「デジタル」から「本」へ格上げされたドイツのE-Book

ドイツ連邦政府統計局は12月11日、過去3年間にE-Bookを購入した人は約50%増加したと発表した。2017年に購入した世帯は160万世帯で、2014年の110万から50万の増加で、市場シェアは3%とされる。こうした数字は、読み方が難しい。しかし、データを社会的「ニュース」であると見れば意味は分かる。 … [Read more...]

独自のビジネスモデルで築くTolinoの「奇跡」♥

ドイツでアマゾンと対抗できている唯一のE-Bookプラットフォーム、Tolinoについては、4月にお伝えした。半年を経た現在の状況についてフォローすることは今回のFBF参加の目的の一つだったが、来日時にお会いしたクラウス・レンクル氏から話を伺った。欧州出版環境から生まれた独自のビジネスモデルは、余裕をもってアマゾンとの競争に堪えている。[全文=♥会員] … [Read more...]

自主出版でアマゾンに対抗する独Tolino(♥)

アップル、B&N、Koboも出来なかったことをドイツのTolinoがやろうとしている。成長市場でアマゾンと互角に渡り合うということだ。いくら大手書店ネットワークの支援があるとはいえ、なぜそれが可能だったのか。「自主出版」と考えるのは、ミュンヘンの出版ジャーナリストで、Self-Publisher Bibelを発行するマティアス・マティンク氏だ。[全文=♥会員] … [Read more...]

ドイツTolinoがアマゾンを破る

主要国E-Book市場でシェア・トップを譲ってこなかったアマゾンだが、ドイツで初めてTolinoに土をつけられた。調査会社GfKの四半期レポートによれば、3QのKindleはシェアを8ポイント落として39%、Tolinoは7ポイント上げて45%となった。着実に力をつけてきたTolinoだが、1年半あまりで逆転とは驚くほかない。これが「アマゾン批判」の高まりを反映したものかどうかも注目される。 … [Read more...]

ドイツに展開するアマゾン出版

アマゾン出版は3月12日、ドイツにおけるドイツ語コンテンツの出版を本格化させることを明らかにした。すでに12点の版権を取得し、印刷版とKindle版を同社のサイトを通じて販売する。昨年7月にKindle Singleのブランドを立上げ、11月からは翻訳からオリジナルに広げていたが、通常出版へ拡大することは、グローバル出版社をめざす展開の一環とみられる。 … [Read more...]

非英語圏E-Book市場が離陸の兆し

非英語圏のE-Book市場が2013年に急成長を始めたようだ。100%あまりの成長を記録したドイツに続いて、オランダ、ロシア、ブラジルでも上昇が伝えられている。注目されるのは、ドイツ書店連合の Tolinoプラットフォームが1年を経ずにアマゾンに次ぐシェア(30%台後半)を得たことだ。もしこれが定着すれば、アマゾンが50%を取れない市場として理由が分析の対象になるだろう。 … [Read more...]

堅実にデジタル転換を進めるドイツ出版界

アマゾンは9月から、ドイツでのKindleベーシック版の価格を49ユーロ(≒6,500円)に引き下げた。他の欧州諸国ではまだ€79で販売されているが、ドイツでは3ヵ月前に€69で販売されていた。一段の値下げは、ドイツにおけるE-Book市場が活性化し、競争が激化したことを反映していると考えられている。最近の状況を確認してみよう。 … [Read more...]

Tolinoの「成功」で活性化するドイツ市場

ドイツの大手書店がアマゾン対抗のためにドイツ・テレコムと提携して今年3月にリリースした“統一リーダ” Tolino Shine(写真=99ユーロ)について、ヴェルトビルトなど2社は、過去100日間の売れ行きは「大成功」と発表した。数字については「数万台の後半」としか述べていないが、少なくとも「予想を超えるもの」であったらしい。昨年ようやくシェア2.4%となったばかりだが、米国の2008年に近く、ついにドイツ市場も離陸の時を迎えたようだ。アマゾンなども広告を強化している。 … [Read more...]

