読書もプラットフォームもハイブリッドに

米国の出版シンクタンクBISGが発表した「E-Book読書に関する消費者態度調査」で、E-Bookばかりをもっぱら読んでいる消費者の割合が、2011年8月の70%から2012年5月の60%に、10ポイントの減少を見せたことが明らかになった(PublishersWeekly, 8/2)。同時に、E-Bookあるいは印刷本のどちらか一方に偏らず、ジャンルによって分けている、という人は25%から34%に増加しており、ハイブリッドの傾向が顕著になっている。また、デバイスではKindle Fireが初めて20%台に達し、iPadを抜いた。これらの数字が語ることは小さくないと思う。 … [Read more...]

高速で米国に追いついた英国E-Book市場

書籍市場の専門調査会社バウカー社(Bowker Market Research)は5月14日、英国消費者を対象とした調査に基づく報告書(Understanding the Digital Consumer 2011/2012)を刊行した(→リリース)。デジタル・リーディングの普及で、英国は2年ほど米国市場から遅れていると言われていたが、最近では年300%以上の成長で差を縮め、ほぼ並ぶところまできた。タブレットを読書に使う人は1年前の調査の倍になったが、なお12%あまりで、Kindleが圧倒している。しかし、子供はそうでもないようだ。 … [Read more...]

バウカー社Global Monitorの調査結果は衝撃的

ニューヨークで今週開催されたPublishing Business Expo & Conference 2012で、バウカー社のケリー・ギャレガー副社長が講演し(→スライド)、最新の世界(10ヵ国)市場動向をフォローするGlobal eBook … [Read more...]

E-Book購入者は何でも良く買うとBISG調査

米国出版産業のシンクタンクであるBISG (Book Industry Study Group) [»関連]は2月28日、E-Bookに関する消費者行動調査(Vol.3)の最新レポートを刊行し、E-Book読者の半数以上が(印刷本も含めて)書籍購入を増やしており、3分の1以上が一般の通販サイトの利用も増やしていることを示した。しかし同じく3分の1以上は実書店からの購入を減らしている。紙かデジタルか、というフォーマット以上に、リアルかオンラインか、という購入行動の問題が大きい。 … [Read more...]

消費者の満足が市場を活性化する:BISGレポート

米国のシンクタンクBook Industry Study Group (BISG)の「E-Bookでの読書に関する消費者態度調査」の最新版(Vol.2)が11月9日に発表され、市場の拡大とともに消費者の満足の高さが浮き彫りになった。過去18ヵ月間に印刷本を購入し、同時にE-Bookも買った消費者の50%近くは、好きな作家の新刊を、3ヵ月までなら電子版の発売を待つと回答した。1年前の調査では38%だった。BISGでは、消費者の態度が、数ヶ月の単位で変化していると述べている。レポートの提供は11月21日の週から。 … [Read more...]

看護士は先進的な専門コンテンツ・ユーザー

大手学術出版社のシュプリンガーは、米国の看護士のE-Reader保有率が41.5%に達し、31.4%が医療関係の教科書を購入しているとの調査結果を明らかにした(Healthcare IT News, 10/31)。機種別では、Kindleが61.4%、Nookが16.8%。またスマートフォンあるいはタブレットを保有している看護士は74.6%で、看護・医療関係のアプリをダウンロードしているとする人も53.6%に達している。E-Book/アプリが専門職に着実に浸透していることを示すもので、医療向けE-Book/アプリは高い成長が見込めそうだ。 … [Read more...]

E-Bookの「適正」価格問題と消費者心理

価格戦略を中心としたマーケティング調査で定評のあるサイモン・クーヒャー社(Simon-Kucher & … [Read more...]

米国iPad雑誌の苦闘:広告は成立つか?(♥)

米国の大手広告エージェンシー、MediaVestが最近行った調査によると、iPadユーザーの用途の中で雑誌アプリの購読は予想外に低いことが分かった、とAdvertising Age (11/10)が伝えている。インターネットアクセス、メール、音楽、読書、地図閲覧、写真閲覧、カレンダー、ビデオ鑑賞、ラジオ聴取、新聞閲読…と続いて、ほとんど最後に来るのが雑誌アプリだ。まだ広告媒体として認知を得られる段階ではないことを意味する。理由は、iPadユーザーが、従来のアップル製品ユーザーとはかなり違う層に市場を広げたことにあるようだ。(全文=♥) … [Read more...]

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