S&Sの「言論の自由」ビジネス

サイモン&シュスター社(S&S)が、オルタナ右翼のアイドルとして知られ、Twitterから永久追放されているマイロ・ヤノプルス氏 (33)と25万ドルの出版契約を交わしたことが報じられて問題になっている (Hollywood Reporter)。先週はS&SのCEOが「言論の自由」の擁護を標榜したことをお伝えしたが、こういうことだったようだ。 … [Read more...]

米国で無料E-Bookサンプル配信が拡大

出版社のデジタルリテラシーのせいか、E-Bookの無料サンプルの普及は簡単に進まなかったが、今年は米国市場での転機になったようだ。ペンギン、ハーパーコリンズ、Kobo、B&Nがそれぞれ旅行者や通勤者向けの提供を開始し、サイモン&シュスターは5月に続いて、別のパートナーと組んで配信を開始した。 … [Read more...]

S&Sが新ビジネスモデルを発表

サイモン&シュスター社(S&S)は1月29日、健康・自己啓発にフォーカスした新しいマルチメディア・ブランドNorth Star Way (NSW)を発表し、同時に「伝統的出版の枠を超え、著者の声価を高める補助的サービスのセットを提供する」ことを明らかにした。これは書籍はもちろん、メディアの枠をも超えた、出版社による新しいビジネスモデルである。 … [Read more...]

ランダム+ペンギンの次はサイモン+ハーパー?

ランダムハウスとペンギンの合併はグローバルな出版ビジネスの再編を告げたが、傘下にハーパーコリンズ社を擁し、ペンギンの取得に関心を持っていたルパート・マードック氏のニューズ・コープが、サイモン&シュスター社の買収を目指して親会社のCBSと予備的な交渉を開始したことをニューズ系のWall Street Journal紙が報じた。同紙の推定米国内シェアでは、RH+P=27%、HC+S&S=19%となっている。もはや20%以下では“ビッグ”と見做されなくなってきた。 … [Read more...]

量販ペーパーバックからE-Bookへの移行 (♥)

サイモン&シュスター社(S&S)は、量販ペーパーバックの Pocket Star を E-Book 専門ブランドとして立ち上げることを発表した(Publishers Weekly, 5/7)。1939年創始の Pocket Books の伝統を継ぎ、話題性のある大衆向けの小説、恋愛物、スリラー、ミステリ、都会風ファンタジーなどのジャンルをカバーするが、新旧タイトルの両方を扱い、大部分をオリジナルとすると発表している。デジタルの浸透に伴うフォーマットの再編成が進んでいる。ポケットのルイーズ・バーク副社長は、デジタルのメリットを活かし E-Book … [Read more...]

アトリアが初のNFC応用スマートブックで書店POP

サイモン&シュスター傘下のアトリア・ブックス(Atria Books)は、新刊ハードカバー1,000冊にNFC対応スマートフォンで読取り可能なタグを埋め込み、書店の店頭で、購入者や閲覧者に対し本に関連した情報の提供を行う「スマート」ブックの実験を10月28日から開始した(→リリース)。顧客の関心を惹きつけ、対話型情報提供によって本の購買や、それと同一分野の書籍の販促につなげることを目指している。 … [Read more...]

著者へのデータ開示:変化するパワーバランス (♥)

米国では、出版契約の締結に際し著者と出版社が直接交渉することは一般的でなく、著者側エージェントが代理人として行う。交渉で物を言うのはやはり情報の多寡なのだが、有名な著者でもないと大手出版社の優位は揺るがない。E-Bookの登場で力関係が変わるとも考えられたが、出版社はむしろ取り分を高めたと考えられている。しかしアマゾンがその情報をタダで提供するようになって状況は一変した。なんと大手出版社も著者への情報サービスを始めたのだ。 [全文=♥会員] … [Read more...]

「突然のベストセラー」に即応したE-Book

サイモン&シュスター社が7月12日に刊行した、誘拐事件の被害者ジェイシー・ダガードさんの回想『盗まれた人生:ある思い出』(A Stolen Life)が、1日の売上としては最高の17万5,000部に達し、うち半分がE-Bookであったことが明らかになった。出版社側としては予想外で、特別なマーケティングや販促の体制を取っていなかったが、ABCによるTVインタビューが放映された直後から予約が殺到し、現在アマゾンのトップ100で首位を快走。米国の関係者は、即時性とアクセス性というE-Bookの利点が実証された事例として注目している。デジタル版を同時発売することの優位を実証するものでもある。 … [Read more...]

デジタル革命と出版社:サイモン&シュスター

サイモン&シュスター社(S&S)のキャロライン・リーディ社長兼CEOは3月23日、The Publishing Pointのインタビュー・セッションで、デジタル革命のさ中にある出版社が直面している現状などについて率直に語り、最大の課題が「著者に対して価値が提供できることを立証する」ことであると述べた(TeleRead, 03/23)。最近強まっている、出版=B2Cビジネス論に対して、出版社はこれまでもB2Cだったし、これからは形を変えなければならなくなっただけ、と反論したもの。 … [Read more...]

デジタル時代の出版社はサービス指向か (♥)

本号でご紹介した米国の出版大手、サイモン&シュスター社リーディ CEO のインタビューからは、転換期の出版産業についての貴重な情報を得ることが出来る。 E-Book ビジネスとは、たんに電子コンテンツを用意することではなく、出版のサプライチェーンにおいて誰にどんな価値を提供し、どうやって対価を得るか、というビジネスモデルを再構築することになるということだ。著者、消費者、流通との関係の中での立ち位置を定めなくてはならないが、答は自分で見つけるしかない。ともかく、 E-Book … [Read more...]

サイモン&シュスター社がVook 47点を発売

サイモン&シュスター社は、マルチメディアとWeb 2.0を融合させた拡張型E-Book環境VookをベースにしたE-Bookコンテンツ47タイトルをiBook Store向けに一挙発売した。今回の目玉は、米国のロックバンドGuns N' Rosesのドキュメンタリー "Reckless Road" (by Marc Canter & Jason Porath)で、17本=計40分に及ぶビデオインタビュー、200枚の画像を含む。DVDではありえない$4.99という価格が最大の魅力だろう。 … [Read more...]

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