カナダで著者収入が「危機的水準」に?

日本では「作家の収入」が話題になることはほとんどない。カイシャである出版社の収入は問題になっても、「業界」を持たず、「巨額」にならない個人の収入(あるいは印税総額)などはどうでもいい、というのが慣習なのだろう。しかし、出版の伝統がある国ではそう考えられていない。著者は出版を支える重要な存在で、文化行政の関心事でもある。 … [Read more...]

10年でデジタル転換は可能か:新聞 (♥)

書籍に比べ、新聞や雑誌のデジタル転換は遅れている。書籍がWebで「有料モデル」を確立したのに対して、新聞は広告の柱を失ってしまい、ゼロからの再構築を強いられているからだ。カナダのレポートは、すでに普及率20%まで落ちた新聞が、10年以内に代替となるビジネスモデルをつくれなければ日刊紙は消滅することになると予測している。[全文=♥会員] … [Read more...]

カナダで普及する出版社のE-Book直販

出版調査機関 BookNet Canada (BNC)の調査によれば、カナダの出版社の66%がE-Bookを消費者に直販している。2013年には42%だったので、1年で24ポイント上昇し3分の2に達した。まだ売上の大半をアマゾンやKoboなどの外部のストアが占めているが、直販の増加は読者との結びつきを求める出版社の意思を示している。 … [Read more...]

Koboが法廷に提出した意見書の信憑性

米国において「エージェンシー価格制」は過去のものとなり、大手出版社も前向きに価格設定と取組んでいるが、隣国のカナダはまだ決着していない。独禁当局は先月4つの出版社との和解を発表したが、それに異議を唱えたのが地元のKoboだ。それ自体にあまり意味はないが、その意見書の中で、米国における固定価格の終焉が同社のシェア低下を招いたと述べていることには注目しないわけにいかない。 … [Read more...]

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