大出版社と図書館:米国「貸出料」大幅値上げ

米国マクミラン社は7月末、図書館へのデジタル(E-Book+A-Book)コンテンツの貸出規定変更に伴い、対象タイトルを3ヵ月の間貸出停止とすることを発表した。ビッグファイブの4社が同様の発表をしているが、停止を伴う切替えは初めてだろう。図書館関係者だけでなく、利用者の反撥を買っているようだが、それでは済まないかもしれない。 … [Read more...]

マクミランPronounの著者向け新サービス

5月にマクミラン傘下に入った自主出版プラットフォーム Pronounが、新たにブログ (The Verb)を創刊した。記事内容は著者のための編集、マーケティングのハウツー情報で、現代の出版のための実践的知識を提供している。内容は在来出版の関係者にも有効なもので、他のプラットフォームの類似サービスと比べても平均的に質が高い。 … [Read more...]

Pronoun (旧Vook)はなぜマクミラン傘下に入ったか

出版大手5社の一角、マクミラン出版がE-Book出版サービスのPronounを買収することが発表された。2009年の創業以来、紆余曲折を経たスタートアップ企業のゴールは、大手出版社の傘下だったことになる。単独ではビジネスモデルが成立たなかった結果だが、マクミランはなぜPronounを買ったのだろうか。 … [Read more...]

多様化する定額制ビジネスモデル (♥)

マクミラン社は7月9日、定額制サービスのScribdとOysterの2社に対し、新たに1,000タイトルを追加提供すると発表した。1月に「試験的措置」として1,000点を提供して以来のもので、結果が満足すべきものだったことを示しているようだ。既刊ベストセラー(フィクション/ノン・フィクション)や児童書(300点)も含まれている。[全文=♥会員] … [Read more...]

“三番手”マクミランがアマゾンと契約

マクミラン社は12月19日、先週末にアマゾンとの間で新しい複数年契約を締結したことを明らかにした。これには印刷書籍とE-Bookの両方が含まれ、後者にはエージェンシー・モデル(70/30)が適用されるという。アマゾンとの新契約は新年1月5日に発効する。皮肉なことに、アップルだけは2017年10月5日まで無制限に値引販売することが出来る。 … [Read more...]

確率の「奇跡」は出版に起きるか

本誌記事で取り上げたばかりのNext Big Book(以下NBB)が、BEA2014の第1回 Startup Challengeで第1位を獲得した。17社を対象に最も革新的なスタートアップ企業を選ぶもので、出版にデータ・マーケティングを導入する先進性が評価され、賞金は1万ドル。おそらくはすぐに「常識」となり、日本にも影響を与えそうなこのトレンドについて考えてみたい。 … [Read more...]

Next Big Bookでベストセラー予想 (♥)

ビッグ・ファイブの一角、マクミラン社は5月27日、ビジネスインテリジェンス(BI)解析の専門サービス Next Big Sound (NBS)と共同で、最新IT利用のマーケティング・ダッシュボード Next Big Book を開発したと発表した。「デジタル時代のブックマーケッターにとっての記念碑的な一歩を告げるもの」と自賛している。果たしてBig Bookはベストセラーを予言するか? [全文=♥会員] … [Read more...]

マクミランがアフィリエイト制導入(♥)

マクミラン社傘下のセント・マーチン出版は5月19日、マーケティング支援サービスの Swagbucksと提携し、会員制報奨プログラムREADを新たに立ち上げたと発表した。独自のアフィリエイトを導入したことになるが、エンゲージメント・マーケティングはかなり複雑なもので即効を期待すべきではないだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

マクミランが消費者訴訟地獄から脱出

マクミラン社は4月29日、デニーズ・コート連邦判事にE-Bookの価格談合を巡る消費者訴訟に関する原告側との和解交渉を完了したことを報告した。和解条件は承認されるが、アップルとペンギンの2社を被告とする係争は継続される。金額は2,625万ドル(約25億円)で、予想より高いものについたようだ。なお本件では、司法省、州当局および消費者代表がそれぞれ当事者となったことで、出版社側が和解を選択した後の手続きが長引いている。 … [Read more...]

マクミラン“降伏”でE-Book価格はさらに下値を模索

大手5社の中で唯一、司法省との和解を受け入れていなかったマクミラン社は2月8日、和解手続を完了し、2009年に始まる「エージェンシー価格カルテル」事件は一件落着した(アップルのみは係争を継続)。和解条件は他の4社と同じで、小売による値引き販売を認め、最恵国待遇(MFN)条項を禁じるものだ。マクミランの新刊書の値引きはまだ観測されていないが、他社の例から見て、E-Bookの平均価格はさらに下がっていくものと思われる。 … [Read more...]

大手出版社の「新人発掘」は成功するか?

マクミランの少年少女向け子会社であるMacmillan Children’s Publishing Group (MCPG)は、読者参加のクラウド・ソース型モデルを導入した恋愛小説ブランド Swoon Reads を立ち上げたと発表した。2013年春からWebサイトで投稿受付を開始し、公開された応募作は、一般からの評価を得て出版の可否が決定される。MCPGは、2014年から、系列のFeiwel and Friendsを通じて年間6~12点の刊行を目指している。同種のサービスが増える中で、大手出版社も「作家」を確保する手段を本気で模索していることを示すものだ。 … [Read more...]

DRMの終焉!?:マクミランTorがDRMなし直販 (♥)

マクミラン社系のSFファンタジー・ブランドであるTor/Forgeは4月24日、7月までにすべてのE-BookからDRMを外す方針を発表したが、今度は自社のオンラインストアで販売することを表明した(DBW, … [Read more...]

マクミランがイングラムと提携しPODサービス(♥)

マクミラン社は9月21日、米国の書籍卸最大手のイングラム社(Ingram Content Group Inc.)と提携し、オンデマンド印刷(POD)および配送サービスを開始することで合意したと発表した。マクミラン社は、在庫を最適化しつつ“ロングテイル”タイトルを迅速に配送できる体制を構築する。イングラム社はEspresso Book Machine (EBM)を使ったLightening Sourceというサービス網を構築している。 … [Read more...]

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