1月19日付 Publishing Perspectives (PP) の記事によれば、韓国のオンライン・ビジネス大手ネイヴァー社(Naver)がカナダのストーリー・プラットフォームWattpad社の買収に関して合意した […]
NEWS & COMMENTS
2020年の米国出版界
2020年は、オバマ前大統領夫妻のそれぞれのベストセラーのほかには、トランプ・ノンフィクションくらいしか目立った作品がなかった。出版界にも貢献を重ねている順当かつ重厚な自伝が受賞した。ニューヨークの出版界にとっても嬉しい […]
パンデミック後の読書と出版 (1):オープン出版 (♥)
2020年は、出版をめぐる「システムの変化」の年となるはずだったが、(パンデミックによる)社会的/世界的なシステムの変化が先行して、われわれにとっての本題である「グーテンベルク以来」がかすんでしまったかに思えた。しかし、 […]
「書店」とベストセラーの時代
フランクフルト・ブックフェア(FBF)が発行するPublishing Perspectives (PP, 12/07) は、11月末までの米国図書データNPD Booksを総括したクリステン・マクリーン部長の記事を紹介し […]
「米中」で進む言語研究 (♥):音声テキスト変換
米国の大手出版社は、オーディオブックの制作に力を入れているが、コストは高く、特にプロの朗読者の確保は簡単ではないので、音源の制作に書かれるコンテンツは少ない。Googleはこの問題の解決に、AIの応用(TTS=自動生成) […]
Wattpadの「ストーリー」は終わらない
「ストーリー」を世界的創作ジャンルに育てたトロントのWattpad社は、どこまでもそのストーリーを続けている。本とスクリーンを2つの軸に、世界の都市とスタジオを無数の舞台として展開する ‘Watty’ には限界というもの […]
サイモン&シュスター売却はPRHかHCか? (♥)
ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は今週、Penguin Random Hous (PRH)とHarperCollins (HC)がそれぞれ業界三位の Simon & Schuster (S&S)を買収す […]