AER英国版で見えてきたこと(2):グローバル化の虚像/実像♥

AER英国版は、2割以上のタイトルを共有する米国市場と対照させることで、これまで見えてこなかったE-Book市場の底流での動きを照射している。それには常識とは真逆のことも含まれる。確認されれば、出版界はデジタルの新しい可能性を知るだろう。ビッグファイブはグローバルではなく、インディーズはローカルではなかったということだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンKUが再び版権料支払方式の改訂予告

今年6月にKindle Unlimited (KU)の印税支払方式の変更を行い、関係者を一時的な混乱に陥れたアマゾンが10月30日、再び方式の変更を予告した。11月1日から適用され、具体的内容は不明だが、今回の変更はKUの世界展開(とくにインドなどへの拡大)に伴う市場要因の差の算入に関連したものとされる。版権者の実収への影響が注目される。 … [Read more...]

Kindle Scoutがグローバル展開開始

アマゾンは9月9日、昨年10月に立ち上げたクラウドソース出版プログラム Kindle Scout (KS)を、日本を含む世界規模に拡大すると発表した。これはビジネスのコンセプトが米国での実験の後、実際に機能したことも意味する。当面は英語だが、対象は日本、欧州をはじめ、カナダ、オーストラリア、南アフリカ、ブラジル、インドその他が含まれる。 … [Read more...]

世界最大の出版社PRH前期決算は「絶好調」

ペンギン・ランダムハウス社(PRH)は、2015年前半の業績を発表。為替レートでのドル高も幸いして、前年同期比で16.2%の増収(17億ユーロ)、30.2%の増益という好調な結果となった。PRHのドーレCEOは、「最も楽観的な予想をも上回る、出版事業の成功」を自賛した。成長は、主としてベストセラー、買収によるものである。 … [Read more...]

『眠りたいウサギ』成功の秘密(♥)

スウェーデンの児童心理学者が書き、自主出版した、子供を眠りに誘うための22ページの絵本が英語圏を中心に瞬く間に印刷本ベストセラーのトップに進出。1週間で3万部近く売れて注目を浴びている。グローバル化する出版ビジネスの最前線で起きた真夏の椿事だが、日本の出版界にとってもヒントとすべきことは多い。 … [Read more...]

シャオミがTrajectoryと提携し英文書籍配信

米国ボストンのグローバルE-Book配給会社Trajectoryは中国のシャオミ(小米)との間で、マクミラン、MIT Press、Gardners Books (英)の英語タイトルを後者のeBookstoreに提供することで合意に達した。Tencentに続いての契約で、中国市場を身近なものとしつつある。他方で蜃気楼のようにスマートフォン市場に登場したシャオミだが、コンテンツではどうだろうか。 … [Read more...]

グローバル出版の時代:HCジャパンの登場(♥)

ハーパーコリンズ社(HC)は4月14日、ロンドンで開催されているブックフェア(LBF2015)の会場で、外国語出版プログラムを発表、および欧州8ヵ国語での翻訳出版を今秋から日本行うことを明らかにした(→リリース)。30-50点の英語ヒット作品から選択して出していくが、従来からあるハーレクインのプログラムには影響しない。グローバル出版の本格化である。[♥=会員向け記事、4/25まで期間限定公開] … [Read more...]

中文E-Bookタイトル20万点を米大陸に(♥)

米国のコンテンツ配信企業 Trajectory, Inc.(トラジェクトリ)は3月9日、中国最大のネット企業テンセント(騰訊=タンシュン)との提携の下に、20万点あまりの中国語コンテンツを南北アメリカに提供していくことで合意したと発表した。アップル、アマゾン、Nook、Koboなどを通じて提供されていくことになるが、中国語タイトルが大規模に世界展開するのは初めて。[全文=♥会員] … [Read more...]

日本市場の展開を読む

1月からスタートする年間購読会員版「E-Book 2.0 ビジネスレポート」を特別公開記事としてお届けします。「日本市場の現状を読む」とペアになる分析で、コミックの優位と書籍の停滞という「アンバランスのバランス」が崩れる可能性を考えいています。今後も継続してウォッチする視点を提供しています。この機会に年間購読をぜひお勧めします。[特別公開記事2] … [Read more...]

グローバル・プラットフォームを目ざすFBF

フランクフルト・ブックフェア(FBF)は今年のイベントの参加者数を発表した。業務と一般を含めた総参加者は2.2%減の269,534名、前者は1.8%減の140,291名とほぼ前年並み。2009年以後の低迷する世界経済の影響が出版界にも徐々に及んでいると見られており、とくに業務参加者は5年間で6.7%(1.2万人)減となった。しかしイベントは「デジタル」で活況を呈してもいる。 … [Read more...]

「デジタルの危機」を好機に変えたFBF

10月8日から開催されていたフランクフルト・ブックフェア(FBF)2014は、12日に会期を終了した。従来のレイアウトで行われる最後のもので、ここ数年続いた展示会じたいの刷新プロセスを締め括るものとして、デジタル色がさらに濃くなったが、出版界はそれを当然のものとして受け入れている。21世紀のグローバル・インフラへの移行は完了したのだろうか。 … [Read more...]

ドイツに展開するアマゾン出版

アマゾン出版は3月12日、ドイツにおけるドイツ語コンテンツの出版を本格化させることを明らかにした。すでに12点の版権を取得し、印刷版とKindle版を同社のサイトを通じて販売する。昨年7月にKindle Singleのブランドを立上げ、11月からは翻訳からオリジナルに広げていたが、通常出版へ拡大することは、グローバル出版社をめざす展開の一環とみられる。 … [Read more...]

出版社をオンラインへ誘導するアマゾン (♥)

アマゾンのグランディネッティ副社長(Kindle担当)が10月8日、フランクフルトで行った講演については10月12日号で簡単に紹介しておいたが、当日の発表資料が Slide Shareに掲載された。重要なデータも含んでいるので改めて解説してみたい。アマゾンは「オンライン vs. オフライン」という図式を示し、出版社を儲けさせることで、さらにオンラインへと誘導し、そして成功している。 [全文=♥会員] … [Read more...]

言語圏を横断して拡大するE-Bookに商機

アマゾンでコンテンツを担当するラス・グランディネッティ副社長は、FBFの中で開催された Publishers Launch カンファレンスで講演し、Kindleのコンテンツ事業について、いくつかの未公開情報を明らかにした。とくにKindleの多国籍展開に伴う、非英語コンテンツの英語圏市場での拡大傾向にあることに注目すべきだろう。日本の出版社は海外でのE-Book販売に対応すべきだ。 … [Read more...]

オープンロード社が西語圏出版に進出

デジタル出版社の Open Road Media は、スペインの Barcelona Digital Editions SL と提携し、世界規模でのスペイン語出版を展開していくことを明らかにした。翻訳・出版権を確保した同社の既刊の中から翻訳・刊行していくもので、2014年春までに刊行を開始、1年以内に数百点を出版する計画。デジタルによる多言語展開の可能性に目をつけたもので、グローバル化の第一歩と位置づけられている。 … [Read more...]

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