情報インフラと出版:生産と流通(♥)

自動車が登場してから社会が完全に対応するまでにはかなりの時間がかかった。馬車は地位の象徴であり、捨てがたい魅力と社会的必要性があったからだ。デジタル出版革命も同様で、紙のステイタスにデジタルの機能性が勝つのは、産業と社会が先で出版が後になっても不思議ではない。しかし、いずれ表舞台から消えることだけは確かだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

社会基盤から見たデジタル出版革命

出版技術コンサルタントのブライアン・オリアリ―氏がPublishers Weekly (04/15)で、「デジタル出版革命はただ加速するのみ」という記事を書いて、なお燻っているE-Book停滞(成長)論争に新しい視点から論じ、表題のような結論を述べている。もっぱら商業出版の世界の中だけで論じられてきた問題に対する、インフラからの視点は新鮮だ。 … [Read more...]

米国デジタル出版革命の総括 (3) 読者の実像(♥)

これまで「消費者/読者」の実像についてはほとんど知られていなかった。BISGは購入パターンを軸に、性別、世代別、属性別などの項目を組合せることで、かなり詳細に描き出している。それによるとの市場は、中年女性が優位を占める「パワー・バイヤー」と呼ばれる優良顧客層が消費をリードしている「アマゾン王国」ということになる。彼女らが『フィフティ・シェイズ』現象を現出した。日本の出版の課題は、巨大なポテンシャルを持つ大人の女性を掴む(=女性読者に奉仕する)ことではないだろうか。[全文=♥会員] (図はギリシャ神話のアマゾンの戦いを描いた絵) … [Read more...]

米国デジタル出版革命の総括 (2) 新しいルール (♥)

米国において、E-Bookは5年で3000億円の規模に達した。注目すべきことは、規模や成長率よりも、この市場の性格と、デジタルを背骨としE-Bookを戦略商品とする21世紀型出版市場の構造だ。E-Bookは一つのフォーマットであり、印刷フォーマットと深い関係にある。出版経営は目標に対して全体を最適化することだが、その軸が伝統的な商品とチャネルではなくコンテンツとマーケティングにあること、デジタルは増幅要素であることを、米国の出版社は学んだ。だから低価格を怖れたりはしない。 [全文=♥会員] … [Read more...]

米国デジタル出版革命の総括 (1) 出版社

BookStats 2013については、先週号で紹介したが、無料で得られる要約情報としては、BISGが5月15日に開催したセミナー(MIP=Making Information … [Read more...]

Scroll Up