サードパーティ販売の増加で不況知らずのアマゾン決算

アマゾン本社は2018年の決算を発表し、売上が31%増の2,329億ドル、利益は3倍増の124億ドルであったことを明らかにした。成長の増加分は主にサードパーティ販売の貢献が大きく、Q3のホリデーシーズンの販売件数では通常販売分を上回った。アマゾンの「購入ボタン」を使用する出版社や著者が増えていることとも関係がある。 … [Read more...]

マンスリー・レビュー:印刷の21世紀 (♥)

[EB2 Magazineマンスリー・レビュー 2月号] 1月に最も読まれた記事の1本は、「アメリカの「大凸」が年内に合併!」という年明け早々の記事だった。出版印刷の最大手2社のことを「大凸」と呼ばせていただいたのだが、すぐに意味は通じたようだ。印刷は近代出版の母体であり、聖書の印刷で始まった「出版」は「紙幣」とともに印刷の社会的地位を象徴していた。 … [Read more...]

21世紀のメディアとマーケティング(♥)

[EB2 Magazineマンスリー・レビュー 2月号] Web時代にマーケットはコンテンツではなくコンテクストに感応するようになった。印刷という「高信頼、非同期、低精度」のメディアは「低信頼、同期、高精度」のWebソースに広告を奪われ、有効なコンテクストを再発見する戦略を必要としている。そこで今年の page 2019のテーマは、「デジタル×紙×マーケティング」となった。問題はその先だ。「お客様」探しの連鎖にどう対応するか。[全文=♥会員] … [Read more...]

E-Book価格戦争小史(4):Web出版

メディアはグーテンベルク以来の転換期にある。「版」はデジタル化に仮想化されて威光を失い、「私語」をソーシャルに共有できるWebコミュニケーションは、逆に在来「メディア」本来の仮想性を白日の下に晒して秩序は瓦解する。芸能、学校から国際関係まで、あらゆる「社会」に広がる「学級崩壊」状態は、すべてデジタル/Webから、ほんの20年あまりの間に起こった。 … [Read more...]

Alexaデバイス「1億個超」を考える

アマゾンのデイブ・リンプ副社長は、Alexa/Echo関連の従業員が1万人以上に達し、これまでに販売したデバイスは1億個を超えたことを明らかにした。カテゴリ別やメーカー別の内訳はないが、「音声エージェント」をプラットフォームとするエコシステム(ホーム・マーケット)の規模は推定できよう。出版業界にとって新しいチャネルである。 … [Read more...]

印刷会社の「アマゾン戦略」(♥)

印刷ビジネスが21世紀にも安泰であることは、疑われていなかった。文字とグラフィックに関わるすべての技術はコントロールしていたはずだった。予想外だったのは、その技術が常識を超えた速度で紙を超え、ケーブルを超えて遍在するメディアとなったことだろう。[全文=♥読者] … [Read more...]

アメリカの「大凸」が年内に合併!

2018年の米国出版界では、目立ったM&Aが出版社にはあまり無く、逆に流通と印刷での大型案件が相次いだ。イングラムとB&Tの話は長くなりそうだが、関係者はそれほど多くない。一方で、出版印刷トップの2社の合併は今年半ばにも決着しそうだ。しかし、こちらはメディア全体への影響が大きいとみられる。印刷ビジネスモデルの再構築の過程にあるものだからだ。 … [Read more...]

「過去」が失われつつある現実 (1)

USA Today紙 (12/18)が、統計上過去10年で大幅に雇用を減らしている24業種をリストアップした中に、本のインフラに直接関連したものが少なくとも3つあった(書籍・雑誌流通卸、書店・新聞販売、印刷支援)。歴史的に「紙の出版」を支えてきた印刷と流通において、崩壊的な事態が進行中であることを示すものだ。とりあえず事実を共有していただきたい。 … [Read more...]

「過去」が失われつつある現実 (2)♥

米国社会では、2000年代後半以降、目立った社会の変化が始まった。それは個々の産業や活動でではなく、産業・社会活動を動かす知識とコミュニケーションに関わるものだったために、変化は連続し、加速し、限度を知らないものとなった。紙の本の精妙なエコシステムは狂い始めて有効性を失った。[全文=♥会員] … [Read more...]

WordPress 5.0最終リリース予定発表

WordPressの最新版 (5.0-Gutenberg) については本誌でも取上げていたが、11月19日にリリースされることが発表された。「バザール型」のオープンソース・プラットフォームの大改訂だけに、プラグインやサービスなどでコミットしているすべての関係者を満足させるものとはならず、失敗のリスクを覚悟しての改築・改装となる。 … [Read more...]

電子ペーパーと環境発電による新市場

E-Inkが、次世代電子ペーパー商品のための電池フリーの表示体技術を富士通と共同開発していることが明らかになった (Good eReader)。電子ペーパーが電池フリーになれば、「モバイル化」に続くイノベーションにつながるだろう。これにより電子ペーパーの用途拡大、「印刷物」の縮小となる可能性は高い。 … [Read more...]

アマゾンCreatespaceの明日? (♥)

アマゾンは、Createspace のAVディスク製作サービスDisc on Demand が、間もなく Amazon Media on Demand (AMoD)に移管されることをユーザーに告知した。制作サービスの廃止に始まる Createspaceにおける一連の事業整理の一環となるものとみられる。これまで実質的に少なからぬ役割を果たしてきたこのサービスを振り返ってみたいと思う。[全文=♥会員] … [Read more...]

KDPに新しい印刷本プログラム (♥)

米国アマゾンは7月10日、KDPを一般書店流通に拡大した新プログラム Expanded Distributionを発表した。これを使うことで、ペーパーバック書籍をオンライン、書店その他に配布できるが、著者の取分は小売価格の40%から印刷費用等を除いたものとなる。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版印刷のデジタル転換に異状

北米の出版印刷(書籍・雑誌)第5位の有力企業 エドワーズ・ブラザース・マロイ社 (EBM)が今月、125年の歴史を閉じた。オフセット印刷市場の需要急減と「オンデマンド化」によるデジタル売上の伸び悩みが理由だが、直接的には年金支払いのダメージにリストラ努力が追いつかなかったものと見られる。出版と印刷の伝統的関係が継続するにはビジネスモデルの再構築が必要とみられる。 … [Read more...]

E-Readerはなぜ「進化」が遅いのか

ブラウザのEPUB対応(+その逆)もかなり進化し、他方で専用デバイスが停滞しているので、それが本当に(誰に)必要なのかが分からなくなっている。E-Readerデバイスの市場の性格、あるいは「E-Reader不要論」について、マイケル・コズロウスキ氏が最近 (Good eReader, 05/27)有用な記事を書いているので紹介してみたい。 … [Read more...]

Scroll Up