B&Nはファンドによる買収で決着 (♥)

エリオット・アドヴァイザーズは8月7日、バーンズ&ノーブル社の発行済み株式の81%以上の取得を完了したことを発表し、これで同社による買収(上場廃止)が発効した。6年あまりの迷走の末に、B&Nは英国のウォーターストーンズ書店と同じファンドの傘下で、NYに転居する英国人ドーント氏の手腕に委ねられるが、さてここから先は「再上場」か「転売」か。[全文=♥会員] … [Read more...]

「本屋」はどう変わったか?

英国最大の書店チェーン、ウォーターストーンズ (Waterstones)は、 1982年以来、500あまりの小書店を閉店に追いやったと言われているが 、創業者は最近BBCのインタビューで「そのことに心の痛みは覚えない」と語った。同社も1993年に WH Smith(その後HMV)に買収され、ロシア資本を経て、最近米国のヘッジファンド、エリオット(Elliott Advisors)の手に渡っている。 … [Read more...]

B&Nの買収へ半歩前進か (♥)

売却プロセスの終了を急いでいる米大手書店バーンズ&ノーブル(B&N)は今週、同社株主に対して、ヘッジファンドのエリオット・キャピタル (Elliott Capital Advisors: ECA)への譲渡価格を1株6.5ドル(現金=8月6日期限)とする提案を行った。これによって年末のシーズン開始前にウォーターストーンズとの合併を完了させたい意向だが、B&Nの株主で米国書籍流通のReaderLink 社の対応は不明だ。[全文=♥会員] … [Read more...]

B&Nの救世主に英国WSのドーント氏

先週末からの米英の主要経済メディアは、Barnes and Noble (B&N)が大手ヘッジファンド Elliott Management Corp. に最高値で買収されることを伝えた。金額は6億8,300万ドル。EMSは英国のWaterstones書店の最大手株主でもあることから、英国Daunt Books 創業者でWSの経営を再建したことで知られるCEOジェームズ・ドーント氏が経営を引継ぐことが期待されている。 … [Read more...]

書店の個性とは何か(2):ダイナミズム ♥

「あれと同じものを」と指さして注文すれば万国共通どこでも通じるので、この表現は買い物外国語の文例で必ず載っている。逆に「どれとも違うもの」という注文は、「私に相応しいものを」と同様どこでも通じにくいだろう。個性というのは難しい。これを理解し、人に理解させるのはよほどの知識とロジックを持たなければならない。ウォーターストーンズ(WS)とアマゾンは、違う出発点から同じ課題に挑戦した。 … [Read more...]

書店の個性とは何か(1):B2Bという限界 ♥

ジェームズ・ドーント氏は間違いなく個性的で興味深い人物で、ロンドンの6つのドーント書店は、本好きならどれも一度は行ってみたくなる。しかし3桁もあるウォーターストーンズ (WS)の個々の店舗となると、別の次元の精密な設計とオペレーションが必要だ。地域の顧客・消費者の「個性や傾向」を反映したものということなるが、どうやってそれを実現するのだろうか。(全文=♥会員) … [Read more...]

ウォーターストーンズ起死回生のゴール

英国最大の書店チェーン、ウォーターストーンズが見事な復活劇を演じて注目されている。300に近い店舗を持ち、それまでは規模だけで抜けた存在だったが、構造的な赤字に陥り再起不能と思われていた。しかし、2011年に経営を任せられたジェームズ・ドーント氏のリーダーシップで奇跡の完全復活。英国の出版界を狂喜させた。どんなマジックを使ったのか興味が尽きないところだ。 … [Read more...]

アマゾンは書店の敵か友か (1) Amazon Source

アマゾンは11月6日、独立系の書店や小規模小売店がKindleを販売することによって、デバイスの販売マージンとコンテンツ売上の10%を得ることができる提携プログラム Amazon Source を発表した。Koboが同様の協業モデルを提供しているが、10%はそれより書店に有利な条件。しかし、アマゾンへの宿怨に燃える書店の多くは、猛烈な批判を浴びせている。浸透・拡大には時間が必要のようだ。 … [Read more...]

アマゾンと書店の共存の可能性が試される (♥)

米国の小売最大手のウォルマートとターゲットは、それぞれアマゾン Kindle 製品の取扱いを止める方針を明らかにした。特に Kindle Fire がアマゾンの仮想店舗として機能し、店舗の営業にも影響を与えることを嫌ったためだが、実効性はともかくついに世界最大の小売店に脅威を感じさせる存在になったことを示している。他方で、最も影響を受けるはずの英国最大の書店チェーン、ウォーターストーンズは、アマゾンと提携して10月から Kindle の販売を開始する。この違いはどこからくるか。また、アマゾンと書店との協調的共存は可能だろうか。その答は、意外と早く得られるかもしれない。[全文=♥会員] … [Read more...]

本屋は電子書籍の夢を見るか:トーハンc-shelf

トーハンは9月3日、デジタルコンテンツの店頭販売システム「c-shelf」を12月から全国の取引先書店に提供開始すると発表した(→リリース)。初期導入店数は約3000店舗を予定する。店頭で選書、現金決済できる売場環境を整備することで、来店の動機付け、読者サービス向上を実現しようというものだが、かなり複雑・煩雑なやり取りによって、読者がどれだけのサービス価値を得られ、それによって書店が何を得られるのかが見えない。読者あるいは書店とE-Bookの関係を真剣に考えているように思えない。 … [Read more...]

Kindleを怖れない英国ウォーターストーンズ書店 (♥)

英国最大の約300店舗を擁する書店チェーン、ウォーターストーンズ社(WS)は5月21日、アマゾンと提携し、KindleデバイスとE-Bookを、Wi-Fiアクセス可能な書店で販売していくことを明らかにした。取引条件、契約期間など詳細は明らかにされていない。WSがいくら手にするかは不明だが、アナリストからはこの決定がデジタル事業の将来性を放棄したものとして注目されている。Kindleが売れても、収入は一時的なもので、おまけに顧客を奪われると考えられているからだ。しかしWSのドーント社長は、短慮とかお人好しとはほど遠い人物だ。[全文=♥会員] … [Read more...]

Scroll Up