「フェアユース」の新しいページは「デジタル変換」か (♥)

アマゾンAudible Captionsへの「著作権侵害」訴訟は、予想通り「フェアユース」事件となることが明確になった。9月12日に弁護側が法廷に提出した文書で同社は、Captionsが原告の権利を侵害するものには当たらず、提訴を却下するよう求めたもので、すでに版権コンテンツは「サービス実験」の対象としないことを表明しているので、訴訟はCaptionsの適法性を確認するものとなる。[全文=♥会員] … [Read more...]

Audible「キャプション」の意味 (♥)

Audibleは9月11日、独立系出版社団体 (IBPA)の要請に回答する形で、Captions プログラムの適用は、AAPの版権提訴が司法的に決着するまで、パブリック・ドメイン(PD)コンテンツ利用のベータテストなどに限定することを明らかにした。教育プログラムは、米国の約15万人の高校生に対して提供されるというが、版権者の「オプトアウト」については言及していない。[全文=♥会員] … [Read more...]

21世紀の「世界=国家戦略」としての出版!? (♥)

中国は古代以来、ユニークな言語文化の伝統を持っている。「中国」という文明概念じたいが、出版を通して共有されたものと言っても過言ではない。世界的規模に達したブックフェアは、したがって、出版の市場的成長を見守る機会にとどまらない。21世紀に再生した「中国」文明の戦略を発見する機会でもある。幸か不幸か、隣にいるわれわれは遣唐使派遣以来の「世界」を見ている。[全文=♥会員] … [Read more...]

「Caption訴訟」で出版社側に勝ち目はあるか? (♥)

AAP vs. Audible「Caption訴訟」はそれぞれの立場(属する世界)によって、まるで違うものに見えるようだ。しかし、裁判所は法律(著作権)というものの「社会性」を、時間をかけて判断を下すか、直近の確定判例を引用して、人々の再確認を求めるだろう。「Caption訴訟」は、まったく新しいケースのようにも見えるし、そうでないようでもある。[全文=♥会員] … [Read more...]

米国学術出版社の戦略転換(3): 中国の台頭 (♥)

大出版社による高等教育出版の「改革」のコアは、「版」を土台とするビジネスからの脱却ということだ。版がデジタルになって久しいが、これが「破壊的イノベーション」となるのは、あまりにも「版」と紙にビジネスのすべてが懸ってきたためで、それが「オンリーワン」商法による繁栄を支えてきたこと、もう続かないことは誰でも知っている。誰も知らないのは、それが続くかどうかだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版の転換に成功した中国(3): 移行戦略 (♥)

アマゾンは、Webを千載一遇の好機として小売帝国を構築したが、その出発点は書店だった。中国が新しい帝国経営の土台を出版に置いたのには、システム的、歴史的、文化的に十分な理由があるが、そのためには機械文明時代の社会主義的出版観を捨てる必要があった。中国(共産党)はそれをやった。ここでもアマゾンの工学的マイグレーション・モデルが参考になったようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版の転換に成功した中国(2): 斯文在兹?(♥)

中国出版のデジタル転換は、米欧日がアマゾンを例外としてスローダウンしている状況で、それに急かされることなく、コンテンツとテレコムにまたがるビジネスモデルを含めてデザインされている点で、共産党体制のリーダーシップと機能性を発揮したものと言えるだろう。イデオロギーではなく、テクノロジーにおいてだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

中国に見る新しい本の市場:「読書三到」(♥)

中国の出版市場は、デジタルによって驚異的な高成長を始めた。読者も「書店」もSNSの向こうから出現し、広告と結びつくことで莫大な収入をもたらした。印刷本(とくに書店)は米国と同じく、ほとんど成長を止めているが、WebとSNSマーケティングという社会インフラを効率よく利用する「新しい市場」は限界を見せていない。(全文=♥会員) … [Read more...]

B&Nはファンドによる買収で決着 (♥)

エリオット・アドヴァイザーズは8月7日、バーンズ&ノーブル社の発行済み株式の81%以上の取得を完了したことを発表し、これで同社による買収(上場廃止)が発効した。6年あまりの迷走の末に、B&Nは英国のウォーターストーンズ書店と同じファンドの傘下で、NYに転居する英国人ドーント氏の手腕に委ねられるが、さてここから先は「再上場」か「転売」か。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版社が反対するCaptionsとアマゾン (1)版権 (♥)

Audibleのキャプション機能 (Captions)は、教育目的で実験的な段階のもの、として発表されたものだが、予想通りと言おうか、出版社の版権関係者などから強い反撥が出ている。Publishers Weekly (07/19)は、「言語道断」「版権侵害」と言った声を紹介しているが、Audibleの意図が通じていない可能性も強い。[全文=♥会員] … [Read more...]

マンスリーレビュー:「来るべきもの」の兆候 (2)(♥)

[EB2マガジン・マンスリー8月号] 米国の大出版社「ビッグファイブ」はE-Bookの図書館貸出しについて、その社会的役割を事実上拒否する方針を示した。これも紙の上に築かれた出版の経済=社会モデルの風化を示すものだ。著者は自ら出版者となる選択肢があり、アマゾンのチャネルを使って図書館に流すことも可能だ。出版社は社会的負担を逃れる代わりに、著者・読者を逃していくかもしれない。[全文=♥会員] … [Read more...]

マンスリーレビュー:「来るべきもの」の兆候 (1)

[EB2マガジン・マンスリー8月号] 出版は技術とビジネスと社会の活動であって、デジタル/Web時代の出版(明日)は、実際のものを見てからでなければ分からない、と観念してE-Book2.0 Magazineを始めて10年経つが、今月は結論を言うべき時が来たと感じている。それはやはり最大市場の米国で始まり、信頼できるアナリストから伝えられ始めた。[全文=♥会員, 特別公開8/8まで] … [Read more...]

クァッドがLSCとの合併を断念、次はdtx!? (♥)

米国の大手印刷2社 (クァッド・グラフィックスとLSCコミュニケーションズ)の合併案件は、司法省の審査で承認を得られなかったために当面不可能となり、関係者は7月23日に断念したことを正式発表した。翌週に発表されたクァッド社の2Q決算は、印刷業界の現状を反映して冴えないものだった。「受注型製造業」からの脱却を目指す両社にとっては、ゴールが遠ざかったと言えよう。 … [Read more...]

それが「出版」の生きる道 (1): アマゾン (♥)

デジタル/Web時代の「出版」について、アマゾンが無数のサービスを開発し、ビジネスにしたことを知らない人はいない。しかし、出版そのものについてはどうか。ビジネスを超えたビジョンを持っているのか、あるとすれば、それは何か。この会社がそんな構想を語ったことはないが、筆者はそれに近いものを推定できると思う。[全文=♥会員] … [Read more...]

それが「出版」の生きる道 (2): 編集者 (♥)

ディーン・クーンツのアマゾンでの実験的初仕事となった Kindle in Motionタイトル ’Ricochet Joe' (跳返りジョー)で編集を担当したのは、ミキラ・ブルーダー編集長だった。それによって、アマゾン出版にはクリエイティブな編集者がいることが業界に知れ渡った。もちろん、編集者を尊重する出版者であることも。[全文=♥会員] … [Read more...]

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