ドイツの書店大連合が共通ブランド Tolino

ドイツの主要書店グループとドイツテレコムは3月1日、ベルリンにおいて、Tolino という共通ブランドとするデジタル・リーディング・プラットフォームを発表し、E-Reader、Tolino shineを3月7日からドイツの1,500あまりの書店とオンラインで発売することを明らかにした。価格は99ユーロ ($128)で、約30万点のドイツ語タイトルを用意し、15万点のアマゾン、Koboの2社を凌いでいる。フォーマットはEPUB、PDFおよびTXT。ドイツテレコムはデバイスのほかクラウドとWi-Fiでサポートする。 … [Read more...]

ドイツのメディア業界の大連合予告

ドイツの大手書店3社(ターリア、ヴェルトビルト、ヒューゲンドゥーベル)が、ドイツテレコム(DT)および世界最大の出版グループ、ランダムハウスの親会社であるメディア企業ベルテルスマンとともに3月1日、記者発表を行うことが報じられた (lesen.net, 02/25)。内容は明らかではなく、日本時間で今週金曜の夜まで待つほかないが、顔ぶれからいって、オンライン・プラットフォーム以外とは考えにくい。ではどんなプラットフォームか。乏しい情報から少し考えてみよう。 … [Read more...]

「千円」E-Reader時代到来か!?

E-Inkリーダは多様化に向かう、と本誌は予測しているが、ドイツのE-Book企業テクストル社 (txtr GmbH、ベルリン) は、シンプルで小型化を徹底させた新製品 txtr beagle を発表した。5型 (800x600)で128g、薄さ5mm、単4電池3本で約1年使用可能。最近のトレンドであるタッチスクリーン機能はなく、Wi-Fiもないが、Bluetoothをサポートし、タブレットやスマートフォンからデータをダウンロードする。同時に収納できるE-Bookは5冊と少ないが、通信会社から提供される予定価格は10ユーロと言われる。同社にはスマートフォンに近い4.3型、111gのMini … [Read more...]

期待高まるドイツのE-Book市場

世界の三大出版市場の一つでありながら、デジタルではなお低迷するドイツのE-Book事情についてPublishingPerspectives (PP, 7/11)が伝えている。1,850の出版社と1,800の書店、2万名の個人を対象に最近行われた大規模なパネル調査によれば、主要出版社は、現在わずか1%を占めるにすぎないこの新市場の成長力に期待し、デジタル投資を強化しているという。2011年のドイツ出版市場は景気の悪化で初めてマイナス成長(1.4%)を経験したが、デジタルは「希望の星」に昇格したようだ。 … [Read more...]

6割が違法コピー:ドイツの海賊幻想

ドイツの著作権侵害を研究しているGVUなどの団体が市場調査会社のGfKに依頼して行った調査の結果が8月30日に発表され、昨年1年間で2,300万冊がダウンロードされたE-Bookのうち約60%が違法であったことが「明らかになった」。ドイツ人の多数が違法行為に関係しているという、事実とすれば由々しいこと。The Digital Readerのネイト・ホフェルダー氏はすぐに反論を出し、推定の根拠が間違っているこのレポートは「詐欺」でありまったく信頼できないと決めつけた。客観的に見て、どうもこの指摘が正しいようだ。それにしてもなぜ。(右のイラストは海賊版の恐怖を、強迫神経症的に表現した傑作!?) … [Read more...]

Kindleドイツ開店とE-Bookのグローバル化

アマゾンがKindleストアの世界展開を拡大している。英国に後れること8ヵ月の4月21日、ドイツにKindleストアを開設、非英語圏コンテンツへの浸透を始めた。数字ではなく、通貨を置き換えた割高な€189のKindleデバイス(3G)は、キーボード/メニューのローカリゼーションのみで、製造中と言われる独語版のスケジュールは発表されていない。E-Bookの普及は英国ではかなり進んでいるが、英米と大陸欧州(それに日本)のギャップはむしろ拡大している。問題は、ドイツの品揃えが、英語書籍65万点余に対して独語書籍がわずか2万5,000点余と極端なアンバランスとなっていること、価格が米国に比べて高いことな … [Read more...]

ドイツテレコムがE-Bookプラットフォーム進出

ドイツテレコム(DT)のエドヴァルト・コツェルCTOは2月10日の、Financial Timesドイツ版掲載のインタビューで、E-Bookコンテンツ配信ビジネスに進出する意向を表明した(Publishing … [Read more...]

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