ニールセンは「出版データ」を捨てたか

市場調査会社のニールセン社が、米国の書籍産業サービス部門を単独で、中堅の産業調査会社 NPDグループに売却したことが明らかになった (The Bookseller)。こうした産業インフラの再編がどこに向かっているかは不明だが、すくなくとも米国において伝統的な統計システムが崩壊しかけており、何かが進んでいることは明らかだ。 … [Read more...]

ISBNに未来はあるか (♥)

Nielsen Bookは7月25日、ISBNを簡単に発行するサービス ISBN Storeを英国で立上げると発表した。影が薄くなりかけているISBNを使いやすくしようというものだが、現状を考えると「10年遅い」し、印刷本に最適化されたISBNの再設計という課題への取組みが見えていないのが問題だろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

E-Bookは「飽和」したのか?

調査も監査も、クライアントの期待を多少とも反映する傾向は免れない。ニールセン社の調査は、E-Book市場の「飽和」を語っている。この不用意な言葉は人々をミスリードするものだ。デジタル時代に人々がどのメディアにいくらかけるかは、様々な変数によって流動化している。E-Bookの急拡大と急停止は、そのことを物語っているに過ぎない。 … [Read more...]

動く標的を描いた5枚の「スケッチ」(♥)

FBF2015/Business Clubではニールセン社のジョナサン・ストルパー氏が、同社の最新調査データに基づく米国市場の概観を発表している。ジョー・ワイカート氏が効果的に要約したものを書いているので、使わせていただいて筆者なりのコメントを述べてみたい。同じデータをもとに、B5にはどんな世界が見えていたかが分かる気がする。[全文=♥会員] … [Read more...]

英国ニールセンが自主出版を本流として認知

英国ニールセン社は、2014年の英国市場において自主出版が約1,700万冊、5,800万ポンドを売上げて全体の5%の市場シェアを確保したと発表した。E-Book市場では15%。今年1Qも16%の成長を続けており、2012年以降で77%増と出版社による出版をはるかに凌ぐ高成長を続けている。米国と並び、英国でもビジネスモデルとして確立されたことを意味する。 … [Read more...]

米国ではオーディオブックが成長

ニールセン社Books & Consumersの米国消費行動調査の最新版が発表され、2013-14年にオンラインとチェーン店のシェアが下落したことが明らかになった。しかし、これはオーディオブックをオンラインに含めなかったためで、チャネルのパワーバランスがアナログ優位になったわけではない。しかし、閉店が増えた量販店がシェアを落としているのは確かだ。 … [Read more...]

オンライン4割の英国出版市場

2014年の英国出版業で、初めてオンラインの売上が実店舗のそれを上回った。3月25日に開催されたニールセン社のBookInsightsカンファレンスで発表されたものだが、オンライン≒アマゾンで、そのシェアがさらに高まっていることは言うまでもない。書店の焦燥感は募るが、出版市場が拡大するのは悪いことではない。 … [Read more...]

ティーンズの読書行動はかなり複雑

E-Readerなどモバイルデバイスの普及で児童・青少年向けE-Book市場が急成長している。年代別の本の消費動向を調べた最近のニールセン社の調査は、13-17歳の“デジタルネイティブ世代”が意外にも上の世代に比べて読書のデジタル化が遅れているという結果を伝えた。しかし、回答パターンからティーンズの読書行動を理解するのはかなり難しい。 … [Read more...]

デジタル革命の第二幕が近づく英国

ニールセン社は3月19日、2013年の英国での出版活動に関するレポート Books & Consumers を発表した。E-Bookの購入は20%増加し、3億ポンド(約500億円)、8,000万冊、2012年の5冊に1冊から4冊に1冊に増加し、購入額に占めるシェアは14%となった。とりわけ成年向けフィクションでは、3冊に1冊から5冊に2冊と、半数近くを占めるに至っている。 … [Read more...]

小売データ基盤をニールセン社に一元化

出版ビジネスのグローバル化は、国境を越えたマーケットデータ基盤の拡張を伴う。ニールセン社は、R.R.バウカーから2つの部門を買収することで合意したと発表した。これで同社は米国と英国におけるE-Book販売に関する多角的データ収集の能力を得たことになるが、同時に英語圏の紙とデジタルのデータ基盤は、書店向け(ニールセン)と出版社向け(バウカー)にそれぞれ分かれることになった。 … [Read more...]

ニールセンがSNS時代の“TV視聴率”評価法導入へ

TV視聴率調査で知られるニールセン社は12月17日、TV番組に関するTwitterの会話を解析した反響評価指標「ニールセンTwitter TV視聴率」(“Nielsen Twitter TV Rating”)のを発表し、Twitterの協力のもとに、2013年の新シーズンから導入すると発表した。タブレットやスマートフォンでストリーミングを視る時代に、わずかな「典型的」視聴者世帯のTV受像機を対象としたサンプル調査で番組の命運を左右する「視聴率」を決めてきたやり方は、そろそろ過去のものとなりそうだ。 … [Read more...]

ニールセングループがiPadアプリ/サイト診断レポート

iPadアプリの評価を行っているニールセン・ノーマン・グループ(NN/g)は、昨年登場したアプリを総括したレポート(pdf)を公表し、豊富な事例をもとに「おかしなものは減っているが、インタフェースは、なおユーザーを混乱させユーザビリティ上問題となるものが少なくない」と評した。バックボタンやホームページ、追加検索といった機能は実装されたものの、誤操作から復帰が面倒だったり、すぐに目次に行けない雑誌アプリなどもあることを指摘している。有難いことに全文を読むことが出来るので、これはタブレット・アプリデザインの必読文献だろう。 … [Read more...]

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