出版社にとって必須になったメタデータ (♥)

今週ニューヨークで開催されたDigital Book World (DBW) 2017で、調査会社 Nielsen Bookのジョナサン・ストーパー社長が、米国と英国の市場におけるメタデータの利用とその効果に関する調査結果を発表した。2012年以来の4年にわたる周到な調査の成果で、今後のメタデータの利用拡大に大きな影響を及ぼすと思われる。[全文=♥会員] … [Read more...]

出版界の地殻変動を示す5枚のチャート (4)

出版におけるデジタル・マーケティングの基本はメタデータである。しかし、本の「見つかりやすさ/見つけやすさ」に関する技術は、これまではもっぱら図書館関係者に属してきた。いま米国の出版社は、どんなメタデータが、何に対して、誰に対して有効かを懸命に吸収しつつある。フリードマン氏は、メタデータの効用を典型的に示すグラフをピックアップしている。 … [Read more...]

バウカー+Vookが自主出版支援ビジネスで提携

世界最大の文献情報サービスを提供するバウカー社は、デジタル出版サービスのVookと提携して、ISBN取得サイトMyIdentifiers.comを使った自主出版支援サービスを展開する。同サイトを使う著者は、Vookの制作・流通ツールでISBNとメタデータ・サービスを利用し、アマゾン、B&N、アップルを含むオンライン・サイトで販売することが出来る。増大する自主出版によるサービス需要に応えるもの。とくにメタデータ・サービスが新たなプラットフォームとして浮上していることが注目される。 … [Read more...]

「本好き」サイトは本好きを惹きつけるか (♥)

「本を知っている」プラットフォームを謳ったBookish (「本好き」の意)が2月4日にサービスを開始した。19の出版社からの200万点あまりのタイトルを、独自の検索・推奨機能とともに提供するこのサービスは、「本を見つけやすくするために、あらゆる手立てを尽くした」と標榜するだけあって、40万人に及ぶ著作者プロフィール、18の大分類による掲載全タイトルの紹介、Publishers Weeklyの書評等々。従来の新刊中心のストアとはひと味違うものとなっている。[全文=♥会員] … [Read more...]

BISGがメタデータ・レポートを刊行

米国出版産業のシンクタンクであるBISGは6月27日、デジタル・サプライチェーンのステークホルダーである出版社、小売、ベンダーの各主体が書籍メタデータをどう使うべきかに関して、現状と動向を調査・分析・解説した報告書「書籍商品メタデータの開発・利用・修正」を刊行、発売した。BISG会員は$199、非会員は$499で提供される。37ページとしてはかなり高価だが、30社あまりのインタビューに基づいた利用と応用、成功事例など実践的な情報を含み、他では得られない内容となっている。メタデータは一見難しそうに見えるが、本の「見つけやすさ」「選びやすさ」に関わることであり、利用サイドから考えれば難しいものではな … [Read more...]

米国BISGがメタデータ利用の現状をレポート (♥)

米国出版産業のシンクタンクであるBISG (Book Industry Study Group)は、メタデータに関するレポートを発表し、出版社、サービスプロバイダー、卸売業者、小売業者、メーカーのいずれもが現状の標準に満足しておらず、ONIX 2.1のコアエレメントに39の新要素を追加することを求めていることを明らかにした。メタデータは、ネット上のコンテンツの「見つかりやすさ」を求める今日のマーケティングに不可欠なものとして、業界全体の関心を集めている。このレポートは、新規要素へのニーズが増大していることを示しているが、ONIXの有効性に疑問も生じている。(全文=♥会員) … [Read more...]

ePUB3が拓くオープンE-Bookリンキング(後)(♥)

プラットフォームは、コンテンツに紐を付けておきたい。コンテンツはプラットフォームを必要としながら、それから独立したい、という矛盾を孕みながら、E-Bookの市場は、たんなる静的コンテンツの配信を超えた、ダイナミックでソーシャルな方向(E-Book2.0)へと進化している。そして2.0の水準をオープンなサービスとして実現する上での大きな前進が、ePUB3におけるオープンなリンク機能といえる。出版界がビッグスリーと共存していく上で、これを使いこなし、ePUB3の達成水準を高めていくことが将来を決定することになる。そろそろ組版・レイアウトは卒業したい。[全文=♥会員] … [Read more...]

ePUB3が拓くオープンE-Bookリンキング(前)

ePUB3は、今世紀に入ってからのWebの発展(HTML5)を反映した、新世代のスタンダードだ。このグローバル標準での日本語仕様の開発と実装によって、われわれもフルにその恩恵に浴することになるのだが、そろそろレイアウトは卒業して、E-Bookをビジネスとして成立させる上でのePUB3の真価に目を向けるべき時だろう。奔放なまでにオープンなWebの血統を継ぐePUBがあれば、出版者は、禁断のリンゴを食べても平気だし、アマゾンの密林も楽に通り抜けられるかも知れないのだ。 … [Read more...]

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