ターリアがドイツ系定額制サービスSkoobeに資本参加

ドイツの書店チェーン、ターリア社は、欧州でE-Bookの定額制サービスを展開する Skoobeに資本参加(50%)する意向を発表した。世界の出版市場の半分以上を押さえるドイツ系の2社の実験的事業と思われてきたが、デジタルに積極的なドイツの大手書店の参加で、動き出す可能性が出てきたようだ。 … [Read more...]

Wattpadが「著者支援のための有償」実験

ソーシャルリーディング・プラットフォーム Wattpadは、新しいコンテンツ市場を創造する可能性があるWattpad Nextのベータ版の実験を静かに開始する。期間は短期で、対象は招待制で地域が限定されており、本社のあるカナダ、英国、フィリピンとメキシコの4ヵ国で、最大市場の米国は含まれていない。開始は10月9日、つまり今日だ。 … [Read more...]

アマゾン雑貨 “Amazon 4-Star” NYに登場

アマゾンは9月26日、ニューヨーク・マンハッタンのソーホー地区で新しいタイプの店舗 “Amazon 4-Star” (A4S)を開店した。四つ星という名の通り、オンラインストアの評点4以上と現在の売れ筋雑貨を集めている。TechCrunchは「言い換えれば、アマゾンがその場所でベストと思う商品ということになる」と評している。 … [Read more...]

OR/Mの復刊本ビジネスとブッククラブ (♥)

復刊本E-Book出版で目覚ましい業績を更新しているOpen Road Integrated Media (OR/M)は、Spread the Words ブッククラブと提携し、The Fab Over Fifty (FoF)というコミュニティ・プログラムを開始した。最初のタイトルは、エリカ・ジョングの世界的ベストセラー『飛ぶのが怖い』(1973)。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版界に愛想を尽かされたB&N

B&Nの前CEO解雇は、当事者による提訴に発展したが、それ以上に出版界を揺さぶった。何よりも、創業筆頭株主に事業継続意思がないことが暴露されたためだ。巨大書店チェーンという、業態を一社で代表するB&Nには競争がなく、採算も悪化しているとなれば、2011年に経営破綻したBordersの運命を想起させる。 … [Read more...]

Kindle以後ノート (16):Wattpadの「ストーリー」

Wattpadというソーシャル空間から生まれたベストセラー、映画の世界的ヒットという事例は、21世紀の出版の典型的な形を示している。そこには大出版社が一定の役割を果たしたとしても、基本的にはアマチュアの「クリエイター」と数千万の「読者=ユーザー」がWebメディアを使って起こした「現象」だからだ。 … [Read more...]

メディアを超えたヒットはWattpadで生まれた

15歳の時(2010)にWattpadで書き始めた初恋小説 'The Kissing Booth'で多くのファンを獲得した英国のベス・リークルスの作品が、ランダムハウス社による出版を経て、今年5月Netflixによる映画版がさらにヒットして話題になった。大学を卒業した彼女は、今年23歳で「恋愛小説家」となっているが、Forbes誌の記事は、Wattpadというソーシャルな創作環境について改めて注目している。 … [Read more...]

ウォルマートeBookstoreの挑戦 (2):正攻法 (♥)

コマースでアマゾンを追撃するウォルマートが、Koboと提携してE-Book/A-Bookに参入した。この世界最大の小売企業のアプローチがどのようなものかに注目したい。オンライン書店(アマゾン)は、ウォルマートから学ぶことで最大のコマースを築いた。それは規模の限界を超えることであったと思われるが、逆の場合はどうか。[全文=♥会員] … [Read more...]

ウォルマートeBookstoreの挑戦(1): 本

ウォルマートが8月21日、Walmart’s eBookstoreを開設した。米国でのKoboの存在が薄く、ウォルマートと本との結びつきも強くないので、注目は高くない。しかし、ウォルマートがコマースでこの数年間で築いてきたことから考えて、これは書籍市場にとっての転機となるかもしれないと筆者は考えている。この会社はイノベーションの意思と体制を持っているはずだ。 … [Read more...]

アマゾンは映画館を再構築できるか? (♥)

Bloomberg は、アマゾンが映画館チェーンの Landmark Theaters の買収交渉を行っていることを伝えた。内容は秘密で結論は見ていないが、アマゾンが映画でも「オンライン+リアル」という路線を踏襲していることは明確になった。 Amazon Booksのほうは、現在21店目が準備段階に入っている。[全文=♥会員] … [Read more...]

Kindle インディーズ・マンガは上々のスタート

アマゾン・ジャパンは8月10日、「Kindle インディーズマンガ」の開始1ヵ月時点でのダウンロードが数十万回を達成し、既読ページ数が累計100 万ページ以上になったと発表した。この好評を受けて、無料マンガ基金の8月度の分配金を、前月度の1.5 倍の300 万円以上にすることを決定した。また「上位20名」としていた分配金の支給対象を増やす、としている。 … [Read more...]

コンテンツ市場の拡大 vs. 違法取締

欧州の学術研究機関がGoogleの支援の下に行った海賊コンテンツ被害調査(レポート全文)によれば、2014-17年の3年間で欧州の「窃書」は近年低下の傾向がみられ、規制よりも市場環境の整備によって問題が前向きに改善される傾向が示された。海賊は市場の未成熟によるもので、取締りは後進性を固定化すると考える本誌の主張を支持するように思われる。 … [Read more...]

「マンガ図書館」が活字本の活用を実験(2):ビジネス(♥)

絶版問題は、伝統的な出版ビジネスモデルの限界(つまりチャネルとしての在来書店とフォーマットとしての印刷本)を露呈していた。問題の中に利益機会(ビジネス)を見つけるという基本に忠実だったのはアマゾンで、Kindleが成功した最大の理由は、絶版本という、著者にとっての資源(関心事)に目を付けたことにあると筆者は考えている。[全文=♥会員] … [Read more...]

Kindle以後ノート (13):オーディエンスづくり

版から生まれる複製物の金銭価値を基準とした旧出版は、21世紀に入って確実に衰退してきた。E-Bookは版に依存しない出版の経済モデルだが、日本などを見ている限り、経済モデルの移行は(漫画を除いて)スムーズではないし、出版活動全体を衰退から救うにはほど遠い。最も避けるべき(しかし高い)可能性は、赤字出版の消滅である。 … [Read more...]

アマゾンが目ざすマンガ市場の復興 (2):出版を超える (♥)

アマゾンのマーケティングは、コンテンツのオーディエンスが得る「体験価値」をもとに市場をデザインすることを特色としている。その起点となるのはクリエイターで、作品と読者とのグローバルな接触だ。スケールが大きい分、リスクは少なく果実は大きいだろう。出版の枠を離れることでチャンスは大きくなる。[全文=♥会員] … [Read more...]