「実用的進化」の道を歩むKindle Paperwhite

アマゾンが10月16日、Kindleの中心機種 Paperwhite を全世界的に発表し、受注を開始した。E Ink の Carta HD 6型 (300ppi) スクリーンを採用、LEDを5個採用したことで目に優しくなった。軽量 (182g) 薄型 (8.18mm)を進めながらハードは強化され、さらに初の防水 (IPX8)仕様となった。価格は13,980円 (Wi-Fi/8GB/広告付)。 … [Read more...]

フランクフルトBF2018開催:前方に暗雲 (♥)

フランクフルト・ブックフェアが10月2日に開催され、出版界が置かれている現状と主要なステークホルダーたちの現状認識を聞くことが出来た。Publishers Weekly (10/09)は、エド・ナウォトカ氏による初日の印象を紹介しているが、「曇り、時々晴れ間、大型台風接近中」といったものだったようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

ターリアがドイツ系定額制サービスSkoobeに資本参加

ドイツの書店チェーン、ターリア社は、欧州でE-Bookの定額制サービスを展開する Skoobeに資本参加(50%)する意向を発表した。世界の出版市場の半分以上を押さえるドイツ系の2社の実験的事業と思われてきたが、デジタルに積極的なドイツの大手書店の参加で、動き出す可能性が出てきたようだ。 … [Read more...]

WordPress 5.0最終リリース予定発表

WordPressの最新版 (5.0-Gutenberg) については本誌でも取上げていたが、11月19日にリリースされることが発表された。「バザール型」のオープンソース・プラットフォームの大改訂だけに、プラグインやサービスなどでコミットしているすべての関係者を満足させるものとはならず、失敗のリスクを覚悟しての改築・改装となる。 … [Read more...]

B&Nの最後(?)

B&Nは10月3日、「切迫した戦略代替案」を正式に検討する取締役会を開催すると発表した。同社に対する単数ないし複数のグループによる株買占めの動きがあったためとしている。また短期株式譲渡制度の採用も決めた。「企業防衛措置」の発動が実際の「脅威」に対抗するためなのか、それともたんなる時間稼ぎの「煙幕」なのかはまだ不明だ。 … [Read more...]

アマゾン雑貨 “Amazon 4-Star” NYに登場

アマゾンは9月26日、ニューヨーク・マンハッタンのソーホー地区で新しいタイプの店舗 “Amazon 4-Star” (A4S)を開店した。四つ星という名の通り、オンラインストアの評点4以上と現在の売れ筋雑貨を集めている。TechCrunchは「言い換えれば、アマゾンがその場所でベストと思う商品ということになる」と評している。 … [Read more...]

EUのE-Book課税が印刷本並みに「緩和」

EU蔵相会議は10月1日、E-Bookへの税率を印刷本並みに引下げることで合意したと発表した。これは「E-Bookは本かソフトウェア」という10年越しの問題の決着だが、15-20%の現行税率をゼロまたは最低税率とするもので、デジタルを主要なフォーマットとしているインディーズ出版者とその読者に歓迎されるはずだ。 … [Read more...]

アマゾンがAlexa新製品を投入へ

CNBC (9/17)は、アマゾンが今月、Alexa関連の新製品8点を発表することを伝えた。電子オーブンからオーディオ製品、カー・ガジェットまで多岐にわたり、自宅やマイカーでの音声アシスタント機能と音声コンテンツの遍在性を高めるのが目的である。今年もデバイスはAlexa中心となるようだ。 … [Read more...]

固定レイアウトを脱構築する:W3C東京(♥)

9月18-19日の2日間、慶應義塾大学SFC研究所とAPLがホストになったW3Cの「デジタル出版におけるレイアウトと表現に関するワークショップ」が東京・三田で開催された。EPUB標準に関する活動が、昨年2月にIDPFからW3Cの下に移管されて初めての日本でのミーティングのテーマが「固定レイアウト」になったのは自然なことだった。[全文=♥会員] … [Read more...]

OR/Mの復刊本ビジネスとブッククラブ (♥)

復刊本E-Book出版で目覚ましい業績を更新しているOpen Road Integrated Media (OR/M)は、Spread the Words ブッククラブと提携し、The Fab Over Fifty (FoF)というコミュニティ・プログラムを開始した。最初のタイトルは、エリカ・ジョングの世界的ベストセラー『飛ぶのが怖い』(1973)。[全文=♥会員] … [Read more...]

フランスの文学賞をめぐる騒動

秋は文学賞の季節だ。フランスではゴンクール賞に次ぐ権威を持つルノードー賞の候補計17作にアマゾンCreatespaceを利用した紙の自主出版作品(外見的にはアマゾンでしか販売していない)が選ばれたことに激高した一部の書店が、今年の賞の「ボイコット」まで呼びかけるなどして話題を提供している。 … [Read more...]

世界最大の出版社PRHが図書館いじめ

世界最大の商業出版社ペンギン・ランダムハウス(PRH)は10月1日からE-Book貸出の契約内容を改訂することを発表した。価格は下がるが利用期間は2年で、大人向けが最高55ドル、青少年向けが同45ドル、子供向けが同35ドル。図書館関係者の反撥を予想して、「実際の利用は、発売後6-8ヵ月で急激に減少するので影響はほとんどない」としている。 … [Read more...]

BIBFにみる中国「数字出版」戦略 (♥)

8月26日に閉幕した第25回北京国際ブックフェア(BIBF)は、版権取引の拡大という指標を高水準で達成し、昨年比で成約件数で7.9%増となる5,678件となったが、とくに輸出が11.3%の3,610件、輸入が2.5%増の2,068件と、中国コンテンツの訴求力の向上ぶりを示した。海外出版社はオーディオブックや映像化市場の成熟に注目している。全体としてバランスのとれた発展段階に入ったと言えよう。[全文=♥会員] … [Read more...]

真夏のB&N「怪スキャンダル」事件

猛暑の8月が終わろうとしていたニューヨークで、B&Nの前CEOデモス・パーネロス氏が不可解な沈黙を破り、前雇用主を「名誉棄損・契約義務違反」で告訴した。4年間で4人というトップの解雇はもはや恒例というほかなく、「非行」を理由にした退職金なしとされたことだけが異例と言われていたが、やはりタダでは済まなかったようだ。 … [Read more...]

メディアを超えたヒットはWattpadで生まれた

15歳の時(2010)にWattpadで書き始めた初恋小説 'The Kissing Booth'で多くのファンを獲得した英国のベス・リークルスの作品が、ランダムハウス社による出版を経て、今年5月Netflixによる映画版がさらにヒットして話題になった。大学を卒業した彼女は、今年23歳で「恋愛小説家」となっているが、Forbes誌の記事は、Wattpadというソーシャルな創作環境について改めて注目している。 … [Read more...]