アシェット・ブック・グループ(HBG)は11月12日、米国の第3四半期の決算を発表したが、成年向け一般書のデジタル比率は昨年の20%から27%に上昇し、11%の売上増に寄与した。また英国事業では同じく前年同期の20%から […]
デジタル比率
米国でE-Bookは本当に失速したのか?
米国出版業界のシンクタンク BISGが行った最近の調査 (Vol. Ⅳ-2)によって、E-Book市場の成長が販売部数で30%、金額で15%というラインで停滞していること、また消費者が紙とデジタルの(二者択一より)バンド […]
デジタル30%と米国出版社の戦略転換
9月19日に米国出版社協会(AAP)から発表された2013年前半の出荷統計によると、成年向けE-Bookの市場規模は6億7,770万ドルで、前年の同期間を5%上回った。最初の4ヵ月が12%増だったので、さらに減速したこと […]
ラガルデール出版は大幅増益
アシェット (HBG)の親会社であるラガルデール社は8月29日、2013年上半期の決算を発表し、9億1,700万ユーロ(1.4%)の売上に対して、利益 (EBIT)が24.6%増の7,100万ユーロとなったことを明らかに […]
1Q13の謎:デジタルは25%で飽和か?
米国出版社協会(AAP)が発表した1Qの数字、とりわけE-Bookが前年同期比5%増に止まったという「事実」は少なからぬ波紋を生んだ。デジタル比率は25%に達したのだが、このあたりで「打ち止め」と考えた(い)人々が、限界 […]
ジャンルで異なるデジタル比率を考える
デジタル出版を日本より3年ほど早く掴んだ米国出版界では、E-Bookが全体の25%を占めた現時点で、最適配分問題が詳細に検討されるようになってきた。高精度、多次元、高速の統計インフラがほぼ完成したことで、これまでには考え […]
英国出版市場がデジタル134%急拡大で成長
英国の出版社協会(PA)は5月1日、2012年の統計年鑑を発表し、一般書のE-Book市場は134%増の2億1,600万ポンド(約327億円)、全体では66%増の4億1,100万ポンド(約400億円)に達したことを明らか […]
世界大手5社決算、デジタル化進展で利益率10%
先日ランダムハウス社の2012年度決算を紹介したが、超ベストセラーという特殊要因の後押しがない他の(マクミランを除く)大手4社を含む数字も出揃ったので取り上げてみたい。総じて言えることは、売上が停滞し、営業利益が前年水準 […]
米国のE-Book市場11月は減速しつつ拡大
米国出版社協会(AAP)が発表した2012年11月の出版統計によると、E-Bookの成長はスローダウンして前年同月比20.7%増にとどまったことが明らかになった。10月が同41%、9月が31%なので、減速が目立ってきた。 […]
米国市場の上半期は、青少年へのE-Book普及が進む
米国出版社協会(AAP)は、StatShotサービスに基づく今年前半(2012年1-6月)の書籍売上統計を発表し、一般書籍 (trade books)が13.1%増の23億3,000万ドルと好調で、全体では4.4%増の5 […]