デジタルが支えるアシェットの3Q決算

アシェット・ブック・グループ(HBG)は11月12日、米国の第3四半期の決算を発表したが、成年向け一般書のデジタル比率は昨年の20%から27%に上昇し、11%の売上増に寄与した。また英国事業では同じく前年同期の20%から一気に30%に達した。親会社のラガルデール出版のグローバルな事業では、E-Bookは9.4%に止まっている。 … [Read more...]

ラガルデール出版は大幅増益

アシェット (HBG)の親会社であるラガルデール社は8月29日、2013年上半期の決算を発表し、9億1,700万ユーロ(1.4%)の売上に対して、利益 (EBIT)が24.6%増の7,100万ユーロとなったことを明らかにした。利益率向上には、ベストセラーのほか、米英を中心としたE-Bookが大きく貢献しているが、全世界でのデジタル比率は11.3%となった。 … [Read more...]

アシェットが図書館E-Book貸出を“解禁”

アシェット・ブック・グループ(HBG)は5月1日、米国内の公共図書館に対する貸出用E-Bookの販売に関するプランを発表した。全米図書館協会(ALA)などとの長い交渉や実験を経たもので、ビッグシックスの他社と比べて多少前向き加減となっている。少なくとも全カタログをオープンにし、回数無制限にしたことで、これまでのような無条件の「貸出禁止」は解けた。しかし、「印刷本の3倍」という価格は図書館の負担が重すぎるので半歩前進に過ぎない。 … [Read more...]

アシェットがEPUB3の取組みを強化

アシェット・ブック・グループ(HBG)は11月16日、2013年3月までにすべてのE-BookをEPUBに統一することを明らかにした。またHBGは11月から3月にかけて16点のEPUB3タイトルをリリースする。コンテンツのフォーマットを(アマゾンから販売するものを含め)EPUBにするのは一つのトレンドではあるが、明確にコミットしたのは目を惹く。またタイトルが不足していたEPUB3のサポートを表明したことは、出版社側の動機と、EPUB3オーサリング/ブラウジング環境がともに成熟してきたことを意味する。 … [Read more...]

アシェットがデジタル販売集計の体制を確立 (♥)

米国のアシェット・ブック・グループ(HBG)は7月25日、コンテンツ販売データの報告が同社において適正・正確に行われているとの監査結果を得たことを発表した(→リリース)。2012年1月以降、数十ものチャネルから集められた複雑な売上データが100%適正に処理され、著作権者に報告されたという。HBGはこの体制の確立に当たって音楽ビジネスで実績のあるロイヤルティシェア社 (RoyaltyShare, Inc.)のSaaSサービス、Digital … [Read more...]

HBGが近刊本の一部公開用Facebookアプリ

アシェット・ブック・グループ(HBG)は、Facebookを使って近刊本の中の一部の章をまるごと著者、出版社と共有することが出来るアプリThe ChapterShareをリリースし、10/11月に刊行予定のジェームズ・パターソンの作品("NYPD Red")とマイケル・コナリーの作品("The Black Box")のプロモーションを始めた。一部を読んで気に入れば、友人と共有したり、Facebookの中から予約することが出来る。SNSのバイラル効果を販促につなげようとする仕掛けだ。Facebookユーザーは“Like”ボタンでアクセスできる。 … [Read more...]

出版社のReadium参加は“デジタル主権”への第一歩

アシェット・ブック・グループと英国アシェット社を傘下に持つアシェット・リーヴルは3月16日、IDPFのEPUB3普及のためのReadium Projectに参加することを発表した。Readiumは、大きな表現力を持つEPUB3の可能性を引き出すWebKit上のオープンソース実装を広く紹介するもので、多様なリーディング・ツールが利用しやすくすることで、コンテンツの開発を促進することが期待されている。アシェットの参加は、それに止まらず製作技術の主導権を出版界が手にするための第一歩となるかもしれない。 … [Read more...]

著者へのデータ開示:変化するパワーバランス (♥)

米国では、出版契約の締結に際し著者と出版社が直接交渉することは一般的でなく、著者側エージェントが代理人として行う。交渉で物を言うのはやはり情報の多寡なのだが、有名な著者でもないと大手出版社の優位は揺るがない。E-Bookの登場で力関係が変わるとも考えられたが、出版社はむしろ取り分を高めたと考えられている。しかしアマゾンがその情報をタダで提供するようになって状況は一変した。なんと大手出版社も著者への情報サービスを始めたのだ。 [全文=♥会員] … [Read more...]

米国アシェットのE-Book比率は20%

ペンギンやランダムハウス社に続き、ラガルデール・グループが8月31日、今年前半の決算を発表した。アシェットの親会社である出版部門のラガルデール・パブリッシング(ブランドはHachette Livre)は、9億7,500万ユーロ(1,053億円)の売り上げに対し、収益が約7%減の1億6,800万ユーロだったが、好調だったのは英語圏のE-Book販売で、E-Bookの売上比率は米国法人(旧Time-Warnerを吸収したHBG)で20%、英国で8%を占めた。 … [Read more...]

英国アシェット社のデジタル計画

英国のアシェットUK社のヘイリー‐ハッチンソンCEOは、同社の売上全体に占めるE-Bookの比率は第4四半期で5%と「重要な」事業部門に成長したことを、著者たちに宛てた年次書簡で明らかにした。やはり米国が圧倒的に先行しており、すでに地域売上の9%を占めているが、英国や豪州も急速に伸びており、米国より高い数字となっても「驚かない」と述べている。語られている内容はデジタルに関することばかりで、著者とのコミュニケーションにおいて最も重要な話題であることを物語っている。 … [Read more...]

アシェットが書評用電子贈本サービスを利用

大手出版社のアシェット・グループ(HBG)は11月2日、電子カタログのNetGalleyと提携して、書評用デジタル贈本(Advance copy))やプレスキットをメディアや書店に配布することを明らかにした。NetGalleyのフォーマットは、Kindle、Nook、Sony eReader、iPad、KoboやPCに対応する。HBGのゲラには、ビデオ、音声、ツア・スケジュール、著者QAや写真が含まれている。ゲラはHBGの書評者リストおよびNetGalleyの持つ書評者のネットワークに発送される。 … [Read more...]

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