「再販制は死んだ。出版万歳!」

アマゾンジャパンは1月31日、取引出版社(現在約3000社)との間で「買切条件で仕入」、同時に「自動発注システム」を全商品に対して試行するという新方針を記者会見で発表した。返品率を現在の20%から引下げるのが目標というが、在庫品の値下げ販売(協議制)を含んでおり、事実上の「卸販売」への移行を意味する。 … [Read more...]

ボーダーズの退場でオンライン書店が急伸

米国バウカー社が四半期毎に発表する出版流通サーベイPubTrackは、4-6月期(2Q11)の数字を発表したが、ボーダーズの閉鎖など大型小売店の衰退の影響を示したものとなった。オンライン書店は、今年前半に対前年同期で35.3%増と急増し、シェアは10ポイント近く伸びて37.0%を占め、初めて大型店を抜いた。これはもちろんE-Bookの急増によるところが大きい。数量ベースでみた2Q11のE-Bookのシェアは、13.7%に達し、前年同期の3.2%から一桁増加した。しかし1Qと2Qではほとんど変化がない。(Publishers Weekly, 10/14) … [Read more...]

書店は本のショールーム、オアシスが涸れる時

米国の出版・メディア調査会社シンバ・インフォメーション(コネチカット州スタンフォード)は8月25日、書籍の小売に関する年次調査レポートを発表し、チャネル区分およびフォーマット毎の動向を明らかにした(リリース)。それによると、米国の成人の10%近くが、E-Bookを購入する際の「ショールーム」としても書店が利用されており、ボーダーズの倒産などで書店数が減少すればE-Bookの販売にも影響が出る可能性があるという。デジタルと紙を含めた出版エコシステム全体での書店の位置を明らかにした調査はめずらしい。 … [Read more...]

英国政府がE-Book販売代理制を公正競争で調査

Booksellers.com (2/1)によると、英国公正取引庁(OFT)は、相当数の申し立てに基づいて、E-Bookのエージェンシー価格制(代理販売)の当否についての調査を開始することを明らかにした。OFTはこれが「一部の出版社が一部の小売業者に対し、E-Bookの販売において導入している取決めが競争ルールに違反していないか」に関するもので「調査はまだ初期段階にあり、当事者が公正競争法規に違反しているとの予断を持つべきではない、としている。 … [Read more...]

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