オーディオブックが主流になる日(♥)

オーディオブック (A-Book)は米国の出版ビジネスで最も高成長な部門だが、MarketWatch (Jeremy Olshan, 12/09)は、これが活字版を部数・売上で超えることが珍しくなくなってきたという記事を載せている。E-Bookを印刷本に従属させようとする発想と同様、声を活字に従属させる発想も時代遅れになっている。しかし、出版社はまだ気がついていないようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

Amazon Followと非アマゾン的読書秩序(♥)

アマゾンは、ファンが著者の最新の執筆活動を知ることができる Amazon Followというサービスを始めた。フォローしたい著者を選択すると、著者からの新刊・予約情報・投稿記事を素早く受け取ることが出来るというもの。同時にアマゾンは特定著者に関心を持つ消費者をまとめてフォローすることが出来る。まさにWebマーケティングの完成形に近い。[全文=♥会員] … [Read more...]

日本的出版システムの命数(2):アマゾン「お買い得キャンペーン」(♥)

アマゾンは、ビジネスモデルの土台に出版(正確には本の消費行為)を位置づけている、世界で唯一のメタ小売企業である。音量より音色やダイナミックレンジに注目する。つまり別の視点で市場をミクロ/マクロに観察し、じっくり腰を据えて的確なアプローチをしてくる。いわゆる「黒船」スタイルと正反対の柔軟なものだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

自主出版プラットフォームで普及する予約機能 (♥)

Smashwordsとアップル(iBooks) は、それぞれ完成ファイルや表紙がない段階でも、著者がメタデータを登録するだけで予約注文を受付ける新サービスを開始した。アマゾンKDPが昨年8月に導入して以来、予約は自主出版においても常識とされるに至ったようだ。マーケティング手段としての予約の効果は実証済であり、市場の活性化が期待できる。[全文=♥会員] … [Read more...]

キュレーションからD2Cへ (♥)

ニューヨークで5月27-8日の2日間開催されている IDPF Digital Book Conference (DBC)は、米国の出版界が直面する課題に応えるデジタル技術の方向を議論する場となっている。今年の最大のテーマは「出版物の氾濫にどう立ち向かうか」ということだったようだ。出版社に関する限り、答は明確なようだ。[全文=♥会員] … [Read more...]

職業作家のサバイバル戦略 (1):英国の事例

英国のスリラー作家マーク・ドーソン氏 (Mark Dawson)のサクセス・ストーリーをForbes誌が掲載している (Jay McGregor, 04/17)。アマゾンKDPを使って年間6桁(10万ポンド=数千万円台)を稼ぐまでになった話だが、偶然的要素が少ないだけに、ビジネスモデルとしての自主出版を検討する上で格好の事例を提供している。まずは事例の紹介から。 … [Read more...]

キーワード:オーディエンス

欧米の出版ビジネスの世界で「オーディエンス」という言葉が頻繁に使われるようになったのは、やはりインターネット時代に入ってからのことだ。これはメディアの変化により、出版と読者を再定義する必要から生じたもので、デジタル時代の出版を理解するための最も重要な鍵といえる。 … [Read more...]

デジタルの根本命題:セス・ゴディン氏の提言(3)♥

「読者」とは近代が生み出した概念で、ざっと300年余りの歴史がある。日本でもほぼ江戸時代には誕生したと考えてよいだろう。出版が大量生産・大量消費の時代を迎えた20世紀後半に、読者は大きく変容した。デジタルは20世紀の延長でもあり、断絶でもあるのだが、20世紀に育った出版社はここでどちらの方向を選択すべきなのだろうか。[全文=♥会員] … [Read more...]

デジタルの根本命題:セス・ゴディン氏の提言(2)♥

セス・ゴディン氏の提言は、出版社に<書店=書籍>から<読者/コンテンツ>へと戦略の再設定を求めるものだ(<アマゾン/電書>ではなく)。しかし、ソーシャルメディアを使った販促や話題の定額制モデルについては本質的に重要なものではないとしている。出版社の読者はたんなる(著者→)ファンや(書店→)消費者とは違う。[全文=♥会員] … [Read more...]

デジタルの根本命題:セス・ゴディン氏の提言(1)

ベストセラーの著者にしてマーケティングのカリスマ、セス・ゴディン氏が先週のDigital Book Worldに登場して出版社への提言を行った。目新しい内容ではないが、抜群のコミュニケーション能力による明快さと説得力はさすがのものがある。顧客と商品を理解することがビジネスの基本だが、人々はまだゲームが変質したことを知らない。 … [Read more...]

マーケティングに挑戦する大出版社

ハーパーコリンズ社は、人気タイトル120点を3ドル以下で直販するホリデーシーズン・キャンペーン “Fill Your E-Reader” を開始した。割引販売はめずらしくないが、自社サイト・専用アプリを使った“ダイレクト指向”に注目しないわけにはいかない。そしてアマゾン流のマーケティング発想にも驚かされる。これは大手出版社の新しい戦略の一端だろう。 … [Read more...]

E-Book広告の甘い香り

E-Bookのフロンティアの一つに<広告+出版>がある。11月2日のNew York Timesは、新作小説の出版を中心としたマルチメディア・プロジェクトに人工甘味料 Sweet’N Lowのメーカーがスポンサードしていることを伝えた。ブランドを作中に散りばめるプロダクト・プレイスメント(以下PP)が大きく取り上げられた最初のケースと思われる。 … [Read more...]

電子雑誌は紙からの脱皮を急げ(♥)

本誌記事「雑誌を失望させたNewsstand」は1日で3,000あまりのPVを記録して、この問題への関心が高いことに改めて気づかされた。雑誌のストアはこのビジネスの生命線となるものだが、ちょうどWiredのコラム (10/20)に「電子雑誌は死んだのか?」と題したライアン・ジョーンズ氏のブログ記事が掲載されており、問題提起として検討してみたい。[全文=♥会員] … [Read more...]

雑誌を失望させたNewsstand

デジタル・メディアの専門メディアであるDigidayに、「アップルNewsstandの格子からの脱出を望む出版社」という気になる記事(10/16)があった。ビジネスが機能しないためで、小出版社によるThe Magazineは廃刊を決めた。大出版社も使い勝手の悪さに苦闘しているという。基本的には膨大なタイトルにアップルのクラウド・サービスが追いつかないという問題だ。 … [Read more...]

アマゾンKDPが予約受付機能を提供

アマゾン-アシェット紛争では、アマゾンが「予約ボタン」を外して注目されたが、これまで大手出版社専用と考えられてきたこのサービスを、KDPに無償開放したことが明らかになった。発行前の販促・受注、刊行時の自動送信を可能とする「予約」は、自主出版のマーケティングに大きなメリットを与えるもので、出版社に対するプレッシャーにもなるとみられる。 … [Read more...]

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