米国の出版界はE-Bookをめぐって二分している。現状認識から情報源まで共有していないのだから深刻だが、その中で両派から等しく信頼されるマイク・シャツキン氏が最近のコラムで、価格問題に関するこれまでの見方を撤回することを […]
価格戦争
新しい「価格戦争」がもたらす変化(2) ♥
デジタル時代、本は他のコンテンツと隔離された存在ではなく、紙とE-Bookの市場を隔離することも不可能だ。E-Bookの価格引上げは、戦線の拡大と泥沼化をもたらそうとしている。解決の方法あるが、もしかすると、リーダーの認 […]
新しい「価格戦争」がもたらす変化(1)
昨年の今ごろは、アマゾン対アシェットの「価格戦争」の話題で間断するところがなかった。暮れに大手5社の主張が反映された新契約が締結されて以来、大手5社のE-Book価格は「改訂」され、5割近くも跳ね上がった。出版社の勝利、 […]
アシェットは衰弱したガゼルか?
アシェット社とアマゾンの契約をめぐる紛争で新たな動きがあり、しだいに背景が見えてきた。Publishers Weekly (5/12)の見立て通り「本件」は印刷本ではなく、E-Bookだったようだ。Wall St. Jo […]
アマゾン vs. アシェットの攻防
メーカーと小売は、互いに不可欠な存在でありながら、価格を中心とする取引条件をめぐっては時に緊張関係を呈する。出版業界でも同じことなのだが、一方の当事者が米国書籍流通のシェア3分の1以上を占め、あらゆる関連業態に進出するア […]