グラフで見る世界の出版の現況と予想

英語編集サービスを提供している Global English Editing (GEE)は、グローバルな出版市場の現況から各国別文学地図のようなものまでをユニークなインフォグラフィックで提供している。2016年時点で調査会社が発表した公開情報を組合わせてバランスよくまとめたもので、デジタル化の進展と読書習慣の変化などについて考える手がかりにはなる。 … [Read more...]

デジタルから振り落とされた大出版社

米国大手出版社のE-Book売上減少が止まらない。シェアは危険な状態にあり、デジタルによる増収・増益とともに「デジタル比率」を誇示していた2013年までの状況が嘘のように、この市場の「需要の減退」を語り、そしてデジタル比率の数字を隠し始めた。何かが壊れはじめている兆候だ。※無料/公開記事です. … [Read more...]

「成長する電書」の裏側

  インプレス総合研究所は6月29日、『電子書籍ビジネス調査報告書2015』を発表し、この中で2014年度の電子書籍市場が前年度比330億円(35.3%)増の1,266億円になったと推定した。今年の主役もマンガの「単行本まとめ買い」であり、部分的な電子化はやがて飽和点に達するだろう。一方、電子雑誌は88.3%増の145億円となり、一気に100億円を超えた。 … [Read more...]

日本市場の現状を読む

今月から月刊の「E-Book 2.0 ビジネスレポート」を年間購読会員向け記事としてお届けします(月払いの方は試読)。主としてE-Bookビジネスに携わる方のために、短期的・長期的な判断に資する内容をご提供するものです。読者との対話を重視しますので、ご意見・ご質問などがあれば、ぜひお寄せいただければ幸いです。[特別公開記事1] … [Read more...]

英語圏が圧倒するE-Bookの世界市場

調査・コンサルティング会社のPricewaterhouse Coopers (PwC)は、世界のE-Book市場を概観・予測する年次レポートの2014年版を発表した。普及のペースは国ごとに異なり、英語圏ではE-Bookの売上構成比が商業出版物の2分の1から3分の1の間になったのに対して、大陸欧州では大きく遅れ、日本では15%になったと推定している。 … [Read more...]

急成長する米国青少年E-Book市場

米国出版社協会(AAP)は9月19日、5月の月次統計を1-5月通算とともに発表し、ほぼ今年前半の傾向を示すと思われる数字を示した。会員1200社の5ヵ月通算売上は26.5億ドルで、昨年の25.5億ドルを3.9%ほど上回った。E-Bookは前年比7.0%増で、6.3%増のペーパーバックともに成長を牽引したが、これは青少年・児童書がほぼ3割増となったこととも関係している。 … [Read more...]

HCが2014年度利益率13.8%達成

ハーパー・コリンズ社(HC)は8月7日、2014会計年度の業績を発表、売上は6%増えて14億3,000万ドル、利益は38%増の1億9,800万ドルに達した。メディアビジネスで注目される利益率は2013年度の10.6%から13.8%となっている。もちろん、デジタルが大きく貢献したことは言うまでもない。E-Bookは前年から35%も増えて売上の22%(前年は17%)。 … [Read more...]

成長を持続する英国のE-Book市場

英国出版社協会(PA)が発表したDigital Sales Monitor 2014年4月版によれば、今年1-4月のE-Book販売が、前年同期10.5%増の1億3,250万ポンド(約230億円)に達したことが明らかになった。一般書から教育、専門書まで、分野に関係なく伸びを示しているのが特徴。とくにこれまで市場を牽引してきたフィクション以外の分野での高い伸びが注目される。 … [Read more...]

デジタル革命の第二幕が近づく英国

ニールセン社は3月19日、2013年の英国での出版活動に関するレポート Books & Consumers を発表した。E-Bookの購入は20%増加し、3億ポンド(約500億円)、8,000万冊、2012年の5冊に1冊から4冊に1冊に増加し、購入額に占めるシェアは14%となった。とりわけ成年向けフィクションでは、3冊に1冊から5冊に2冊と、半数近くを占めるに至っている。 … [Read more...]

米国市場デジタル化第2弾への底流

米国出版業界のシンクタンク BISGのE-Book消費者動向レポート(Vol. Ⅳ-2)については先々週にご紹介したが(本誌、11/05)、市場シェアについてのデータが明らかにされたので (DBW, 11/14)、あらためて取り上げてみたい。ひとつはストアのシェア、いまひとつは、出版分野別の消費者の選好(紙とデジタルのどっちがよいか)。後者では実際の市場データ(デジタルはまだ3割)とかなりのズレを示しているのが気になる。 … [Read more...]

デジタルが支えるアシェットの3Q決算

アシェット・ブック・グループ(HBG)は11月12日、米国の第3四半期の決算を発表したが、成年向け一般書のデジタル比率は昨年の20%から27%に上昇し、11%の売上増に寄与した。また英国事業では同じく前年同期の20%から一気に30%に達した。親会社のラガルデール出版のグローバルな事業では、E-Bookは9.4%に止まっている。 … [Read more...]

米国でE-Bookは本当に失速したのか?

米国出版業界のシンクタンク BISGが行った最近の調査 (Vol. Ⅳ-2)によって、E-Book市場の成長が販売部数で30%、金額で15%というラインで停滞していること、また消費者が紙とデジタルの(二者択一より)バンドルに高い関心を持っていることなどが明らかになった。また、デバイスについては、アマゾン/Kindle専用機の強さを示している。E-Book市場が「停滞」に入ったと受け取られやすいが、それは大きな誤解を招く。 … [Read more...]

デジタル30%と米国出版社の戦略転換

9月19日に米国出版社協会(AAP)から発表された2013年前半の出荷統計によると、成年向けE-Bookの市場規模は6億7,770万ドルで、前年の同期間を5%上回った。最初の4ヵ月が12%増だったので、さらに減速したことになる。強力なベストセラーを欠いた児童・青少年向け分野は45.6%減の8,370万ドルと大幅なマイナスとなった(前年は1億5,370万ドル)。 … [Read more...]

ラガルデール出版は大幅増益

アシェット (HBG)の親会社であるラガルデール社は8月29日、2013年上半期の決算を発表し、9億1,700万ユーロ(1.4%)の売上に対して、利益 (EBIT)が24.6%増の7,100万ユーロとなったことを明らかにした。利益率向上には、ベストセラーのほか、米英を中心としたE-Bookが大きく貢献しているが、全世界でのデジタル比率は11.3%となった。 … [Read more...]

1Q13の謎:デジタルは25%で飽和か?

米国出版社協会(AAP)が発表した1Qの数字、とりわけE-Bookが前年同期比5%増に止まったという「事実」は少なからぬ波紋を生んだ。デジタル比率は25%に達したのだが、このあたりで「打ち止め」と考えた(い)人々が、限界説を流し、それに対する反論も積み上がってきた。真実はいずれ別のデータで明らかにされるので、そう深刻な問題ではないが、デジタルというものに対する認識、投資戦略にも影響を与えることなので、本誌の考えを述べておきたい。 … [Read more...]

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