Web出版に特別な仕掛けとして、書店や展示台、販売員の代わりに「プラットフォーム」がある。文字通り「飛び出る」仕掛けで、これまでメディア・ビジネスを大きく変えてきた。 特に中国のTikTokは、驚異的な速度でアクセスを稼 […]
マーケティング
Smashwords ‘Presales’を発表
中国に見る新しい本の市場:「読書三到」(♥)
中国の出版市場は、デジタルによって驚異的な高成長を始めた。読者も「書店」もSNSの向こうから出現し、広告と結びつくことで莫大な収入をもたらした。印刷本(とくに書店)は米国と同じく、ほとんど成長を止めているが、WebとSN […]
「時代は変わっている」とクーンツは言った。
翻訳や短編、ノン・フィクションなどで独自の領域を開拓してきたアマゾンの出版部門 (Amazon Publishing、以下=AP)が、米国を代表する作家の一人で日本でもファンが多い、ディーン・クーンツとの間で5つの契約を […]
Reedsyが新たにDiscoveryサービス
英国の出版マーケティング・サービスの Reedsy は、著者向けの Discoveryプラットフォームを発表した。出版の主体が「著者」に、サービスが「データ駆動」に移行したことを反映したものだが、「広告」を含めたアマゾン […]
Webを使えない紙時代の習慣
デジタルはアナログを模倣するところから始め、しだいにデジタル本来の可能性を開拓し、機能を使うようになる。とはいえ、新聞や雑誌、書籍などの活字系は、紙出版の伝統的なプロセス(の制約)をそのまま引き摺ったことが多く、立ち止ま […]
「世界最大の書店」はなぜ消えるのか: (1)本という商品
世界最大の書店、Barnes & Noble (B&N)の大量解雇の波紋が広がっている。有効で戦略なき「選択と集中」は清算プロセス、ということは常識だが、やはりB&Nともなると意味は大きい。一つの […]
「正装した本」の運命:ハードカバー
英国の高級紙 The Guardian (02/25)の文化欄が、出版専門誌 The Booksellerのフィリップ・ジョーンズ編集長に、「なぜ出版社はハードカバーを先に出し続けるのか」と聞いている。英国では印刷本のフ […]
アマゾンの大型企画で高騰する版権市場
Wall Street Journal によれば、アマゾンがオーディオ出版権の大規模な買い付けに乗り出した。これはAudibleなどでの独占販売権を含むもので、定額サービスと結びつけることで、版権市場に大きな影響があると […]
クラウドファンディング出版の可能性:(2)LGBT ♥
英国の編集者でジャーナリストのマット・ケイン氏が書いたLGBT恋愛小説 ‘The Madonna of Bolton’ は、男子がマイケル・ジャクソン、女子がダイアナ妃に憧れた時代、故郷のボルトンでマドンナに恋した9歳の […]