9月9日に「本当の『EPUB戦記』」と題したパネルがJEPAの主催で開催され、不肖ながら筆者がモデレーターを仰せつかったが、非常にハイレベルで有意義な内容だった。簡単に感想をまとめておきたい。
デジタル出版史
『EPUB戦記』を読む:読み方
1970年からの半世紀。それまで成長の世紀を享受した日本の近代出版は、奇しくもバブル期において頂点を迎え、デジタルというパラダイムの転換に遭遇し、その本質を理解しないままに没落を迎えた。著者はデジタルに本の未来を見ている […]
『EPUB戦記』を読む
待望の『EPUB戦記』(小林龍生著、慶應義塾大学出版会)が刊行された。約四半世紀にわたる、著者自身の電子出版との格闘を綴った貴重な記録であり、DTPからインターネット時代に至る、出版技術とそれをめぐる関連現場のインサイド […]