アマゾン出版の「特権」とは何か (♥)

ビジョンを描けない産業からは、人材も資金も流出する。出版においてもっぱらアマゾンだけが投資する側となって以来、人材はアマゾンに集中する傾向が強まっている。アマゾンは名前より実力で選び、長く務めることが多いようだ。アマゾン出版で15のブランドを統括する女性発行人のミキラ・ブルーダー (Mikyla Bruder)もその一人だ。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンKindle Singles の方向転換

印刷本(書店陳列本)のサイズに適合しない短編・小論をシリーズ化したKindle Singles (KS)は、2011年にスタートし、定着しているが、編集長の交替で編集方針を一変し、公募方式から重量級作家への直接委嘱方式にして業界を驚かせた。効果は一目瞭然で、Kindle発の「ビッグネーム」がベストセラー上位を独占している。その意図は何か? … [Read more...]

アマゾン出版がショートの新ブランド

実質的には大出版社としての規模に達しつつあるアマゾン出版は11月28日、短編小説と短文ノン・フィクションを中心とした新しいブランド Amazon Original Stories (AOS)を18番目のインプリントとして立ち上げた。一律2ドルでKindle Singles ストアから販売されるほか、PrimeやKindle Unlimited会員には無償で提供される。 … [Read more...]

分裂した2つの世界のベストセラー

Publishers Weekly (John Maher, 07/07)は、今年米国の上半期ベストセラーを印刷本(BookScan)とE-Book(Kindle 20)で比較し、後者でアマゾン出版 (AP)のタイトルが12点を占めたことを指摘している。APは2011年頃に活動を開始したが、E-Bookはビッグファイブを圧倒する存在になったことになる。 … [Read more...]

アマゾンの「インドへの道」(♥)

アマゾンはタタ・トレント傘下のインドの出版社Westlandの全株を取得し、独自の出版事業に乗り出す。アマゾンが米国以外で出版を始めるのは初めてで、様々な意味で大きな意味を持つと思われる。印刷本は各国語の成立をもたらし、インターネットは英語を世界共通語としたが、アマゾンは地域語の再評価に挑戦する。[全文=♥会員] … [Read more...]

最も困難な文芸ジャンルに挑戦するアマゾン(♥)

アマゾン出版は11月2日、文芸フィクション・ブランド Little Aを通じて Little A Poetry Contest という懸賞イベントを立上げ、募集を開始した。12月20日に締め切られ、有名詩人3人による審査を経て来年春に結果発表。出版は2017年春を予定している。最もビジネスから遠いと考えられているこの分野にアマゾンが力を入れる意味を考えてみた。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾン出版は次に何を目ざすか(♥)

アマゾン出版が大手出版社に準じる存在となったことが確認された。Kindleで10%、第2位のシェアは、全プラットフォームを通じて7%程度を意味する。では世界最大の書店が所有するこの新興出版社は今後どのような方向に展開していくのだろうか。本誌は5年で基礎固めを終えた出版部門が、新時代の出版社としての展開を本格化させると予想する。[全文=♥会員] … [Read more...]

クラウドソースは出版に何をもたらすか?(♥)

アマゾンが10月に立上げたクラウドソース出版プログラム Kindle Scoutがプロデュースする最初のシリーズ14点が発表された。自主出版、在来出版に続く第3のビジネスモデルとして注目されているが、来年早々にはアマゾン出版から刊行されることになる。しかし、クラウドはシステムではなくプロセスなので、簡単に最適解に結びつくとは思えない。[全文=♥会員]年内特別公開 … [Read more...]

ドイツに展開するアマゾン出版

アマゾン出版は3月12日、ドイツにおけるドイツ語コンテンツの出版を本格化させることを明らかにした。すでに12点の版権を取得し、印刷版とKindle版を同社のサイトを通じて販売する。昨年7月にKindle Singleのブランドを立上げ、11月からは翻訳からオリジナルに広げていたが、通常出版へ拡大することは、グローバル出版社をめざす展開の一環とみられる。 … [Read more...]

アマゾン出版がE-Bookベストセラーに一挙4点 (♥)

Digital Book World (DBW)が発表している週間E-Bookベストセラー・ランキングで、初めてアマゾン出版のタイトルが上位を占めた。首位のほか11位以内に4点という成績は、少なくともホームグラウンドではビッグ・ファイブに十分匹敵するもの。アマゾン出版は、大手書店の印刷版ボイコットで苦杯を嘗めたと考えられているが、わずか5年でこの成果は既成出版社を驚かせるものだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾン出版が新ブランド

アマゾン出版は1月23日、クリスチャン向けの新しい宗教書出版ブランド Waterfall Press を立ち上げたと発表した。ジャンル別ブランドの一環だが、もともと市場規模が大きく、成長力もあり、統計でも独立した市場区分がされているほど。もちろん、大手出版社はここを重視している。アマゾンによるブランド化は、この重要市場に対する独自のアプローチが用意されていることを意味する。 … [Read more...]

ヴォネガットのファンフィクが1月発売

版権所有者からライセンスを受けたファンフィクションの商業的プラットフォームであるアマゾン出版の Kindle Worlds プロジェクトについては以前ご紹介したが(08/20)、12月11日、カート・ヴォネガットのファンフィクとして、ベストセラーSF作家のヒュー・ハウィが新作を出版することが発表された。「古典」の世界に、誰が、どんなものを書けるのか、との問いに納得のいく回答が与えられそうだ。 … [Read more...]

アマゾン永続革命と21世紀の出版(2)♥

アマゾンは最も利幅が薄い小売ビジネスこそ、無限に成長可能な世界であるという事実を出発点としている。永続性に最大の価値を置くので、利益は滞留せず、常に新しい成長機会に対して投資される。重要なことはそのビジネスモデルの出発点に本があるということだ。アマゾンが巨大出版社とならない理由はその原理にある。 [全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンの永続革命と21世紀の出版(1)

その登場以来、アマゾンは出版の伝統的秩序を揺さぶってきた。Kindleが出版の後半(流通)だけでなく前半(出版)にもイノベーションをもたらしたことで、毎週のように新しいサービス/プログラムを展開している。そしていまアマゾンが巨大出版社になるか、そして出版と流通を独占する怪物的存在として君臨するかどうかは、21世紀の出版をめぐる最初で最大のテーマと考えられている。[1/2] … [Read more...]

アマゾンが最強の販促プログラム

アマゾンは11月1日、一部の自社出版物のKindle版を正式リリース前に2ドル(Amazon Prime会員は無料)で提供する Kindle First プログラムを米国市場向けに発表した。同出版のエディターが選んだ毎月4点のタイトルが対象となる。今月は12月発売予定の有名作家 Deborah Reed、Connie Brockway、J.R. Rain、Gloria Gaynor の新刊がフィーチャされている。これは出版界に大きな影響を与えることになろう。 … [Read more...]

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