米国で書店卸2社が合併を模索

日本でも「取次制度の崩壊」(あるいは「独禁法の適用除外」的現実の終焉)が現実的問題として語られるようになってきたが、そうしたものがない米国でも、流通再編の動きが始まったようだ。二大卸企業のイングラム社は先月、ベーカー&テイラー社(B&T)の卸部門買収の可否について公正取引委員会 (FTC)に要請(「軽い予備的検討の依頼」)を行った。 … [Read more...]

直販の論理:(1)Ingram:流通から販売支援へ

米国の書籍流通大手イングラム社は12月15日、出版者がWebやブログ、SNSから紙およびデジタルの書籍を販売する自家製コマース・ソリューションを提供する Aer.ioを買収し、同社としてサービス展開することを明らかにした。出版社と書店をつなぐ存在だった同社が、出版者による直販支援に進出する背景も含めて考えてみたい。 … [Read more...]

卸企業のアフィリエイト戦略 (♥)

米国の書籍流通大手イングラム社 (Ingram Content Group)は、ソフトウェア企業の Microgrooveとの戦略提携により、印刷本のオンライン販売のためのモバイルアプリを企業向けに販売していくことを明らかにした(→リリース)。出版社や書店ではなく、取扱商品の中に書籍を加えることに関心を持つコマース・ビジネスのソリューションとして企画されたもの。[全文=♥会員] … [Read more...]

Blurbがイングラムと提携、PoDを変える

高品質のPoDを得意とする自主出版サービスの Blurbが8月19日、イングラム社との間で世界的な流通に関する提携を行ったと発表した。新たに判型のバラエティを増やし、書店向け卸価格を設定、印刷製本料金の引下げを行ったほか、テキストをKindle用リフロー・ファイル(mobi/KF)として出力するサービスも開始している。 … [Read more...]

イングラムVitalSourceがEdXで採用 (♥)

イングラム社傘下の教育コンテンツ配信企業 Vital Source Technologiesは、MOOCの世界的プラットフォームでNPOの EdX(エデックス)に対して教科書配信サービス VitalSource Bookshelf の提供を行ったと発表した。MOOCと結びつくことで、グローバル化する高等教育市場における世界的なE-Textプラットフォームとしての同社の地位を固めている。[全文=♥会員] … [Read more...]

デジタル化に苦戦する大学教科書

米国の書籍流通大手イングラム社 (Ingram Content Group)は3月3日、電子教科書流通の CourseSmartを買収し、傘下のVital Source Technologiesと合併させることを発表した。金額や条件の詳細は発表されていない。CourseSmart社は教科書出版社が共同で設立した会社で、4万点ほどのタイトルを扱っているが、赤字が嵩み、売却が噂されていた。 … [Read more...]

電子教科書配信プラットフォームがLMSをサポート

米国の書籍流通大手イングラム傘下で電子教科書配信を行うバイタルソース社 (Vital Source Technologies, Inc.)は7月9日、同社の Bookshelf プラットフォームとブラックボード社の学習管理システム (LMS) Blackboard Learn を統合する Building Block を発表した。体系的な教科コンテンツの Building BlockとLMSを統合することで、米国などで離陸しつつある電子教科書の普及が前進するものと期待されている。 … [Read more...]

オープンな“ソーシャル”を実現するBookShout (♥)

ソーシャル・リーディングはオープンな環境を必要とするが、個々のユーザーの読書は特定のプラットフォームに制約される。KindleにはKindleの、KoboにはKoboのソーシャル環境があり、その境界を超えることは実際上不可能と考えられてきた。書籍流通大手のイングラム社 (Ingram Content Group) のイングラムCEOが支援するスタートアップのBookShout(テキサス州ダラス)は、この「不可能」を可能にしたアプリで業界を驚かせた。ことによると新しいプラットフォームになるかもしれない。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾン出版NYがイングラムを通じてE-Book配信

秋に最初の刊行物を出版するアマゾン出版のニューヨーク本社が、E-Bookの流通に関してイングラム社と契約したことをpaidContentが報じた(L.H. Owen,08/29)。これにより、ライバルであるB&N、アップル、Koboでもアマゾンのコンテンツを販売する道が開かれた。アマゾン出版は当初Kindle専用とする方針だったが、書店が印刷版の扱いを拒否する姿勢を示したことで方向を転換したもの。これでまったく「ふつうの出版社」になったわけだが、書店側が態度を変えるかどうかは不明。 … [Read more...]

