NYTがオーディオブック・ベストセラー発表

活字本全米のベストセラーを発表しているニューヨーク・タイムズ紙が、今週木曜からオーディオブックの月間リストを発表する。フィクション/ノン・フィクションの各15位までが前月の売上をもとにランクされるという。「信頼できる複数の独立したデータ・ソースに基づく」としか述べていないが、市場は歓迎するだろう。 … [Read more...]

米国保守系出版社が「NYTベストセラー」と絶縁

「保守系出版社」を標榜する米国ワシントンDCのRegnery Publishingのマリー・ロス社長は、ニューヨーク・タイムズ紙が発表するベストセラー・リストの透明性が欠如し、不正確でリベラルに偏しているとして同紙との関係を断絶することを発表した。米国の分裂が出版界に及んでいることを示した形だ。 … [Read more...]

分裂した2つの世界のベストセラー

Publishers Weekly (John Maher, 07/07)は、今年米国の上半期ベストセラーを印刷本(BookScan)とE-Book(Kindle 20)で比較し、後者でアマゾン出版 (AP)のタイトルが12点を占めたことを指摘している。APは2011年頃に活動を開始したが、E-Bookはビッグファイブを圧倒する存在になったことになる。 … [Read more...]

アマゾン・チャートで輝く自社ブランド本

アマゾンがベストセラー・リストAmazon Charts (AC-20)を発表して1週間が経過し、Publishers Weekly (PW, 05/25)が、このユニークなチャートの分析・評価を試みている。それによると、アマゾン出版本が他のリストより高く表示される傾向が目立った。これはアマゾン・チャートの動機の一つだったと見られている。 … [Read more...]

アマゾンが再構築する「本の秩序」(♥)

アマゾンがKindleの10年目となる今年に独自のチャートを導入したことの意味は重い。いずれのフォーマットでも市場の過半を占めるこの会社以外に有意な「ベストセラー」を発表することが困難になった時点で、新しい市場評価、新しい読書のための指標を提起したということにある。出版市場を再定義したのである。[全文=♥会員] … [Read more...]

週間ベストブック Amazon Charts Top 20登場

米国アマゾンは5月17日、初の週間ベスト・チャート Amazon Chartsをスタートさせた。前週の同社ストアでのユーザーの活動を反映するもので、印刷本、E-Book、A-Bookにまたがり、フィクション/ノン・フィクションに区分されている。伝統的なチャートと異なるのは、「販売」だけに注目していないことだ。 … [Read more...]

「ベストセラー」を使ったマーケティング

米国の新聞は、書評とともに週間ベストセラー・ランキングを提供し、販売に大きな影響力を持っていた。なかでも“New York Times Bestseller”は閲覧される機会も多く、最も権威を持っているはずなのだが、それは街の書店がランキング書籍を展示し、自動的にメディア機能を果たしていた時代までであったようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版を豊かにする人文系デジタル技術(2) ♥

コンテンツそのものの可能性を拡張するテキストマイニングは、従来の電子出版系技術とは性格を異にし、本を読み込むことから出発する。しかしアカデミックなものでもない。ターゲットはコストの最小化ではなく、リターンの最大化にある。出版をビジネスとして考える人には必要なものだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版を豊かにする人文系デジタル技術(1)

「数学はベストセラーを予測できるか」(07/21)という記事は、Newsweek日本版で転載していただいたこともあり、かなりの方に関心をもって読んでいただけた。米国で1ヵ月後に出る新刊本についての記事で、情報は不足しているが、現時点での筆者の問題意識を整理しておくのも無駄ではないと思う。 … [Read more...]

2014年上半期E-Book出版社ランキング

Digital Book Worldが2014年上半期の米国E-Book出版社パワーランキングを発表した。ペンギンランダム(40%)が圧倒的に強く、ハーパーコリンズ(25%)が続いたが、この2社でランク入り総数650回中の3分の2余りを占めた。アシェットは3位。アマゾンが4位で続き、5位のサイモン&シュスターまでで9割に近い。自主出版も健闘したものの25回 (3.8%)。 … [Read more...]

アマゾン出版がE-Bookベストセラーに一挙4点 (♥)

Digital Book World (DBW)が発表している週間E-Bookベストセラー・ランキングで、初めてアマゾン出版のタイトルが上位を占めた。首位のほか11位以内に4点という成績は、少なくともホームグラウンドではビッグ・ファイブに十分匹敵するもの。アマゾン出版は、大手書店の印刷版ボイコットで苦杯を嘗めたと考えられているが、わずか5年でこの成果は既成出版社を驚かせるものだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

“百円自主出版”が主流になる日

米国の週間E-BookベストセラーをウォッチしているDigital Book Worldは、4月第3週のランキング第1位と第2位を、0.99ドルの自主出版作品が占めたと発表した(4/23)。自主出版タイトルが1位に入ったのは今年に入って4回目。ベストセラーの平均価格はその影響で7ドルを割り込み、前週の7.43ドルから一挙に6.93ドルに下がった(過去の最低は$7.21)。0.99ドル(百円)ベストセラーは商業出版社の恐怖と言われてきたが、どうやらノーマルな現象となりつつある。 … [Read more...]

米国E-Book価格動向:価格刺激はしばしば当たる

Digital Book World (DBW)は、先週のE-Bookベストセラー・ランキングで、初めて自主出版系タイトルがトップを占めたことを明らかにした (3/12)。ジェニファー・アーメントラウト(J.リン)の恋愛小説 'Wait for You' で、2月26日に発売されたものの25位以内に入っていなかったが、著者=出版者の判断で限定3日間に$0.99(通常は$2.99)で販売したことで一躍トップに躍進したものと考えられている。こうした価格による刺激策は、旧作によく用いられるが、1ヵ月もたたない段階ではめずらしい。翌週がさらに注目される。 … [Read more...]

いくつ売ると、アマゾン・ベストセラー?

Publishers Weekly誌(PW)は3月10日、「アマゾン・ベストセラーに載るには何部売ったらいいか?」という興味深い記事を載せた。印刷本ベスト5の中から1点を選んで、Nielsen Bookscanの実売データをチェックして分析したものだ。アマゾンのシェアを30%として、その答は1日315~459部。1,000部台ではなく、意外とふつうの数字だった。当たり前の話だが本という商品はじつに息の長いものだ。E-Bookについての数字はまだないが、そのうち登場することを期待したい。 … [Read more...]

「突然のベストセラー」に即応したE-Book

サイモン&シュスター社が7月12日に刊行した、誘拐事件の被害者ジェイシー・ダガードさんの回想『盗まれた人生:ある思い出』(A Stolen Life)が、1日の売上としては最高の17万5,000部に達し、うち半分がE-Bookであったことが明らかになった。出版社側としては予想外で、特別なマーケティングや販促の体制を取っていなかったが、ABCによるTVインタビューが放映された直後から予約が殺到し、現在アマゾンのトップ100で首位を快走。米国の関係者は、即時性とアクセス性というE-Bookの利点が実証された事例として注目している。デジタル版を同時発売することの優位を実証するものでもある。 … [Read more...]

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