コミックは音/声をどう消化するか(3): ディズニーの回答(2) ♥

プロダクトライン開発は、「組織的かつ体系的なソフトウェア再利用」によって効率を最大化する資産の再利用方法だが、かなり複雑で、プロジェクト・マネージャの能力と権限に依存する部分が大きい(だから分かりやすい成功例は少ないのかもしれない)。しかし、コンテンツ一般はともかく、「キャラクター・ビジネス」のほうはプロダクトライン開発/管理手法がかなり使えそうだ。実際にディズニーはこれを使って21世紀型のコンテンツ・ビジネスモデルを完成させているのだ。マーベルは、それを応用・発展・精緻化させているのだろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

コミックは音/声をどう消化するか(2): ディズニーの回答(1) ♥

コミックにとって、オーディオは避けられないものだと思う。技術的には簡単で、アニメーションやゲーム動画がスマートフォンに氾濫する時代に、進めなければ衰退してしまう。それでは、最大の資産管理者であるディズニーはどうしているか。それは一つの回答であることは確かだ。 [全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンが駆動する「贈与の経済」(♥)

サッカーという巨大ビジネスでは、新興国から先進国まで「育成システム」が明確に意識されてきた。選手一人の移籍金が100億円を超えても誰も驚かない時代に、才能発見と育成と移籍(販売)は、超国家レベルの関心事となって当然ということだ。ではなぜ「クリエイティブ」には僅かな投資を惜しむのだろうか。アマゾンはそう考えない。[全文=♥会員] … [Read more...]

「マンガ」のレイアウトを考える (1) 連続性 (♥)

9月18-19日に東京の慶応大学で開催されたW3Cワークショップの議事録とレポートが公開された。「デジタル出版物のレイアウトと表現:マンガから雑誌まで」と題したイベントについては筆者が記事にしている。今回発表されたのは、スタッフの速記に基づく議事録で、このテーマに関心を持つ者にはとても有用かつ貴重なものだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

アマゾンが目ざすマンガ市場の復興 (2):出版を超える (♥)

アマゾンのマーケティングは、コンテンツのオーディエンスが得る「体験価値」をもとに市場をデザインすることを特色としている。その起点となるのはクリエイターで、作品と読者とのグローバルな接触だ。スケールが大きい分、リスクは少なく果実は大きいだろう。出版の枠を離れることでチャンスは大きくなる。[全文=♥会員] … [Read more...]

マンガ市場の復興 (1):インディーズマンガ

アマゾン・ジャパンは7月5日、KDPを拡大し、Kindleストアで漫画家が自作を無料で出版するためのプログラム「Kindleインディーズマンガ」を開始した。総額2000万円の「インディーズ無料マンガ基金」を創設。7月5日から12月31日までの約6カ月間に、基金から総額2000万円が分配される予定。最初の約1カ月で上位20名に選ばれた漫画家に各10万円が支払われるという。 … [Read more...]

粛々と進む日本の「デジタル転換」(♥)

出版科学研究所が昨年から発表している「電子出版の市場規模」によれば、2016年の電子出版物の売上は前年比27.1%増の1,909億円となったと発表された。出版物全体の市場は1兆6.618億円で対前年比0.6%減。デジタル比率は11.45%で、前年の9%から2ポイント以上の増加で、少なくとも形の上での「デジタル転換」は確実に進んでいるようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

専用E-Reader多様化の予感

専用E-Readerは、かつてに比べて影の薄い存在となっていると考えられているが、電子読書とストアにとっての価値は変わっていないし、デバイスとしての進化も止まっていない。Nookが消えても、秋のシーズンの賑わいがなくなるわけではない。今年の特徴は、Kindleの「マンガ・モデル」に代表される多様化のようだ。 … [Read more...]

マンガのデジタル化と出版流通の運命 (2) ♥

デジタルの世界は、紙も電波もCDもDVDも、新旧すべてのメディアを同じくコンテンツ化し、同じオンライン・プラットフォームに呑み込んでしまう。顧客が同じであれば、区別する理由は何もなく、それどころか機会は広がるからだ。原理的には在来のチャネルは淘汰される。しかし、そう単純なものではない。[全文=♥会員] … [Read more...]

マンガのデジタル化と出版流通の運命 (1)

日本の出版市場のデジタル化は、マンガが先行しており、もっぱらマンガだけで急成長している。理由は、出版社にとってそれが「火急」であり、一般書籍はそうでもないと考えられているからだろう。しかし、紙の流通は雑誌+マンガで支えられてきており、これは紙の流通にとって苦しいはずだ。 … [Read more...]

Scribdがコミック1万点を追加

Oysterとともにコンテンツの急拡大で定額制サービスをリードするScribdは2月10日、新たに1万点のデジタル・コミックをカタログに加えたと発表した。これでタイトルは100万点に達した。すでにオーディオブックも加えており、ブラウザの機能拡張によって対応フォーマットのバラエティも増えてきた。 … [Read more...]

Comixologyが人気マンガ配信

小学館・集英社系のマンガ販社 ビズメディア(Viz Media) と米国最大のコミック・プラットフォーム Comixology は6月10日、北米でのデジタル・マンガの販売に関して提携を発表し、Vizの500巻以上の人気タイトルがComixologyから入手可能になったことを明らかにした。Vizは今後もタイトルの Comixology対応を進めていくとしている。 … [Read more...]

JMangaサービス停止の波紋

「日本のマンガ出版社が連携して海外展開を目指」したJ.Manga.comは3月14日、コンテンツの販売(3月13日)、閲覧(5月30日)の全てを停止すると発表した(→サイトの告知)。集英社、小学館、講談社など国内出版社39社からなるデジタルコミック協議会の協賛の下、凸版印刷の関連会社であるビットウェイが2011年8月に設立したこの事業は、わずか1年半で潰え去った。米国を中心とした世界のファンに「電子書籍の悪夢」と「クールジャパンの寒い現実」という結果を残して。これも想定の範囲内だったのだろうか。 … [Read more...]

漫画『スティーブズ』出版ファンディングに成功

漫画家ユニット「うめ」(小沢 高広=原作と妹尾 朝子=作画) は、米国Kickstarterの日本版といえるソーシャル・ファンディング・サイトCAMPFIREを使った出版プロジェクト『スティーブズ』の続編連載企画の基金目標(50万円)をあっさり達成した。11月29日現在で229人から112万79円となっており、新年1月13日の最終締切には別の企画も可能になっていると思われる。赤松 健氏の「JコミFANディング」に続き、漫画出版でのソーシャル・ファンディング利用が増えそうだ。(『スティーブズ』第1話 ©うめ) … [Read more...]

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