ターリアがドイツ系定額制サービスSkoobeに資本参加

ドイツの書店チェーン、ターリア社は、欧州でE-Bookの定額制サービスを展開する Skoobeに資本参加(50%)する意向を発表した。世界の出版市場の半分以上を押さえるドイツ系の2社の実験的事業と思われてきたが、デジタルに積極的なドイツの大手書店の参加で、動き出す可能性が出てきたようだ。 … [Read more...]

B&Nの最後(?)

B&Nは10月3日、「切迫した戦略代替案」を正式に検討する取締役会を開催すると発表した。同社に対する単数ないし複数のグループによる株買占めの動きがあったためとしている。また短期株式譲渡制度の採用も決めた。「企業防衛措置」の発動が実際の「脅威」に対抗するためなのか、それともたんなる時間稼ぎの「煙幕」なのかはまだ不明だ。 … [Read more...]

アマゾン雑貨 “Amazon 4-Star” NYに登場

アマゾンは9月26日、ニューヨーク・マンハッタンのソーホー地区で新しいタイプの店舗 “Amazon 4-Star” (A4S)を開店した。四つ星という名の通り、オンラインストアの評点4以上と現在の売れ筋雑貨を集めている。TechCrunchは「言い換えれば、アマゾンがその場所でベストと思う商品ということになる」と評している。 … [Read more...]

EUのE-Book課税が印刷本並みに「緩和」

EU蔵相会議は10月1日、E-Bookへの税率を印刷本並みに引下げることで合意したと発表した。これは「E-Bookは本かソフトウェア」という10年越しの問題の決着だが、15-20%の現行税率をゼロまたは最低税率とするもので、デジタルを主要なフォーマットとしているインディーズ出版者とその読者に歓迎されるはずだ。 … [Read more...]

アマゾンがAlexa新製品を投入へ

CNBC (9/17)は、アマゾンが今月、Alexa関連の新製品8点を発表することを伝えた。電子オーブンからオーディオ製品、カー・ガジェットまで多岐にわたり、自宅やマイカーでの音声アシスタント機能と音声コンテンツの遍在性を高めるのが目的である。今年もデバイスはAlexa中心となるようだ。 … [Read more...]

フランスの文学賞をめぐる騒動

秋は文学賞の季節だ。フランスではゴンクール賞に次ぐ権威を持つルノードー賞の候補計17作にアマゾンCreatespaceを利用した紙の自主出版作品(外見的にはアマゾンでしか販売していない)が選ばれたことに激高した一部の書店が、今年の賞の「ボイコット」まで呼びかけるなどして話題を提供している。 … [Read more...]

世界最大の出版社PRHが図書館いじめ

世界最大の商業出版社ペンギン・ランダムハウス(PRH)は10月1日からE-Book貸出の契約内容を改訂することを発表した。価格は下がるが利用期間は2年で、大人向けが最高55ドル、青少年向けが同45ドル、子供向けが同35ドル。図書館関係者の反撥を予想して、「実際の利用は、発売後6-8ヵ月で急激に減少するので影響はほとんどない」としている。 … [Read more...]

BIBFにみる中国「数字出版」戦略 (♥)

8月26日に閉幕した第25回北京国際ブックフェア(BIBF)は、版権取引の拡大という指標を高水準で達成し、昨年比で成約件数で7.9%増となる5,678件となったが、とくに輸出が11.3%の3,610件、輸入が2.5%増の2,068件と、中国コンテンツの訴求力の向上ぶりを示した。海外出版社はオーディオブックや映像化市場の成熟に注目している。全体としてバランスのとれた発展段階に入ったと言えよう。[全文=♥会員] … [Read more...]

真夏のB&N「怪スキャンダル」事件

猛暑の8月が終わろうとしていたニューヨークで、B&Nの前CEOデモス・パーネロス氏が不可解な沈黙を破り、前雇用主を「名誉棄損・契約義務違反」で告訴した。4年間で4人というトップの解雇はもはや恒例というほかなく、「非行」を理由にした退職金なしとされたことだけが異例と言われていたが、やはりタダでは済まなかったようだ。 … [Read more...]

ウォルマートeBookstoreの挑戦(1): 本

ウォルマートが8月21日、Walmart’s eBookstoreを開設した。米国でのKoboの存在が薄く、ウォルマートと本との結びつきも強くないので、注目は高くない。しかし、ウォルマートがコマースでこの数年間で築いてきたことから考えて、これは書籍市場にとっての転機となるかもしれないと筆者は考えている。この会社はイノベーションの意思と体制を持っているはずだ。 … [Read more...]

アマゾンは映画館を再構築できるか? (♥)

Bloomberg は、アマゾンが映画館チェーンの Landmark Theaters の買収交渉を行っていることを伝えた。内容は秘密で結論は見ていないが、アマゾンが映画でも「オンライン+リアル」という路線を踏襲していることは明確になった。 Amazon Booksのほうは、現在21店目が準備段階に入っている。[全文=♥会員] … [Read more...]

ドイツE-Book市場は二桁成長を回復

大陸欧州のE-Book市場は米国(の出版社市場)と同じく低迷していると考えられていたが、今年前半のドイツ市場は、数量で16.4%、金額で11.3%とともに二桁成長を達成していたことがドイツ書籍流通産業連盟とGFKの調査で明らかになった。平均価格で4%という価格の低下が需要を牽引し、読書人口も拡大するという健全な姿を見せている。 … [Read more...]

B&Nリッジオ会長は「どこまでやる」?

Barnes & Nobleのレン・リッジオ会長(77)が、CEO解任の後初めて大手出版社の幹部を招いて説明会を開催した (WSJ, 08/10)。といっても内容は、懸念を深める出版社にとって疲労感を増しただけのものだったようだ。業績は下落を続け、説明なし、計画は示されずで、6年間で6人目となるCEOを待つ状態では、最悪の事態も覚悟しなければならないだろう。 … [Read more...]

コンテンツ市場の拡大 vs. 違法取締

欧州の学術研究機関がGoogleの支援の下に行った海賊コンテンツ被害調査(レポート全文)によれば、2014-17年の3年間で欧州の「窃書」は近年低下の傾向がみられ、規制よりも市場環境の整備によって問題が前向きに改善される傾向が示された。海賊は市場の未成熟によるもので、取締りは後進性を固定化すると考える本誌の主張を支持するように思われる。 … [Read more...]

コミックは国境を超えるか

アマゾンは7月19日、comiXology Originalsのオリジナル・コミック作品を日本語版でも同時リリースしたことを発表した。サンディエゴで開催中の Comic-Con で公開されたもので、人気クリエイターが手掛ける怪獣コミック 『ゴリアテ・ガールズ』 が目玉商品となる。日米交流が実現することで、新しい刺激と創造が生まれることが期待される。 … [Read more...]