スパム出版対策でアマゾンがKDPのルール変更

デジタル時代の自主出版の最大の課題は、出版物としての体裁を整えることから、出版物として主張するだけの資格を有しているかを認めさせることだ。最大の自主出版サービス (Kindle Direct Publishing)を持つアマゾンは、このほど投稿ルールを改訂し、パブリック・ドメイン(PD)コンテンツを禁止した。Wikipediaなどの内容をそっくり転用し、有償コンテンツとして販売することが禁止される。「程度」の問題があるので、徹底にはかなり難しい問題があるが、正しい方向への第一歩と言えるだろう。 … [Read more...]

アマゾンKDPが「スパム天国」の汚名返上

アマゾンの自主出版サービスKindle Direct Publishing (KDP)を悪用した“スパム出版”が広がっているという、話題性のある情報は、今年3月頃に米国で初めて伝えられ始め、本誌でもお伝えした(6/23号)。その後の対応が注目されていたが、慎重に対処法を探ってきたアマゾンが取締りを強化したことが、NYTimes (Bits)やmocoNews.comなどで確認された(08/12)。出版革命に付き物の「盗用、剽窃、改竄」を検知・排除する効率的なプロセスは確立されたようだ。 … [Read more...]

スパムに勝つ方法

当然のことながら、出版ビジネスへの参入障壁が下がれば、いろんなものが現れる。スパムはその一つだ。スパム本の脅威についてはお伝えしたので、この邪道に勝つ方法を提案しておきたい。スパムは必然であり、この邪道が正道を鍛え、消費者(社会)の眼を養い、その支持を得て勝つ方法を教える。だからスパムは恐れる必要はない。ただしこれを怖れるあまり、デジタル市場をスパムに任せ、印刷本の世界に引き籠ったら話は別だ。消費者をスパムに委ねれば歪んだ市場が生まれる。 … [Read more...]

E-Book市場を襲う「スパム」本の脅威 (♥)

マスとしてのE-Book市場の成立とともに、好ましからざるものが現れる。一般的には海賊版だが、これは騒がれる割に確認可能なデータが乏しく、E-Bookとは無関係に昔から存在した。現実に大問題となってきたのは、剽窃、粗悪、改竄などのコンテンツを総称した「スパム」と呼ばれるものだ。スパムはもはやメールだけではない。この3ヵ月の間に、チェックの甘いアマゾンの自主出版支援プログラムDigital Text Platform (DTP)で急速に増殖してきた。DTPでは著者の取り分が70%にもなるので、廉価な犯罪的コンテンツで荒稼ぎして消えるには便利な侵入口になる。(写真はスパム入門キットの一つ) … [Read more...]