「出版」はいかにして復興するか:ロシア (♥)

ロシアでは、大規模書店チェーン(ネットワーク)の合併で、流通主導の市場拡大が進行している。これまではオンラインが成長の鍵を握るという見方が強かったが、これまでインフラの整備が遅れていた書店=印刷本市場が成長機会を与えられたことが理由のようだ。伝統的な「読書大国」の成長は、ビジネスを超えた本の力を示している。 … [Read more...]

デジタル急進展のロシアで進む電子図書館

ロシア政府は先週、2015年から全土の公共図書館を現代的な情報・文化のハブに改造する「国立電子図書館」ネットワークの構築に乗り出すことを表明した。欧米の図書館が地域主導型なのに対してロシアは集権型で、技術的にはデジタルになじみやすいだけに、資金的に問題がなければ図書館の地域展開はスムーズに進むものと見られる。 … [Read more...]

欧州周辺に伸びる定額制サービス

サイモン&シュスター社は、デンマークの定額制E-BookサービスMofiboとの間で既刊本コンテンツの提供に関する契約を締結した(Bookseller, 09/30)。これにより同社の約2万点に及ぶ英語、デンマーク語のタイトルがアクセス可能になる。Kindle Unlimitedが早くも英国に上陸する中で、出版社は対抗勢力の登場に期待している。 … [Read more...]

非英語圏E-Book市場が離陸の兆し

非英語圏のE-Book市場が2013年に急成長を始めたようだ。100%あまりの成長を記録したドイツに続いて、オランダ、ロシア、ブラジルでも上昇が伝えられている。注目されるのは、ドイツ書店連合の Tolinoプラットフォームが1年を経ずにアマゾンに次ぐシェア(30%台後半)を得たことだ。もしこれが定着すれば、アマゾンが50%を取れない市場として理由が分析の対象になるだろう。 … [Read more...]

デジタル読書にハマるロシアの子供たち

Digital Parenting Russia プロジェクトは、ロシアでインターネット・ポータルを提供する Tvidi.Ru の後援の下に、7-15歳の少年少女を対象に、この世代のデジタル読書習慣について調べた興味深い調査結果を発表した(→英文PDF)。生徒の75%は宿題にE-Bookを利用しており、とくに専用E-Readerが好まれている。驚異的ともいえる普及率は、反面で海賊版(非正規コピー)の大流行という現実と一体になっている。 … [Read more...]

読書大国ロシアは未来の出版大国になるか

ロシアのE-Book出版社で組織するオンライン出版社協会は、E-Book市場に関するレポートを発表し、2012年の売上が800万ドルと倍増したことを明らかにした。しかし、額としてはわずかなもので、ロシアの出版市場の1%でしかない。デバイス市場(推定2,000万ドル)と比べてもアンバランスだが、その間にはやはり「違法コピー」が存在する。 … [Read more...]

ロシアのE-Reader市場の胎動 (♥)

これまでのところ、E-Bookのブームは「アングロアメリカ市場」の現象で、非英語圏ではまだ「爆発的な変化」は起きていない。E-Readerとオンラインストアという環境がある程度の数のコンテンツと結びついた時に、臨界は起きると考えられるから、E-Readerの台数を追っていけば、有力な指標となるだろう。ロシアでは今年前半の6ヵ月で、65万8,000台のE-Readerが売れたという。また、ロシアの政府系ファンドの支援を得た英国のプラスティック・ロジック社は、製品化を完了させ、学校向けに出荷するところまで漕ぎつけた。なんらかの変化を予感させる兆候ではある。[全文=♥会員] … [Read more...]

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