2018年のブックカバーのトレンド

表紙が売行きに影響するのは紙でもデジタルでも変わりはない。そしてプロのデザイナーの価値はかなりの確率で実証されている。米国のインディーズ出版である程度以上売れているタイトルのほとんどはプロのデザイナーと編集者が関わっている。問題はその先、どんなデザインが成功するかということだろう。まずはトレンドの確認を。 … [Read more...]

「未来」への対話 W3C Publishing Summit:(2) 技術 ♥

未来を拓くテクノロジーに関する発表はこの場に相応しく、ハイレベルな内容だったと思われる。これらは別に紹介することにしたい。パーソナライゼーションとVR/ARは組合わせることにより、教育でもエンターテインメントでも出版/コンテンツの内容を大きく拡張することになるだろう。EPUB4への議論が深化することが期待される。[全文=♥会員] … [Read more...]

「未来」への対話 W3C Publishing Summit:(1)課題

W3Cは11月9-10日の2日間、サンフランシスコにおいて2月のIDPFとの合併後の最初のイベントである Publishing Summit を2日間にわたって開催し、EPUBの発展方向を中心に議論した。出版、図書館、IT開発などの関係者から経営者、クリエイターまで約200人が世界各国から参加した。Webとの対話による出版の新しい展開が始まった。 … [Read more...]

Echoを理解するための3つの鍵 (2) ♥

アマゾンの新事業は明確なグランドデザインに基いて決定され、その「機能」として、しばしばゼロから「発明」される。EchoはKindleの開発チームが、そのモデルを基本的に継承しつつ、スケールアップした形で始めた。機能を提供するデバイスのイメージが掴めないまま、しかもスマートフォンに載せて失敗した後での再挑戦ながら、結果的にはこれが僥倖だった。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾン書店とハイブリッド戦略 (♥)

周知のように、アマゾンの小売帝国は本の通販から始まった。B&Mが書籍だけのものではないとすれば、Amazon Booksは、地域小規模小売店舗のモデルである可能性は強い。つまり食料品+生活雑貨、衣料品+フットウェア、家具+DIY、といった組合せのものだ。地域の雇用に貢献するので、政治的にも歓迎される。[全文=♥会員] … [Read more...]

コンピュータが本を読む時代 (1)はじめに (♥)

出版の世界でAIが話題となってきたのは昨年あたりからだ。これはITでも一般メディアでも共通しているが、これまで知識と経験と勘が混然一体となった個人的スキルが重視され、多くの個性と雇用を生んできた世界にAIが及んできたことは確かである。それはマーケティング(読者)に始まり、企画(テーマ、著者)に浸透し、編集や創作、著述にも拡大する。その程度はまちまちだ。 [全文=♥会員] … [Read more...]

Audibleが「ホット」な定額サービスを開始

Audibleは、恋愛小説ファンにフォーカスした定額サービスAudible Romanceをスタートさせた。月15ドルと高めだが、約1万タイトルを読み放題というもの。これまでこのジャンルは定額制サービスでは外される傾向があったが、この場合は、様々な定額制サービスが複線化したことで可能となったものと思われる。 … [Read more...]

AlexaとAWSをエンジンに高成長維持

アマゾンは10月26日、7-9月の第3四半期の決算を発表し、売上が前年同期比34%増の437億ドルとなったことを明らかにした。営業キャッシュフローは直近12ヵ月で14%増の171億ドル、フリー・キャッシュフロー (FCF)は、同じく90億ドルから81億ドルに減少した。純利益は2億5,600万ドルといつもながら配当にはほとんど残していない。 … [Read more...]

Kindle 以後10年:(2)二人の天才

iPhoneの圧倒的な成功の影に隠れて多くの人が忘れてしまっているが、ジョブズはiTunesで21世紀のビジネスモデルを創造した。そのことをいちばん理解していたのはベゾスCEOだったはずだ。彼の関心はガジェットではなく、持続性を持つコマースにあったが、クラウドと無数のモバイルをつなぐコンテンツ・ストアは、コマースそのものを変えるものだった。 … [Read more...]

アマゾンがKindleアプリを全面刷新

アマゾンは10月24日、AndroidとiOS、WindowsのKindleアプリを全面刷新し、最新のKindleデバイスのアプリに近づけた。モバイルやデスクトップの主要プラットフォーム上ででKindleを読めるようにすることは10年前からの「公約」のようなものだが、これを忠実に守って読書環境/体験の一貫性を維持するいくことは、容易なことではない。 … [Read more...]

Wattpadが定額サービスを開始へ

ソーシャルライティング・プラットフォームのWattpadが定額サービスを始める。月額5.99ドルで年間59.99ドルの料金で提供する。とはいえ、もともと無償公開されているものからどうやって料金を取るか。同社は「広告なしで読める」ことに価値があると考えた。熱心なファンが多いことを評価してのものだが、「アド・フリー」にどれほどの価値があるだろうか。 … [Read more...]

BBCが対話型オーディオブック発売へ (♥)

英国BBCは、Rosina Soundというオーディオ・プロダクションと提携し、アマゾンAlexaなどスマートスピーカをターゲットとした対話型ゲームブックを開発している。もともとは1970年代に開発され、冒険シリーズなどペーパーバックでヒットした形式を、対話型ラジオドラマとして復活させたもので、新しいジャンルとして期待されている。[全文=♥会員] … [Read more...]

カニバリズム論との決別 (1)アマゾン

在来出版社は、デジタルの成長を抑制しようと望み、それ自身の売上を抑えることには成功し、2年以上にわたって、E-Book市場はほぼ直線的な下落を続けたのだが、その実相が明らかになったいま、自滅的な方針の背景にあったカニバリズム論の決別が重要であると考える。この亡霊にとり憑かれたままでは、出版は大きなものを失うからだ。 … [Read more...]

アマゾン第2世代Echoはホームオートメーション志向

アマゾンは9月27日、新製品発表のプレス・イベントを開催し、Echoシリーズを中心としたラインナップと4KのFire TVを公開した。10周年を迎えるKindleが含まれなかった理由は不明だが、おそらくメディアのフォーカスがぶれることを警戒したためとみられる。AlexaとEchoはアマゾンの明日をリードするものだ。 … [Read more...]

オーディオブックとポッドキャスト

活字出版にとって音声言語コンテンツは遠いものだったが、A-Bookで身近になり、重要な市場となった。出版界はいまや「よいデジタル」として歓迎している。しかし、ラジオ放送の流れをくむインターネット・メディアのポッドキャストが急成長したことについては、まだ戸惑いがある。ポッドキャストはA-Bookの敵か味方か? … [Read more...]