Reedsyが新たにDiscoveryサービス

英国の出版マーケティング・サービスの Reedsy は、著者向けの Discoveryプラットフォームを発表した。出版の主体が「著者」に、サービスが「データ駆動」に移行したことを反映したものだが、「広告」を含めたアマゾンの著者サービスと対抗して独自の付加価値を訴求できるかどうかが注目される。 … [Read more...]

Webを使えない紙時代の習慣

デジタルはアナログを模倣するところから始め、しだいにデジタル本来の可能性を開拓し、機能を使うようになる。とはいえ、新聞や雑誌、書籍などの活字系は、紙出版の伝統的なプロセス(の制約)をそのまま引き摺ったことが多く、立ち止まったまま動いていないところが少なくない。10年を超えているのにということだ。 … [Read more...]

「世界最大の書店」はなぜ消えるのか: (1)本という商品

世界最大の書店、Barnes & Noble (B&N)の大量解雇の波紋が広がっている。有効で戦略なき「選択と集中」は清算プロセス、ということは常識だが、やはりB&Nともなると意味は大きい。一つの業態が寿命を迎えたことを意味するからだ。出版社は大型書店が激減することを想定して行動しなければならないだろう。それはチャネルに与える以上の問題だ。 … [Read more...]

「正装した本」の運命:ハードカバー

英国の高級紙 The Guardian (02/25)の文化欄が、出版専門誌 The Booksellerのフィリップ・ジョーンズ編集長に、「なぜ出版社はハードカバーを先に出し続けるのか」と聞いている。英国では印刷本のフィクションで売上7,000万ポンド、シェア20%あまりに低下している背景があり、「なのになぜ」と聞いているわけだ。 … [Read more...]

アマゾンの大型企画で高騰する版権市場

Wall Street Journal によれば、アマゾンがオーディオ出版権の大規模な買い付けに乗り出した。これはAudibleなどでの独占販売権を含むもので、定額サービスと結びつけることで、版権市場に大きな影響があると見られる。市場の急拡大とともに、アップルなどの新規参入によって米国のオーディオブック市場におけるアマゾンのシェアは40%台にまで低下したと言われる。 … [Read more...]

クラウドファンディング出版の可能性:(2)LGBT ♥

英国の編集者でジャーナリストのマット・ケイン氏が書いたLGBT恋愛小説 'The Madonna of Bolton' は、男子がマイケル・ジャクソン、女子がダイアナ妃に憧れた時代、故郷のボルトンでマドンナに恋した9歳の主人公チャーリー・マシューズの人生をユーモラスに描いたもの。英国のクラウドファンディング出版サイト Unboundで資金調達に成功した。[全文=♥会員] … [Read more...]

米国保守系出版社が「NYTベストセラー」と絶縁

「保守系出版社」を標榜する米国ワシントンDCのRegnery Publishingのマリー・ロス社長は、ニューヨーク・タイムズ紙が発表するベストセラー・リストの透明性が欠如し、不正確でリベラルに偏しているとして同紙との関係を断絶することを発表した。米国の分裂が出版界に及んでいることを示した形だ。 … [Read more...]

著者のマーケティング能力評価 (♥)

自然淘汰としての「絶版」がなくなり、出版者が既刊本の山と格闘するデジタル時代にあって、米国では著者のマーケティング能力が出版プロジェクトの採否/成否を決める重要な要素となっている。著者には執筆能力のほかに、オーディエンス(読者)と「対話」する能力と実績が問われており、実際に出版社の判断の根拠にされているようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のデジタル適応とインディーズ(2)♥

今回の在来出版社の「勝利」は持続するだろうか。Good eReaderのコズロウスキ氏は、インディーズはその(徒花としての)役割を終えたと主張する。この人はタイトルに似合わずE-Book嫌い、とりわけ自主出版嫌いの記事を書くことで有名だが、今回は早くも「勝利」宣言をしている(10/13)。筆者はまったく逆のことを考えている。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版のデジタル適応とインディーズ(1) ♥

AERのQ3レポートは、初めてインディーズの快進撃が止まった印象を与えた。たしかに、勢いという意味ではそうかもしれない。しかしそれはインディーズの「戦術」を在来出版社が採用した結果であり、それによって市場の構造変化がさらに進んだことが重要だ。いまやインディーズは在来出版と互換性を持つ存在となったのだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

ISBNに未来はあるか (♥)

Nielsen Bookは7月25日、ISBNを簡単に発行するサービス ISBN Storeを英国で立上げると発表した。影が薄くなりかけているISBNを使いやすくしようというものだが、現状を考えると「10年遅い」し、印刷本に最適化されたISBNの再設計という課題への取組みが見えていないのが問題だろう。[全文=♥会員] … [Read more...]

Goodreadsが贈呈本懸賞プログラム

ソーシャル・プラットフォームのGoodreadsは5月3日、Kindle Ebook Giveaways (KEG)という販促プログラムのベータ版を、米国市場でアマゾン出版の対象本について開始したと発表した。このプログラムはベータ終了後、Kindleプラットフォームで出版する著者・出版社の販促手段として、1回につき119ドルで利用可能。 … [Read more...]

オーディオブック2016年展望 (5):A-Bookのフロンティア

A-Bookの市場展望の最後として、コズロウスキ氏の記事ではグローバル市場および周辺市場を取上げている。英語圏以外ではドイツが飛びぬけて成長規模が大きいが、ここではアマゾンの市場寡占が英語圏より進み、問題を生んでいる。周辺市場では、米国で圧倒的な普及をとげたポッドキャストとの結びつきに注目する。 … [Read more...]

オーディオブック2016年展望 (4):プラットフォームとブランド(♥)

活字とつながってはいるが独自なメディアであるA-Bookには、そのためのサービス・プラットフォームがある。しかし、A-Book市場で起きている現象は書籍出版と同じである。この区別と連関、ズレと同期は興味深いビジネスチャンスを生み出している。とはいえ、ここでもアマゾンは傘下のAudibleを通じて巧みにマーケティングを進めている。[期間限定公開=1月14日まで] … [Read more...]

オーディオブック2016年展望 (3):図書館とマスマーケット(♥)

本誌がA-Bookに注目する理由は、これが既存の商品と競合しない「新市場」で、それゆえに米国でも障害に遭うことなく成長していること、そして本が持つ未知の(忘れられた)機能と可能性を起動することで出版の再生・再構築につながると考えられるからだ。以下では、市場の拡大要因となる市場や動向を見ていく。[期間限定公開=1月14日まで] … [Read more...]

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