書店の個性とは何か(2):ダイナミズム ♥

「あれと同じものを」と指さして注文すれば万国共通どこでも通じるので、この表現は買い物外国語の文例で必ず載っている。逆に「どれとも違うもの」という注文は、「私に相応しいものを」と同様どこでも通じにくいだろう。個性というのは難しい。これを理解し、人に理解させるのはよほどの知識とロジックを持たなければならない。ウォーターストーンズ(WS)とアマゾンは、違う出発点から同じ課題に挑戦した。 … [Read more...]

書店の個性とは何か(1):B2Bという限界 ♥

ジェームズ・ドーント氏は間違いなく個性的で興味深い人物で、ロンドンの6つのドーント書店は、本好きならどれも一度は行ってみたくなる。しかし3桁もあるウォーターストーンズ (WS)の個々の店舗となると、別の次元の精密な設計とオペレーションが必要だ。地域の顧客・消費者の「個性や傾向」を反映したものということなるが、どうやってそれを実現するのだろうか。(全文=♥会員) … [Read more...]

E-Bookが急浮上し、印刷版沈下の米国出版界 (♥)

2010 年は、たしかに米国にとっての「 E-Book 元年」だった。この一年に米国で何が起きたかを知ることは、歴史的にも意味があることだ。幸いにして、米国の出版産業、あるいはマーケティング会社は様々な角度からこの構造変化を捉えるための定点観測データを揃えており、それらを分析することで、間違った常識や俗説にとらわれない正確な見方を得ることができる。たとえば、 E-Reader は印刷書籍の購買を減らすのか、書籍産業全体としてはどうか、ユーザーは専用リーダと LCD … [Read more...]

米国市場は8月も好調維持。シェアは9%に

米国出版協会(AAP)およびIDPFは10月14日、8月の国内書籍出荷額を発表した。7月に再び上昇に転じたE-Bookは8月も好調を維持し、3,900万ドルで前年同月の2.7倍を記録した。過去最高だった前月の4,080万ドル(同2.5倍)に近い数字となったことで、9月の数字と合わせたQ3(7~9月)は1億2,000万ドル前後となり、四半期ベースでの停滞(Q1→Q2)から脱出することがはっきりした。Q4も2倍以上のペースを保てば、年間で5億ドルも望める状況。8月末時点のE-Bookのシェアは9%(2.63億ドル)で、2010年全体としては10%に近いものとなろう。 … [Read more...]

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