Wattpadが仏語コンテンツで仏社と提携

Wattpadとアシェット系のLagardere Studiosは4月29日、フランス語コンテンツの映像開発に関して提携したことを発表した。「ストーリー」を核としたWattpadのグローバル展開は、フィリピンからフランスに及んだ。Wattpadのようなプラットフォームは各国で続いており、ここは出版社と提携して足場を固くする戦略と思われる。 … [Read more...]

米国のオーディオブック普及が50%を突破

米国オーディオブック協会 (APA)は4月29日、12歳以上の米国人を対象とした2019年の年次調査の結果(pdf)を発表した。普及率は前年の44%から6ポイント上がり、初の50%を記録。A-Book利用者の56%は、新たに車内で聴く読書の時間を確保したと回答し、コンテンツの購入も増えたと述べている。聴取機会では、車載ナビ (IVI)の進化で自動車が69%→74%と5ポイントの急上昇を記録した。 … [Read more...]

米国二大取次会社のベイカー&テイラー「廃業」へ

米国最古参の出版流通企業ベイカー&テイラー社(B&T)は、卸事業からの撤退を発表した。教育出版の親会社フォレット社との分野調整を理由としている。昨年12月にイングラム社への売却の可能性を匂わせて間もないが、やはり独禁当局の判断をうかがうほどの余裕はなかったことになる。最近、こういう話は多くなっている。選択の余地なし。 … [Read more...]

「医は出版なり」米国名門病院の新ブランド (♥)

全米有数の総合病院として知られるミネソタ州ロチェスター市のメイヨー・クリニック(Mayo Clinic)は、一般市民向けの出版部門を設置することを発表した (Publishers Weeekly, 05/06/2019)。同病院の医師が執筆や監修に携わった医学書は数多いが、独自の出版は初めて。理由は「医療業界が求める高度な品質基準に商業出版社が対応するのは困難」なためという。[全文=♥会員] … [Read more...]

「LINEノベル」はWeb出版の潜在性を解放するか

LINEは4月16日、新しいコンテンツ・ビジネスの一環として、オンライン小説提供サービス「LINEノベル」を発表した。小説とマンガのオリジナル作品のほか、提携出版社の既存作品のデジタル版も、サイトとアプリで提供する計画で、小分けにして、無料提供分からスタートし、途中から課金する形をとる。今夏からスタートする予定。 … [Read more...]

Wattpadがフィリピンで出版コラボ

人口1億人のフィリピン市場で成功しているWattpadは4月15日、マニラの大手出版社 Anvil Publishing と提携して若者 (YA)向け出版ブランド Bliss Booksを発表した。放送番組 Wattpad Presents で提携を続けているTV5がパートナーとなり、Wattpadのヒット作品をフィリピンで出版・販促する。ジャンルとしては「恋愛」が中心となる。 … [Read more...]

中国を考える:「ブック・バブル」の虚実 (♥)

2018年の中国の出版産業は、前年比5.9%増の704億元(547億ドル)と発表された。単純計算では6兆円で、これをもって「世界最大の出版市場」とは確定できないまでも、投資の対象でありまた主体として、世界的に最も注目される巨大な成長市場であることは間違いない。とくにデジタル読書の成長と裏腹な書店のバブルが著しい。[全文=♥会員] … [Read more...]

Scribdがオリジナルを「定額」に

Scribdは4月3日、新たにScribd Originals という出版ブランドを立上げた。これは定額購読者を対象としたプロジェクトで、昨年のWired誌のカバー・ストーリーとなったジャーナリスト、ギャレット・グラフ氏の「ロシア・ゲート」ものノン・フィクションの 'Mueller' s War' が最初のタイトルとなる。 … [Read more...]

21世紀の「書店モデル」(♥)

Barnes & Nobleの情報はめっきり減ったが、昨年から進めている小型店が地元メディアで紹介されている。ミシガン州ロチェスター・ヒルズで今週開店したのは、「新型店舗の実験店」の一つ。1万4,000平方フィート(400坪弱)という店舗面積は、B&Nの標準的なビッグボックス店の3分の1から半分程度。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンがKindle新製品

アマゾンは3月20日、エントリ・レベルのKindle新製品を発表した。国内価格は8,980円。4月10日に発売される。800×600/167ppiのCartaパネルと4個のLEDによるフロントライト (FL)方式で明るさを調整する。旧型のリプレースとして手堅いものだが、特典などがなければ、Paperwhiteがちらつく。 … [Read more...]

フランスでもオーディオブックが普及

E-Bookは英語圏から大陸欧州へと拡大してきた。オーディオブックも同様に展開しているが、最新の欧州の調査によれば、推定ユーザーは約770万人、15歳以上の人口の8分の1あまりに達している。フランスでの普及は、E-Bookよりは速くなるかもしれない。 … [Read more...]

Viz Mediaが米国でオリジナル・マンガ出版

小学館・集英社グループが米国で展開する Viz Mediaは、クリエイターを対象にした新しいマンガ自主出版ブランド VIZ Originalsを開始する。マンガにインスパイアされたオリジナル・ストーリーを審査・承認し、米国内でのマンガ/アニメ・イベントでの出展を支援するという新しいアプローチだ。創刊は来年の予定。 … [Read more...]

創業106年、Writer’s Digestの 米国F+Wが倒産

ニューヨークの総合メディア出版社 F+Wが3月10日、連邦倒産法第11章の適用を申請し、倒産処理手続に入った。日本の民事再生法にあたるもので、資産(1億ドル以下)は分割売却されるものとみられる。それに対して債務総額は 1-5億ドル。雑誌、書籍からコンテンツストア、イベントなどを多角的に経営していた。 … [Read more...]

フランス Numilogが「読んだ分だけ」モデル (♥)

フランスの学術・参考書系デジタル・ブックストア Numilog は、読んだ分だけ支払う (pay-per-page)サービスを開始した。高額本の「拾い読み (Pick & Read)」への需要は確実にあるが、いまだに版の遺制を引き摺った価格法制を堅持し、定額制も普及しにくい国で、コンテンツの利用が促進されるかどうかが注目される。[全文=♥会員] … [Read more...]

「学術出版社 vs. 大学」が直接対決へ

Publishers Weeklyの記事 (Andrew Albanese, 02/28)によれば、カリフォルニア大学は、学術出版の世界最大手のエルセヴィア社の学会誌の購読契約を打切り、Open Accessの活用を推進すると発表した。高騰する購読料に頭を痛めた大学側が要求していた要求内容に、出版社が応じなかったためとされる。これは今年最大の事件となるかも知れない。 … [Read more...]

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