出版社を炎上から防ぐWeb使用法 (♥)

この時代、立場のいかんを問わず、活字は何とか守りたいと筆者は思っている。誰であれ活字関係者が石礫を浴びているのを見れば胸が痛む。10年以上Webメディアで情報を発信してきた身として、活字関係者にWebとの「付合い方」を提言してみたいと思う。とはいっても、消費される「話題」のリスク管理は専門外なので、それ以外だ。 (鎌田、09/27/2018) [全文=♥会員] … [Read more...]

「炎上」するWebと「燃え落ちる」紙

「新潮45」の休刊(廃刊)は、Webと活字の関係を考えさせる事件であった。活字出版社がWebというメディアの罠に落ちた。「Web・TV・活字」の炎上サイクルのやり繰りに活路を見出したかに見えた出版社の現場が、焦って下手を打った。版の軽重が問われる、追い詰められた土壇場で…。 … [Read more...]

停滞する活字と拡大する音声出版

米国のオーディオブック市場は昨年も30%近い成長を継続し、停滞する出版ビジネスの唯一の成長分野としての地位を確定させているが、大手出版社の1Q業績に占める比重も大きくなってきた。あらゆる数字は活字出版の圧倒的優勢が過去のものとなりつつあることを示しているが、出版社はまだこの構造的変化に対応しきれていない。 … [Read more...]

米国出版業界がいま知る「失われた5年」

米国出版社協会(AAP)は9月28日、会員1,200社の5月の販売統計を発表し、E-Bookの売上が2年以上ぶりに前年比でプラスとなったことを明らかにした。2.4%とごくわずかなものだが、AAPの発表はハードカバー(+6.7%)ではなく、これをリリースの見出しとした。E-Bookの数字が再び注目されるようになったことを示している。これはただごとではない。 … [Read more...]

デジタルの脅威は「外」からだった

出版界は、これまでデジタルを内なる脅威とみて嫌悪してきた。それが近視眼であることを本誌は主張してきたのだが、米国ではようやくそれが外からのものであることが認識されてきたようだ。Publishers Weeklyが出版人を対象に行った調査では、24%が「他のメディア」との競争が火急の問題であると回答した。 … [Read more...]

紙とデジタルの関係(1):新しいゲーム (♥)

デジタル時代の出版で絶対に欠かせないのは、サプライチェーンの両端にいる著者と読者だけで、その中間の存在は両者に対して何が提供できるかで価値を証明しなければならない、とジェフ・ベゾス氏は述べ、「コンテンツが王様」という俗論を排して両端重視のプラットフォームを構築した。彼の「極論」が証明されるのに10年はかからなかった。[全文=♥会員] ☆期間限定公開=10/6まで(本誌7周年と東京国際ブックフェアを祝して) … [Read more...]

出版社が著者になる日(♥)

書店、出版社に勤めた後、デジタルがディスラプトした写真、地図業界を経験し、現在はPubleratiというスタートアップで新しい出版ビジネスモデルを試行しているケイラブ・メーソン氏は、出版社と著者の距離が離れてしまったことに注目し、出版社が著作権を持つソフトウェア・ビジネスのようなスタイルが普及すると予想している。[全文=♥会員] … [Read more...]

誰が出版社を潰すのか

英国のインデペンデント紙は11月30日、今年6月30日までの1年間に、128の出版社が市場から消え(前年は81社)、E-Bookの普及がその要因であるという調査会社の説明を加えた。こうした飛躍した記事が常識的推論として大メディアに浸出するということは、「デジタルによる出版の衰退」がすでに迷信として定着しかかっていることを示すものだろう。 … [Read more...]

Kindleに流れる米国出版社(1):選択の背景

出版社の間に、E-Bookの販路をアマゾンに絞り込む動きが起きている。KUによる収入が期待できるという事実が、「Kindle独占」という負のイメージを吹き払った結果とみられるが、しだいに業界の地図を塗り替えるものとなるだろう。地殻変動の原因は自主出版を始めた著者であり、出版社はそれに追随した(あるいは追い立てられた)ものでもある。 … [Read more...]

Kindleに流れる米国出版社(2):地殻変動(♥)

出版のすべての機能をサービスとして再編する自主出版こそは、デジタル出版における最初の「破壊的イノベーション」であった。メガ出版社とふつうの出版社はこの波紋に対して逆の対応をとろうとしている。アマゾンのライバルたちは、自らを無効化するこの流れに対して独自の答を出せるだろうか。[全文=♥会員] … [Read more...]