「未来」への対話 W3C Publishing Summit:(1)課題

W3Cは11月9-10日の2日間、サンフランシスコにおいて2月のIDPFとの合併後の最初のイベントである Publishing Summit を2日間にわたって開催し、EPUBの発展方向を中心に議論した。出版、図書館、IT開発などの関係者から経営者、クリエイターまで約200人が世界各国から参加した。Webとの対話による出版の新しい展開が始まった。 … [Read more...]

アマゾンがKindle Createベータ版をリリース

アマゾンは、MS WordファイルからKindleフォーマットのE-Bookを容易に作成するためのオーサリング・ツールKindle Create (KC)ベータ版を新たにリリースした。日本語対応も遠くはないと思われる。こうしたツールの現状はどうなっているかをみてみたい。 … [Read more...]

ビッグ・ファイブの最大の誤算(♥)

商業出版市場の覇権を維持してきたビッグ・ファイブは、アマゾンを「敵」としてE-Bookの価格決定権の奪還に成功し、すぐにアマゾンが市場の3分の2を握るE-Book市場に「攻勢」を仕掛けて、価格を大幅に引上げた。E-Bookの価格引上げが売上(部数→金額)の減少に結びつくことは、「想定内」だった。しかし、影響はそんなに単純なものではなかった。[全文=♥会員] … [Read more...]

米国のペーパーバック復活は本物か

紙とデジタルの関係が単純なものではないことはかなり知られてきた。しかし、消費者(読者)の立場からすると、つまり選択可能な商品として見ると、答は簡単。つまり、どちらも必要であり時に応じて選べる状態がよいのだ。だから、出版社あるいは書店には多くの選択肢を提供し、消費者が買わない(読まない)理由を消していくアプローチが求められている。 … [Read more...]

ディズニーのコンテンツ戦略(1):ストーリー駆動

米国玩具フェアに併催して開催されたThe Digital Kids Conferenceで、ディズニーの出版部門Disney Publishing Worldwide (DPW)のアンドリュー・シュガーマンEVPが、印刷本を含むデジタル出版戦略に関する基調講演を行った。キャラクターをコアとする同社は、少し特殊な例と思えるかもしれないが、デジタル時代の出版社が進むべき有力な方向性を示唆している。 … [Read more...]

デジ機構型「緊急」ビジネスモデル!?

経済産業省の「コンテンツ緊急電子化事業」(緊デジ事業)の本申請が5月9日から開始された。実務を担当する出版デジタル機構が8日に行った説明会の内容がITmediaのeBook Userに紹介されているので、同記事およびUstreamの動画放送録画をもとに、今回明らかにされたデジ機構のビジネスモデルについてコメントしていきたい。これでEPUB排除(ガラパゴス救済)という本事業の性格が明らかになった。最初は「制作コスト」タダで、3年間20%という驚異のビジネスモデルも。 … [Read more...]

Webベースの編集・出版環境PressBooks

WebとE-Bookに関連して数々の技術的アイデアやツール、サービスを世に出しているヒュー・マグァイア氏とそのグループは、オープンソースのブログCMSとして(本誌も含めて)世界的に使われているWordPressをプラットフォームに使ったPressBooksというE-Book制作環境のベータ版をリリースしたことを明らかにした。EPUB、PDFのほかInDesign用のXML出力にも対応し、印刷用のファイルへの転用にも配慮している。 … [Read more...]

ペンギンBook Countryは商売か新人発掘か (♥)

ハーパー・コリンズ社のAuthonomy (2008~)に続いて、ペンギン社も自主出版支援プログラムBook Countryを立ち上げたが、ジョー・コンラス氏やデイヴィッド・ゴフラン氏などの人気自主出版作家がブログでその内容を厳しく批判して話題になっている。入稿原稿制作が99~549ドル、30%の版元マージンが高すぎるなどというものだが、ペンギンはこうした批判にきちんと答えており(paidContent, 11/19)、それなりの説得力があるが、このやり取りは、自主出版をめぐる「相場観」を示していて興味深い。[全文=♥会員] … [Read more...]

フォーマット・トラブルを避ける5つの方法

テクニカルサービスや拡張E-Bookの出版を行うVookは、製作において問題を起こすフォーマット・エラーを解説したホワイト・ペーパー「E-Bookエラー:よくある5つのトラブルを避ける方法」を無償公開した。EPUB本の著者エリザベス・カストロや、Open Roadのパブロ・デフェンディーニ、Booksquareブログのカーシャ・クロージャの3人のエキスパートが協力している。英文だが短いので読みやすい。ペーパーが指摘しているように、対策には制作システムをデジタルベース(見かけ上は両対応)に改めるしかない。 … [Read more...]