ジャンル・フィクション台頭の意味するもの (♥)

ハーレクイン社はコスモポリタン誌との提携によるE-Bookプログラム ‘Red Hot Reads’ のキックオフとしてエロチカ・ロマンスの大御所シルビア・デイとの間に2点の出版契約を結んだことを発表した。金額は7桁(x百万ドル)。雑誌や新聞が書籍(E-Book)に進出する動きは昨年から目立っており、雑誌(Playboy、Newsweek/Daily Beast)、新聞(Washington Post、Wall Street … [Read more...]

大手出版社の「新人発掘」は成功するか?

マクミランの少年少女向け子会社であるMacmillan Children’s Publishing Group (MCPG)は、読者参加のクラウド・ソース型モデルを導入した恋愛小説ブランド Swoon Reads を立ち上げたと発表した。2013年春からWebサイトで投稿受付を開始し、公開された応募作は、一般からの評価を得て出版の可否が決定される。MCPGは、2014年から、系列のFeiwel and Friendsを通じて年間6~12点の刊行を目指している。同種のサービスが増える中で、大手出版社も「作家」を確保する手段を本気で模索していることを示すものだ。 … [Read more...]

「’Fifty Shades’ 現象」に乗る欧米出版社:(上)

Publishers Weekly (Rachel Deal, 9/28)誌によれば、夏のロンドンなどに続き、フランクフルト・ブックフェアでも、E.L.ジェームズ(写真)の世界的ベストセラー 'Fifty Shades of Grey' が大きな話題として取り上げられ、また同分野の版権取引が活発に行われるという。この三部作の作品評価はともかく (賛否両論というより、かなり悪い)、4,000万部を超えた驚異的な世界的成功から現在の出版マーケティングを読み解くキーワードが得られるのではと誰もが考えたということである。 … [Read more...]

中堅出版社買収で拡大するアマゾンの出版戦略 (♥)

経営不振に陥っていたニューヨークのジャンル(風俗)小説出版社、ドーチェスター出版が保有する千点以上のタイトルの版権を、アマゾン出版(シアトル)がオークションで落札したことが明らかになった (→リリース)。これにより、著者印税の未払い分が清算され、アマゾン出版は落札したタイトルの発行を引き継ぐことになる。シアトル社は一挙にリストを拡充した。なお、著者が希望しない場合は、他の出版社を選択したり自主出版することも可能。作家や著者エージェントはいずれも歓迎のコメントを寄せている。アマゾン出版はジャンル・フィクションで買収を繰り返しており、この E-Book … [Read more...]

E-Bookで広がるジャンル・フィクション出版 (♥)

2月5日の英紙The Guardianは、「ホラーやロマンスなどジャンル・フィクションと総称される新しいカテゴリーがE-Bookを牽引している」ことを伝える記事を掲載した。個性的なベストセラー作家が主役の重量級フィクションではない、消費型の類型的大衆娯楽小説だ。「数撃ちゃ当たる」玉石混淆を嫌う出版社は多いが、コストが劇的に下がった以上、ともかく出版し、駄作でも儲かる仕組みを開拓し活用するのは必然だろう。しかし、コストが低いだけに競争も激しく、参入にはマーケティングの壁を乗り越える必要がある。 [全文=♥会員] … [Read more...]

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