E-Readerはなぜ「進化」が遅いのか

ブラウザのEPUB対応(+その逆)もかなり進化し、他方で専用デバイスが停滞しているので、それが本当に(誰に)必要なのかが分からなくなっている。E-Readerデバイスの市場の性格、あるいは「E-Reader不要論」について、マイケル・コズロウスキ氏が最近 (Good eReader, 05/27)有用な記事を書いているので紹介してみたい。 … [Read more...]

大物女優がAudibleと提携事業 (♥)

米国の女優兼製作者のリース・ウィザースプーン (42)が、Audibleと提携して、オーディオブック・シリーズを制作すると発表した。自身が主宰する Reese' s Book Club (RBC)の推薦本を短期のシリーズでオーディオ化していくもので、米国女性に多大な影響力を持つリースとの独占契約に発展するかどうかが注目されている。[全文=♥会員] … [Read more...]

Kindle以後ノート(5):Googleとアマゾン

クラウド/デバイスのプラットフォームを構築し、さらにガジェットを超えたメディアを創造したアップルに対して、アマゾンは「仮想化」という独創的な戦略で対抗することで、ガジェット競争に巻き込まれずに済んだ。しかし、サイバー世界にはまったく別の視点から出版と本に注目していた企業がいた。Googleである。 … [Read more...]

HBGがアマゾンと音声駆動コンテンツを共同開発 (♥) 

アシェット社(HBG)は、アマゾンと提携して新しい形式の音声言語コンテンツを開発することで合意したと発表した。Alexaおよび子供用の Echo Dot Kids Edition を使った対話的音声コンテンツは、'Classroom 13 Skill' と呼ばれる冒険物語は、オネスト・リーとマシュー・ギルバート共著の人気絵本を元にした作品で、リーが語りを務めると言われる。[全文=♥会員 5/31まで無料公開/400号記念] … [Read more...]

Googleが本の探索に自然言語技術 (♥)

Google Researchは4月13日、自然言語研究の成果の公開デモとして、本に話しかけられる 'Talk to Books' 機能とテトリス型語彙連想ゲーム 'Semantris' の2つを公開した。前者は「本を探す新しいやり方」として提案されたもの。伝統的なタグではなく「文章による探索」が実用化すれば、読書を必要とする人々に大きな影響を与える可能性がある。[全文=♥会員] … [Read more...]

「オーディオこそ出版の未来」(♥)

昨年の英国のオーディオブック販売が金額で15%増、部数で12%それぞれ増加したことが Nielsen UK Books & Consumers 調査で明らかになった。商業出版物に占める割合は5%足らずだが、5年間で2倍と期待を持たせるもの。聴取者層の多様化は、すでに伝統的な文字出版物読者の範囲を超えていると見られている。[全文=♥会員] … [Read more...]

クラウドソース出版 Kindle Scoutが新規募集停止 (♥)

アマゾンが、2015年9月から提供しているクラウドソース・プログラム Kindle Scout での募集を4月3日をもって停止すると発表した。2014年からテスト版の運用が開始され、3年半のプログラム期間中に293点のタイトルが選ばれている。1,500ドルの前渡金とKindle Pressからの50%の印税という好条件を「有望新人」に提供するプログラムは、作家には高く評価されていた。では何が理由か? [全文=♥会員] … [Read more...]

NYTがオーディオブック・ベストセラー発表

活字本全米のベストセラーを発表しているニューヨーク・タイムズ紙が、今週木曜からオーディオブックの月間リストを発表する。フィクション/ノン・フィクションの各15位までが前月の売上をもとにランクされるという。「信頼できる複数の独立したデータ・ソースに基づく」としか述べていないが、市場は歓迎するだろう。 … [Read more...]

旧出版との和解によるゲームチェンジへ(2)♥

これはアマゾンの年来の計画を始動させると筆者は考えている。Kindle革命以後分裂している出版エコシステムの統合である。分裂は2012年以降、出版を在来出版とインディーズ出版、実書店とオンライン書店とに引き裂いて亀裂を深めてきたが、マイクロサイズ出版を共有することで和解と協調、建設的競争の条件が創り出される。[全文=♥会員] … [Read more...]

フィリップ・カーン語る:パラダイムシフト (1)

現代の数多の天才の中でも、フランス生まれのフィリップ・カーン (1952-)は異彩を放っている。この30年あまりに4つの領域で重要技術を発明し、複数の有名IT企業の創業を技術的にリードし、現在はIoTやAIプロジェクトの中心にいるが、数学者で音楽家としても知られる。筆者の友人のロベルト・ジカーリ氏がAIを中心にした現代のテクノロジーについてインタビューしているので紹介する。 … [Read more...]

オーディオブックにもインディーズ (♥)

Googleは1月23日、オーディオブック・プラットフォーム Google Audiobooks を日本を含む世界45ヵ国、9ヵ国語で立ち上げた。アマゾンと同様、複数のプラットフォームとスマートスピーカでも聴くことが出来る。そしてもう一つの注目点として、A-Book自主出版のエントリーを期待して Google via Findaway Voices (GFV)もスタートした。[全文=♥会員] … [Read more...]

「音声+スマート」の新成長戦略 (3)スマート

出版におけるデジタルが「フォーマット」だけに止まらないことは本誌がしつこく言ってきた。とはいえ、そこを越えなければ何も始まらないことも動かし難かった。Kindleの10年は、版に縛られたグーテンベルク以来の出版がもはや規範ではなく、回帰も不可能であることを示した。最初に独立したのはオーディオブックだが、影の主役が「スマート」であったことは見逃せない。 … [Read more...]

「音声+スマート」の新成長戦略 (1)主役交代

過去10年間、メディアはスマートフォンを中心として回ってきた。E-Bookもモバイル・パラダイムへの対応である。しかしいまEchoのように、ビッグデータ駆動のAIで機能するスマートスピーカが米国市場を席巻しつつある。2018年は「音声とスマート」を推進力とする新しいスタートへの起点となるだろう。21世紀の出版の拠り所は紙でも活字でもない。「言語コンテンツ」である。 … [Read more...]

「音声+スマート」の新成長戦略 (2)音声言語 (♥) 

オーディオブックはスマートフォンによって復活し、スマートスピーカによって飛躍の舞台を与えられたが、そこには必然性も社会的ニーズも十分にある。在来出版社がこの古くて新しいメディアに挑戦するには、この10年が最後の機会になると思われる。音声言語こそ、スマートとともにデジタル出版戦略の中心コンセプトとなるものだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

スマートフォンの再来は本当だった

米国の公共ラジオ放送NPRがEdison Research と年末に行った調査で、休暇期間中にスマートスピーカを入手した米国人は7%に上り、普及率は16%となった。そして保有者の30%はTV/ラジオでの消費時間を減らしたと回答している。この傾向は昨年夏の調査でも確認されており、この音声駆動デバイスが旧放送メディアにとっての脅威となることは確実とみられる。 … [Read more...]