自主出版のISBN登録が緩やかに拡大

米国のISBN発行機関であるバウカー社は、ISBNに登録された印刷本とE-Bookの自主出版物の発行状況(2011-16年)に関するレポートを発表した。2016年の出版点数は、印刷本が前年比11%増(2015年は34%増)、E-Bookが3%減(2015年は11%減)となっている。同社はこれらの数字が自主出版市場の成熟を示すものと考えている。 … [Read more...]

B&NがついにNookギブアップ宣言

B&Nの創業者兼大株主であるレン・リッジオ氏が初めてNook事業の失敗を公式に認めた。Kindleから2年遅れて(2009年11月)スタートしたNookは、世界最大の書店のE-Book事業として始まり、2013年まではシェア2位で期待と注目を集めたが、マイクロソフトとの提携に失敗したあたりから急坂を転げるようになっていた。 … [Read more...]

Goodreadsが10周年

ソーシャルリーディング・プラットフォームGoodreadsが10周年を迎えた。4年前 (2013)のアマゾンによる買収当時1,600万人だったユーザーは6,500万人に達しており、この買収がアマゾンにとってもユーザーにとって成功だったことを物語っている。しかし、GoodreadsがKindleに先行して生まれその成功の要因となったことを知る人は少ないと思う。 … [Read more...]

「世界最大の書店」に買い手は見つかるか

Barnes & Noble (B&N)が自身の売却について投資銀行筋と交渉を行っている、という噂を金融情報メディアのDealReporter (DR)が伝えた。B&Nが否定したことで噂に火が点くことはないが、株主を中心に低迷する株価に不満が高まっていることが背景にあると思われる。問題は、買い手が(アマゾン以外に)見つかりそうもないことだろう。 … [Read more...]

MSとアマゾンが音声エージェントで提携

マイクロソフトとアマゾンの両トップは8月30日、Alexaの主要機能(Skill)をCortanaに統合することで協力すると発表した。AIプラットフォームの主要ベンダーの間で相互運用性に関する合意が実現したのは初めてのことで、競合の最も少ない両社の提携は自然だ。Google、アップルの対応が注目される。 … [Read more...]

アマゾンKUの終わりなきモグラたたき

Kindle Unlimitedは拡大しているが、版権料のページ単価は減少を続け、7月にはついに今年初めの水準の2割減となった。詐欺的手段による「ページ数稼ぎ」が横行しているのが原因と言われる。アマゾンは8月からKENPC 3.0を導入するが、果たして版権料は回復するだろうか。月額2,000万ドルに近づいたファンドの拡大以上に注目される。 … [Read more...]

アマゾンの書籍ビジネスはなお高成長

アマゾンは先月末に最新 (2Q)の四半期決算を発表したが、その中に出版関連の業績数字が含まれていて目を惹く。印刷本とE-Bookを合わせた売上は前年同期比で16%の上昇、各種メディアコンテンツの定額制サービスの売上は52%増の21.6億ドル。これはAWSの42%増、41億ドルと並ぶほどのものだ。 … [Read more...]

米国で広がる「教科書負担ゼロで学位」

米国では教科書コスト負担が問題となっており、単位取得に高額の教科書が必要とされるカレッジ以上では学生の進路や進学を制約する要因となっている。州や大学、財団による無償教材の提供は拡大しているが、カリフォルニア州のコミュニティ・カレッジ(公立短大)では教科書負担ゼロの学位プログラムを提供するところが現れた。 … [Read more...]

アマゾンが中国移動と戦略提携 (♥)

アマゾンは世界最大の移動体通信会社・中国移動 (CMCC、北京市)のマンガ・アニメ系子会社のMiguと提携して共同ブランド事業に乗り出す。Amazon Kindle X Miguは、Kindleをベースに中国市場向けに拡張したE-Readerで、約50万点の中国語Kindleタイトルのほか、定額制のAmazon Primeも提供。価格は658元(約1万円)で発売は7月10日。[全文=♥会員] … [Read more...]

B&Nの運命は「オンライン」が握る(♥)

Barnes & Noble (B&N)は6月22日、2017年4Qおよび年度の決算を発表し、ほぼ予想通り6.7%の売上減という内容だったが、同日の株価は7.85%増と反応した。「早く買われろ」という市場の催促のようだが、オーナーが誰であれ、全米640店舗の書店は、その地域と読者にとって重い存在であり、オンラインで代替できない。[全文=♥会員] … [Read more...]

聴くメディアはまだ限界が見えない

米国のメディア調査機関、ピュー・リサーチ・センター(PRC)は6月16日、音声メディアとポッドキャストについてのファクトシートを発表した。地上波ラジオ(FM/AM)は100%近い普及率で微動もしていない一方、オンライン・ラジオが初めて50%の大台を超えて53%に達した。メディアとしての音声はなお成長を止めていない。 … [Read more...]

制作サービス充実で拡大するインディーズA-Book

出版支援サービスを提供する米国の Draft2Digital(オクラホマシティ)は、コンテンツ配信サービスのFindaway社と提携し、7月18日から著者によるオーディオブック制作・出版を支援していくことを明らかにした。Findaway Voicesは、先行するAudibleのACXに相当するもので、急成長しているA-Book市場で提携を拡大していくと見られる。 … [Read more...]

図書館電子貸出の「シェアリング・エコノミー」

楽天 Overdriveは、学校や図書館を対象とした Cost Per Circulation (CPC)という新しい課金モデルを年内に導入すると発表した。これは幅広いコンテンツの中から、契約読者が実際に借出した時に課金されるものだが、学校・図書館はこのモデルを従来の複数のモデルと併用することが可能で、選択の幅が広がることが期待される。 … [Read more...]

アマゾン・チャートで輝く自社ブランド本

アマゾンがベストセラー・リストAmazon Charts (AC-20)を発表して1週間が経過し、Publishers Weekly (PW, 05/25)が、このユニークなチャートの分析・評価を試みている。それによると、アマゾン出版本が他のリストより高く表示される傾向が目立った。これはアマゾン・チャートの動機の一つだったと見られている。 … [Read more...]

定額モデルの調整で採算軌道に乗ったScribd

試行錯誤をしながら定額制サービスのメニューを増やしているScribdは、約10紙ほどの高級紙と提携して、新聞記事の提供も始めたが、Publishers Weekly (05/23, By Calvin Reid)の記事で、トリップ・アドラーCEOが初めてユーザーの数字に踏み込んで語っている。それによると、有料会員は50万人に達し、採算性を確保したという。 … [Read more...]