マーク・コーカーが予測する2018年(♥)

2017年を乗り切ったコーカー氏は、2018年の予想に取組んでいる(記事参照)。先に「悪いニュース」を10項目述べて「よいニュース」7項目を続けるという独特のスタイル。合計すると相当に長文なので、できるだけ原文を参照いただくとして、ここではポイントだけを要約し、筆者なりのコメントを述べてみたいと思う。 … [Read more...]

Smashwordsが10周年

自主出版プラットフォームのパイオニア Smashwords が今年5月に10周年を迎える。創業者のマーク・コーカー氏は、例年のように2017年のパフォーマンスの報告と新年の計画をブログで綴っている。良心的経営姿勢で知られる同社が、アマゾンKDP Select とUnlimitedで著者を確保するのが困難になる中で、昨年も黒字を維持したのは立派なものだ。 … [Read more...]

Smashwords:熱狂と挫折の10年 (前)

アマゾンと協力し、また対抗しながらインディーズ出版の歴史をつくってきたSmashwordsのマーク・コーカー氏が、歴史を振り返りつつ、アマゾンKindle/KUのもとに吸収された観のある自主出版が独立性を回復するための構想を語っている。前半は「裏切られた革命」。後半はもちろん完結してはいないが、気を取り直して再開したことは素晴らしい。 … [Read more...]

「文芸」危機をどう考えるか (1):英国ACE報告

英国文化省に所属するイングランド芸術評議会 The Arts Council England (ACE)は、新刊文芸書 ('literary fiction') の販売が「危機的な水準」にまで落ち込んでおり、なんらかの助成措置が必要という報告書を発表した。分かりそうで分からないのは、この現象の背景が何であり、またなぜ社会にとっての「危機」として受け止められているのか、ということだろう。 … [Read more...]

クラウドファンディング出版の可能性:(2)LGBT ♥

英国の編集者でジャーナリストのマット・ケイン氏が書いたLGBT恋愛小説 'The Madonna of Bolton' は、男子がマイケル・ジャクソン、女子がダイアナ妃に憧れた時代、故郷のボルトンでマドンナに恋した9歳の主人公チャーリー・マシューズの人生をユーモラスに描いたもの。英国のクラウドファンディング出版サイト Unboundで資金調達に成功した。[全文=♥会員] … [Read more...]

オーディオブックとポッドキャスト

活字出版にとって音声言語コンテンツは遠いものだったが、A-Bookで身近になり、重要な市場となった。出版界はいまや「よいデジタル」として歓迎している。しかし、ラジオ放送の流れをくむインターネット・メディアのポッドキャストが急成長したことについては、まだ戸惑いがある。ポッドキャストはA-Bookの敵か味方か? … [Read more...]

KDPカウント水増しでアマゾンが初の「摘発」

Kindle Unlimited (KU)の開始以来問題になってきた例の「イタチごっこ」に新展開。アマゾンは、このほどKDPの著者・出版社に対してページ数欺瞞の手口を教えるサービスを提供する5人の個人を相手取り、「仲裁申立て」(arbitration complaints)を行った。「差止め救済」「アカウント差止め」「3倍の賠償金」を求めている。 … [Read more...]

Kickstarterと出版ファンディングの可能性

Kickstarter 日本版が9月13日に公開され、約650のプロジェクトが公開されている。出版関連はコミックも含めてかなりの数を占めるものと期待される。注目は「北斗の拳(究極版全18巻)+ 我が背に乗る者(特別読切)x 日米版」で、バッカー数432ながら、すでにファンディングゴール (FG) の300万円を軽くクリアした。 … [Read more...]

プロジェクト・ワークフローとチーミング (4)

出版の工程を一般的に規定することは、本と出版というものが千差万別である以上適当ではない。前述したように、出版プロジェクトのマネジャー(プロデューサー)はまず、プロジェクトに適切なプロセスを考えることになるし、そこでは資源配分の問題として、重点(優先)項目とそうでないものを区別するだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

年2千タイトルを刊行した「分担校正」プロジェクト

日本の「青空文庫」にあたる Project Gutenberg (PG)は、デジタルが出版にとって何であるかを最初に示した事業だが、無数のボランティア校正者によって支えられている。最大の校正者グループ Distributed Proofreaders (DP)は7月1日に3万4,000点目の作業を完了したことを発表した。ボランティアの一人がDPの仕事についてブログ (08/01)で述べている。 … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (3)♥

出版は1970年代に始まったデジタル転換の最終局面を迎えている。サプライチェーンはデジタルが主流になり、出版社を必須としない自主出版が独自のワークフローを確立する一方で、在来出版はプロセスの再構築をなお模索している。新時代の一歩を先に踏み出したのは自主出版のほうであると言えるかも知れない。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (2)♥

デジタルによって環境が変化しつつある中での出版プロセスの構成は簡単な問題ではないが、自主出版では、必要な作業(サービス)をリストアップし、優先付けをすることからプロジェクトに着手するほかはない。ベス・ベーコン氏の8ステージ参照モデルはシンプルだが多くの手掛かりを与えてくれる。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のプロジェクト・ワークフローとチーミング (1)

出版プロジェクトの成否はチームワークで決まる、ということは多くの人が実感することだ。しかし、これは安定した構造を前提としたもので、現代はヒトも場所も編成も技術もポリシーも一定しない環境で「結果」を出すことがふつうに要求される時代だ。そのコンセプトを「チーミング」と呼ぶが、自主出版の課題はまさにこれだろう。 … [Read more...]

「自主出版」から「チーム出版」へ (♥)

Digital Book World (06/16)でコンサルタントのべス・ベーコン氏が 'self publishing author'(自主出版著述家)という呼称が意味をなさなくなったと書いた。著者が出版社の手を借りずに出版をするのはごく一般的なこととなり、そうする著作者をとくに他と区別、限定することは無用ではないか、という尤もな主張である。[全文=♥会員] … [Read more...]

制作サービス充実で拡大するインディーズA-Book

出版支援サービスを提供する米国の Draft2Digital(オクラホマシティ)は、コンテンツ配信サービスのFindaway社と提携し、7月18日から著者によるオーディオブック制作・出版を支援していくことを明らかにした。Findaway Voicesは、先行するAudibleのACXに相当するもので、急成長しているA-Book市場で提携を拡大していくと見られる。 … [Read more...]