アップルと出版大手5社に対する集合訴訟事件の処理に伴う賠償額計算の過程で、各社の販売金額について最も正確な推定額が得られた。それによると、2年と50日の間の5社のE-Book出版点数は、市場全体の6%であるのに対し、販売 […]
ビッグシックス
世界大手5社決算、デジタル化進展で利益率10%
先日ランダムハウス社の2012年度決算を紹介したが、超ベストセラーという特殊要因の後押しがない他の(マクミランを除く)大手4社を含む数字も出揃ったので取り上げてみたい。総じて言えることは、売上が停滞し、営業利益が前年水準 […]
米国のベストセラーE-Book平均価格はなお下落傾向
米国のE-Bookベストセラー(上位25)の価格動向を毎週フォローしているDigital Book Worldによれば、先週(2/25-3/3) 1週間に平均価格帯が8ドルをさらに割りこみ、$7.86となった (03/0 […]
「DRMを使って独占」と書店がアマゾンを提訴
2月15日、米国の3つの書店が、DRMを使って市場の独占を図っている(シャーマン反トラスト法違反)としてアマゾンと出版大手6社を被告とする集合訴訟をニューヨーク南地区連邦地裁に提出したことが報じられた(02/25, Hu […]
マクミラン“降伏”でE-Book価格はさらに下値を模索
大手5社の中で唯一、司法省との和解を受け入れていなかったマクミラン社は2月8日、和解手続を完了し、2009年に始まる「エージェンシー価格カルテル」事件は一件落着した(アップルのみは係争を継続)。和解条件は他の4社と同じで […]
E-Book価格戦争は終わったのか(♥)
Kindleが登場して5回目の年末商戦(北米では通常11月末から1末から新年1月初旬)を迎えた今年、最大の注目は、E-Bookの価格がどこまで下がるかということだった。周知のように、出版社側が米欧の独禁当局と消費者に対し […]
敗者なしの市場の勝利:米欧価格談合問題決着(♥)
E-Bookに関する価格談合容疑でEC当局と交渉を続けていた出版大手5社とアップルのうち、保留のペンギンを除く5社が和解を選択したことが13日に明らかになった(→リリース)。アシェット、ハーパー・コリンズ、マクミラン、サ […]
固定価格カルテルの崩壊と浮遊する市場価格 (♥)
サイモン&シュスター社(S&S)は12月10日、ハーパーコリンズ(HC)、アシェット・ブック・グループ(HBG)に続き、E-Bookエージェントとの契約を改定したと発表した。内容は明らかにされないが、書店側での割 […]
ランダム+ペンギンの次はサイモン+ハーパー?
ランダムハウスとペンギンの合併はグローバルな出版ビジネスの再編を告げたが、傘下にハーパーコリンズ社を擁し、ペンギンの取得に関心を持っていたルパート・マードック氏のニューズ・コープが、サイモン&シュスター社の買収を […]
EUでアップルと出版大手4社が新契約に調印
米国ではアップルと出版5社の「談合事件」の処理が進み、エージェンシー価格制からの移行が確認され始めているが、欧州においてアップルと出版4社が新たに契約を締結したことがEU当局により明らかになった(→ECドキュメント, 9 […]