アマゾンのジェフ・ベゾスCEOが、2018年のアクセル・シュプリンガー賞を受賞した際のインタビューで、「なぜ本から始めたのか」という質問に答えている。筆者も『Kindleの十大発明』で自分なりに考えてみたので、この問題に […]
アマゾン
アマゾン戦略は「中国」で通用するか (♥)
中国アマゾンは4月17日、同国のプライム会員を対象としたPrime Reading を開始すると発表した。500点以上のタイトルを読み放題とするもので、ベストセラーが数点と一部の人気雑誌が含まれている。これは「本」を基点 […]
アマゾンが中国SFに「10億ドル」提案か (♥)
映像化版権取得に巨費を投じているアマゾンが、中国の世界的SF作家、劉 慈欣の『三体問題』に10億ドルを投じる意向であることをFinancial Times が伝えた。事実なら ’Game of Thrones’ をも凌ぐ […]
書店の個性とは何か(2):ダイナミズム ♥
「あれと同じものを」と指さして注文すれば万国共通どこでも通じるので、この表現は買い物外国語の文例で必ず載っている。逆に「どれとも違うもの」という注文は、「私に相応しいものを」と同様どこでも通じにくいだろう。個性というのは […]
書店の個性とは何か(1):B2Bという限界 ♥
ジェームズ・ドーント氏は間違いなく個性的で興味深い人物で、ロンドンの6つのドーント書店は、本好きならどれも一度は行ってみたくなる。しかし3桁もあるウォーターストーンズ (WS)の個々の店舗となると、別の次元の精密な設計と […]
アマゾンの大型企画で高騰する版権市場
Wall Street Journal によれば、アマゾンがオーディオ出版権の大規模な買い付けに乗り出した。これはAudibleなどでの独占販売権を含むもので、定額サービスと結びつけることで、版権市場に大きな影響があると […]
出版最後のアナログ問題 (2): 戦略的サービス (♥)
大手出版社は、自前の生産設備への投資を進めている。生産と販売におけるギャップが印刷本出版の最大のボトルネックであるためだ。しかし、アマゾンは10年前からCreatespaceを通じてより効率的なシステムの開発を進めてきた […]
アマゾン Createspaceが今春サービス停止する理由は?
アマゾンの自主出版サービス会社 Createspaceは1月24日、現在の顧客に対して同社が今春4月20日をもって営業を停止すると通知した。受託したファイルの更新は3月15日まで受け付け、すでに発行されたタイトルには影響 […]
Kindleの10年と出版「デジタル転換」
本誌は創刊以来8年間、毎週通算で400号近くを発行している。出版のデジタル転換という、紙の発明、グーテンベルク革命などに匹敵する歴史的事象を読者とともに見聞する機会を得た一人として、同時代史あるいは年代記として書いてきた […]
Smashwords:熱狂と挫折の10年 (前)
アマゾンと協力し、また対抗しながらインディーズ出版の歴史をつくってきたSmashwordsのマーク・コーカー氏が、歴史を振り返りつつ、アマゾンKindle/KUのもとに吸収された観のある自主出版が独立性を回復するための構 […]