第2のデジタル革命を起こす激安PoDの破壊力 (♥)

米国書籍流通大手のイングラム・コンテンツ・グループ(ICG)社は8月9日、従来の価格を3分の2あまりも下げた、オンデマンド印刷(PoD) 向けの「スタンダードカラー」印刷価格モデルを発表した。これは高速インクジェット・プリンタを利用したもので、同社はこれによりグループのライトニングソース社を通じた高速・低価格のPoDサービスを世界的に展開する体制を構築した。絵本や写真集、マンガのペーパーバックの在庫レス化が手に届くところにきたようだ。これはゲーム・チェンジャーになる新技術=サービスと言える。[全文=♥会員] … [Read more...]

HarperCollins 360にみるグローバル戦略の潮流 (♥)

ハーパーコリンズ社は、同社のすべての書籍を、印刷版あるいは電子版で全世界の英語書籍市場に提供するHarperCollins 360という出版プログラムを発表した。この計画により、権利関係で制約があるものを除き、HCのグローバル・カタログは、約5万点の印刷本、約4万点のE-Bookを擁することになる、とリリースは述べている。英国、オーストラリア、ニュージーランド、インド、カナダで出版された著者の本は、書店あるいはオンラインで米国でも販売されるが、HCのプラットフォームには、現地在庫のほか、オンデマンド印刷も含まれる。[全文=♥会員] … [Read more...]

デジタルから紙へ:オープンロードが逆進出

デジタル出版のオープンロード社(Open Road Integrated Media)は2月28日、イングラム社のPublisher ServicesおよびLightning Sourceサービスを利用して印刷版の提供を3月から開始すると発表した。従来から行ってきたオンデマンド印刷(PoD)を拡充することで、E-riginalsシリーズや絶版本の印刷版の販路拡大を目指す。デジタルと紙の隙間を継ぎ目なくつなぐサービスによって、出版社は市場とより密接につながる。 … [Read more...]

イングラムが電子教科書アプリのVPGを買収

米国大手取次のイングラム社(テネシー州ラヴァーン)は6月30日、拡張型電子教科書アプリの開発元VPG Integrated Media(ボストン)を買収したと発表した。VPGはK-12および高等教育向け教科書コンテンツを開発してきたが、これらはイングラムの教科書配信プラットフォームVitalSourceに統合されるとしている。これまでイングラムはPDF相当のコンテンツしか提供しておらず、VPGを加えることで、戦略的に重視しているリッチな対話型コンテンツを充実させることが期待されている。 … [Read more...]

デジタル時代の印刷本流通とPoDの可能性 (♥)

E-Book を目一杯販促しつつ、印刷本の生き残りと最適な共存をはかる戦略が成功するかどうかは、マーケティングとサービスの創造性・柔軟性が鍵を握っている。オンデマンド印刷(PoD)そのものはパズルのピースに過ぎず、単独では機能しないのは、 E-Book … [Read more...]

オライリーが印刷本を段階的に廃止しPoD移行

米国の書籍流通大手のイングラム・グループ(テネシー州ナッシュビル)は4月7日、IT関連書籍出版のオライリー・メディア社から書籍在庫管理を受注するとともに印刷本の流通を段階的にプリントオンデマンド(PoD)に移行していくことを明らかにした(リリース)。同社は出版社向けの電子本/印刷本の一貫した取次・在庫管理ソリューションとPoDを提供しているが、このサービスを利用することにより、オライリーは、印刷コストと在庫負担からの解放を目ざしている。デジタル時代に適応できる印刷本の製作・流通システムが、出版社、書店、印刷会社にとって重要なテーマとなってきた。 … [Read more...]

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