米国出版社のオーディオブックが躍進

Audio Publishers Association (APA)は7月17日、有力出版社20社分についての2018年のオーディオブック販売統計を9.4億ドル(対前年比24.5%)と発表した。今回の調査の数字は出版社の卸販売額を集計したものだが、ストリーミングは売上の91.4%を占め、有力出版社だけでほぼ10億ドルに達したことになる。 … [Read more...]

米国のオーディオブック普及が50%を突破

米国オーディオブック協会 (APA)は4月29日、12歳以上の米国人を対象とした2019年の年次調査の結果(pdf)を発表した。普及率は前年の44%から6ポイント上がり、初の50%を記録。A-Book利用者の56%は、新たに車内で聴く読書の時間を確保したと回答し、コンテンツの購入も増えたと述べている。聴取機会では、車載ナビ (IVI)の進化で自動車が69%→74%と5ポイントの急上昇を記録した。 … [Read more...]

フランスでもオーディオブックが普及

E-Bookは英語圏から大陸欧州へと拡大してきた。オーディオブックも同様に展開しているが、最新の欧州の調査によれば、推定ユーザーは約770万人、15歳以上の人口の8分の1あまりに達している。フランスでの普及は、E-Bookよりは速くなるかもしれない。 … [Read more...]

オーディオブックまたも米国出版社を救う

米国出版社協会 (AAP)は、会員1,375社分の2018年販売実績を発表した。かつては米国出版界を代表した在来の大手・中堅出版社で、AAPに売上情報を提供している企業という限定付だ。売上は前年比4.6%増の78億3610万ドル(8,620億円)。紙は堅調、E-Bookは生彩なく3.6%減だが10億ドルを確保。A-Bookは37.1%と躍進を続けている。デジタルの合計は約19%。 … [Read more...]

「デジタル」から「本」へ格上げされたドイツのE-Book

ドイツ連邦政府統計局は12月11日、過去3年間にE-Bookを購入した人は約50%増加したと発表した。2017年に購入した世帯は160万世帯で、2014年の110万から50万の増加で、市場シェアは3%とされる。こうした数字は、読み方が難しい。しかし、データを社会的「ニュース」であると見れば意味は分かる。 … [Read more...]

出版市場とデータの歴史 (1):Webの霧

出版における「版元・取次・書店」の安定した関係は、歴史的に最も強固なものだった。これは出版業が発達した国に共通する世界的なもので、産業革命以前には成立していて、木版印刷の江戸期日本においてそうだったように、活字印刷以前にさかのぼる。この「鉄の三角形」が出版活動の全体を意味しなくなる時である。 … [Read more...]

出版市場とデータの歴史 (2):闇から光明へ(♥)

何によらず、正体が分からないものはまず疑う。これは健全なことだ。まして「出版」という社会の共有環境に関してはそうだ。しかし、旧いものが信じるに足らず、すべて自分で見極めなければならない時もある。Webで物理的世界の常識が通用しないいまのメディアはそうだ。Web25年で起きたことを振り返ってみよう。[全文=♥会員] … [Read more...]

「退屈な話」は終り、出版は新しいラウンドへ

Bookstatが新しい市場データ・プラットフォームとしての土台を固めつつある中で、米国出版社協会AAPの統計データが異変を示している。読書シーズンの秋に「小説が売れない」のだ。いくら「小説より奇」なノン・フィクション(トランプ本!)が売れすぎたにせよ、これは世紀の椿事で理由がなくてはすまない。 … [Read more...]

米国出版社の「鏡の国の戦争」は続く

米国出版社協会 (AAP)は10月29日、今年の3四半期の出版統計を発表した。売上は前年同期比で4.4%増の2億2,830万ドル。成長はもっぱら成年向け (+4.4%)だが、青少年向け (+3.5%)、宗教 (+7.6%)。教育・学術出版、実務書、教材などは5~10%減少した。フォーマット別では、E-Book (-3.9%)の減少とA-Book (+37.4%)の急伸が目立っている。 … [Read more...]

データ・ガイ=ポール・アバッシ氏の功績 (♥)

BookStatのCEOとしてDBW 2018でイベント・デビューした「データ・ガイ」の実名と経歴が初めて明らかになった (Digital Reader, 10/25/2018) 。ポール・アバッシ氏は、ゲーム市場のデータ・サイエンティストとして10年ほどの経験を通じて、出版に匹敵する規模を有する業界のアナリティクス・インフラを構築した実績を持つ。彼が出版に参画したことで21世紀の出版市場が解明された。 … [Read more...]

データ・ガイ=BookStatの始動 (2):デジタルの真実 (♥)

市場の転換期にデータが現実を反映しなくなることはめずらしくない。重要なことは、過去に遡って誤りを正し、一貫性を再構築することだ。ビデオゲーム業界は昨年、過去6年に遡ったデータの訂正を行った。出版も、事実とそうなった理由が共有されたならば、同じ措置が取られるだろう。無益なデータを受容れる余地はないからだ。 [全文=♥会員] … [Read more...]

ドイツE-Book市場は二桁成長を回復

大陸欧州のE-Book市場は米国(の出版社市場)と同じく低迷していると考えられていたが、今年前半のドイツ市場は、数量で16.4%、金額で11.3%とともに二桁成長を達成していたことがドイツ書籍流通産業連盟とGFKの調査で明らかになった。平均価格で4%という価格の低下が需要を牽引し、読書人口も拡大するという健全な姿を見せている。 … [Read more...]

「SF衰退」は錯覚:書店半減、デジ倍増 (♥)

米国SFファンタジー作家協会 (SFWA)が主催する2018年度のネビュラ・カンファレンスが開催され、AuthorEarnings (AR)を主宰するデータ・ガイが、SF(+F)小説市場の現況について注目すべき発表を行った。この市場は、公式統計的には2009年以降、他分野にも増して縮小しており、出版界では「SF衰退説」が定着しかけていた。[全文=♥会員] … [Read more...]

衰退のまま放置される「在来出版」

在来出版ビジネスの衰退が続いている。米国出版協会(AAP)が5月9日に発表した約1,200社の数字  (StatShot) によると、2017年の成長は前年比5億ドル(0.4%)増の147億ドル。マイナス10%に近づいた日本ほどではないにしても、成長が求められている産業としては実質マイナスだろう。例外はまたもA-Book (3億4,300万ドル)で成長率は29.5%。 … [Read more...]

漂流する「データ」は何を語る?

NPD社は、2017年の PubTrack Digital (PTD)のデータを発表し、米国の出版社によるE-Bookの売上が前年の14%に続いて10%ダウンしたことを伝えた。これは大手5社を含む450社のみをカバーしたもので、AAP加盟の1.300社と比べても少ない。NPDのサービスはNielsenから継承したものだが、市場の捕捉率は半分を切っていると思われる。 … [Read more...]

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