読者は「ストーリー」を通して強く結びつくが、そのゴールは必ずしも「本」とは限らない。なぜなら、物語りは続き、時に万単位の個人の「意識=UXのエネルギー」を動かし、そのことで商業価値と変換可能なデータを生み出すからだ。アマゾンが知っていたことに、Wattpadも追いついた。まったく別の方法で。[全文=♥会員] … [Read more...]

Wattpadがフィリピンで出版コラボ

人口1億人のフィリピン市場で成功しているWattpadは4月15日、マニラの大手出版社 Anvil Publishing と提携して若者 (YA)向け出版ブランド Bliss Booksを発表した。放送番組 Wattpad Presents で提携を続けているTV5がパートナーとなり、Wattpadのヒット作品をフィリピンで出版・販促する。ジャンルとしては「恋愛」が中心となる。 … [Read more...]

新しいUI/UXの誕生:フォルダブル

Googleやサムスンなどスマートフォン各社から折り畳める機能とデバイスが発表され、2019年はAndroid OSが「フォルダブル」をネイティブでサポートする。これでE-Readerも含めて、モバイルのフォルダブルがUIのパラダイムとなりそうだ。個人的にはこれが読書のモバイル化への推進要素となるように思われる。 … [Read more...]

メディアを超えたヒットはWattpadで生まれた

15歳の時(2010)にWattpadで書き始めた初恋小説 'The Kissing Booth'で多くのファンを獲得した英国のベス・リークルスの作品が、ランダムハウス社による出版を経て、今年5月Netflixによる映画版がさらにヒットして話題になった。大学を卒業した彼女は、今年23歳で「恋愛小説家」となっているが、Forbes誌の記事は、Wattpadというソーシャルな創作環境について改めて注目している。 … [Read more...]

アマゾンは映画館を再構築できるか? (♥)

Bloomberg は、アマゾンが映画館チェーンの Landmark Theaters の買収交渉を行っていることを伝えた。内容は秘密で結論は見ていないが、アマゾンが映画でも「オンライン+リアル」という路線を踏襲していることは明確になった。 Amazon Booksのほうは、現在21店目が準備段階に入っている。[全文=♥会員] … [Read more...]

Kindle インディーズ・マンガは上々のスタート

アマゾン・ジャパンは8月10日、「Kindle インディーズマンガ」の開始1ヵ月時点でのダウンロードが数十万回を達成し、既読ページ数が累計100 万ページ以上になったと発表した。この好評を受けて、無料マンガ基金の8月度の分配金を、前月度の1.5 倍の300 万円以上にすることを決定した。また「上位20名」としていた分配金の支給対象を増やす、としている。 … [Read more...]

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