「実用的進化」の道を歩むKindle Paperwhite

アマゾンが10月16日、Kindleの中心機種 Paperwhite を全世界的に発表し、受注を開始した。E Ink の Carta HD 6型 (300ppi) スクリーンを採用、LEDを5個採用したことで目に優しくなった。軽量 (182g) 薄型 (8.18mm)を進めながらハードは強化され、さらに初の防水 (IPX8)仕様となった。価格は13,980円 (Wi-Fi/8GB/広告付)。 … [Read more...]

電子ペーパーと環境発電による新市場

E-Inkが、次世代電子ペーパー商品のための電池フリーの表示体技術を富士通と共同開発していることが明らかになった (Good eReader)。電子ペーパーが電池フリーになれば、「モバイル化」に続くイノベーションにつながるだろう。これにより電子ペーパーの用途拡大、「印刷物」の縮小となる可能性は高い。 … [Read more...]

iBooksが引退、Apple Booksに交替

アップルは6月4日、WWDCにおいて次期 E-Bookアプリに関して発表を行った。iOS 12のリリースと同時にブランドをApple Booksに改名、ライブラリ・ヴューを改訂するとともにオーディオブック・セクションを新設としている。2010年以来の「クラシック」な iBooksに対して「クール」な印象だが、読みかけの本/ページをすぐに表示できるなど操作性も改善された。 … [Read more...]

E-Readerはなぜ「進化」が遅いのか

ブラウザのEPUB対応(+その逆)もかなり進化し、他方で専用デバイスが停滞しているので、それが本当に(誰に)必要なのかが分からなくなっている。E-Readerデバイスの市場の性格、あるいは「E-Reader不要論」について、マイケル・コズロウスキ氏が最近 (Good eReader, 05/27)有用な記事を書いているので紹介してみたい。 … [Read more...]

コンテンツとガジェットを考える(♥)

Koboが5月29日、300 ppiの6型標準機のE-Reader、Kobo Clara HDを世界発売した。日本では13,800円(+税)で予約開始している。CPU (1GHZ Freescale Solo Lite)の増強、RAM=512MB、内蔵8GBと強化されたほか、明るさの自動調整やファームウェア更新によるUX改善など標準的な改良が進んだ。300 ppiクラスが標準化されたことで少し市場に変動がありそうだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

Kindle以後ノート(4):「仮想化」

『Kindleの十大発明』では、Kindleに大きな影響を与えた存在としてiPodをはじめとするジョブズの大発明について論じた。実際、Kindleを「規定」したものは、iPodのプラットフォームであったと言えよう。アマゾンは、iTunes/iDeviceに「規定」されつつも、まったく独自のアプローチを考えた。読書に必要なデバイスを「ガジェット」化するのではなく「仮想化」したのである。 … [Read more...]

進化するホテルのメディアサービス

高級ホテルやブティック・ホテルにメディア・プラットフォームを提供している米国の KEYPRは、Scribdと提携して、定額でのE-Book配信サービスを利用できるサービスを始めた。宿泊客は、最新のベストセラーE-Book/A-Bookタイトルを始めBusinessweek、TIME、People、WSJのような雑誌、新聞を読むことが出来る。 … [Read more...]

EPUB3 標準DRM実装ソリューション(♥)

E-Readerを含むソリューションを提供するフランスのスタートアップ Teaが、EPUB 3のDRM標準を利用してビジネスを拡大している。このプロジェクトは CARE (Content & Author Rights Environment)と呼ばれ、標準DRMをサポートする。また来年にはこれを実装した Webreaderの発売を予定。標準がビジネス/サービスの可能性をつくる良い例と言えるだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

「Z世代」は本を読むか

国際的なオンライン市場調査会社YouGovは、米国の8-17歳人口(ミレニアル世代)を対象に日常的なタブレットの利用動向を調査した結果を発表した。65%が自分のデバイスを保有して読書にも使い、動画や音楽と並んでE-Bookの利用も増えている。コンピュータが読書と読書能力の向上に貢献すれば、AIによる脅威がそれだけ減ることになる。 … [Read more...]

Onix Booxに 楽譜リーダ ‘e-Music Score’

E-ReaderのOnyx Booxシリーズを販売している中国の Onyx Internationalは、初の楽譜リーダー 'e-Music Score' を発表した。13.3型の画面を持った MAX2 をベースに128 GBの記憶領域を増強したほか、Bluetoothで繋がれたフットペダルでページめくりを指示する。パネルはE-Ink Cartaを使用し、2200 x 1650 pix (207 PPI)。 … [Read more...]

「E-Bookはくだらない商品」?(♥)

アシェット・グループの親会社ラガルデール出版のアルノー・ヌーリCEOが、Kindle以後10年を振り返った最近のインタビューで「E-Bookはくだらない商品」と発言してひんしゅくを買っている。出版者としてあり得ないこの発言には、デジタルへの抜きがたい嫌悪感があるが、ではなぜ止められないのだろうか。[全文=♥会員] … [Read more...]

停滞を脱した電子ペーパーとE-Reader (1)

Good eReader (01/02)のマイケル・コズロウスキ氏は、2018年のE-Reader市場予測を行っている。ほぼ4年にわたった技術的停滞期を経た2017年、E-Readerは画面の高精細化以外のサイズや機能面で進化を始めた。市場も拡大しており、同氏は2018年が新時代の到来を予想する。まずは、記事をもとに2017年の動きを振り返る。 … [Read more...]

Kindleの十大発明 (1)

Kindleは昨年11月に満10歳を迎えた。それによって全体像が理解されるようになったとは必ずしも言えない。それは絶えず進化をやめず、当初のストア+E-Readerのプラットフォームから、コンテンツ出版へと展開し、メディアビジネスに拡大しているためである。それはアマゾン独自の「出版」観を示している。 … [Read more...]

もう一つのデジタル革命 (2):新しい読書体験 ♥

スマートスピーカはオーディオブックにとって「ホームポジション」の獲得を意味する。それは対話型ラジオとして、むしろTV以上に歓迎されるだろう。視覚を占有してきたメディアは後退し、人々は耳を澄ませるだろう。オーディオ・コンテンツは、最小単位のコミュニティにとって最も重要な「アイコンタクト」を取り戻す機会となるからだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

ランダムハウスからアマゾンへ (1):Kindle

Publishing Perspective (11/19)は、Kindleコンテンツ担当のデイヴィッド・ナガー副社長(VP)とのインタビューを掲載し、10周年を回顧した。世界最大の出版社からアマゾンに参加した彼が、Kindleの成果をどのようにみているかはとても興味深いが、顧客体験 (CX)とコンテンツ中心主義を最も重要な成功要因と見ている。 … [Read more...]