世界はどちらに向かっているのか?

大手コンサルティング会社 PricewaterhouseCoopers (PwC)は、6月5日に発表した年次レポートで、米国の一般商業出版市場において、2017年にE-Bookが印刷本を上回るという大胆な予測を披露した。150億ドルあまりの全体規模は変わらないまま、デジタルが現在の成長を維持し、その分紙が消えていくというラフな前提だが、根拠を明らかにしていない。最近 BookStatsで明らかになった事実を踏まえておらず、早くも批判が集まっている。書籍出版市場が成長することはなく、紙はフェイドアウトするもの、という「世間」の認識を示すものではある。 … [Read more...]

PwCがE-Book市場を予測:日本の成長は根拠に疑問

大手ビジネスコンサルティング会社のプライスウォーターハウス・クーパーズ(PwC)は、2016年までのメディアビジネスの動向に関する予測レポートを発表した。paidContent(6/12)が紹介した抜粋によると、2016年までに米国出版のE-Book比率は約50%に達するが、市場全体では210億ドルで年平均成長率1.1%と、規模は現状の195億ドルとほぼ変わらないという見立てだ。この予測は、現在の出版ビジネスの枠組を前提とする限り、つまり消費支出で考えるならば、理解できるものだが、商業出版を含めた出版の姿そのものが変わることを見ていない。 … [Read more...]

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